
C1〜C20
99C1
医療面接における歯科医師の態度で適切でないのはどれか。
a 傾 聴
b 共 感
c 支 持
d 尊 重
e 批 判
99C2
50歳の男性。検査項目と検査値との組合せで基準値内にあるのはどれか。
a ヘモグロビン────7g/dl
b ヘマトクリット───45%
c 白血球──────18,000/μl
d 空腹時血糖────280mg/dl
e 血清総タンパク───3.0g/dl
99C3
患者に使用した注射針を誤って指先に刺した。
まず行う対応はどれか。
a 創部周囲を圧迫して血液をしぼり出す。
b 広域抗菌薬を服用する。
c 医療安全管理者に報告する。
d 患者のHBV抗体を検査する。
e HBVワクチンの接種を受ける。
99C4
切削に用いるのはどれか。
a サンドペーパーコーン
b タングステンカーバイドバー
c カーボランダムポイント
d ポリディスク
e フェルトホイール
99C5
口腔内から触診するのはどれか。
a 咬筋浅部
b 咬筋深部
c 側頭筋前部
d 外側翼突筋
e 胸鎖乳突筋
99C6
閉口筋はどれか。
a 顎二腹筋
b 胸鎖乳突筋
c 顎舌骨筋
d 外側翼突筋
e 側頭筋
99C7
無歯顎者の顔貌の特徴はどれか。
a 深い鼻唇溝
b 鼻下点─オトガイ間距離の増加
c 厚い赤唇
d 口角の挙上
e 明瞭な人中
99C8
レジン前装鋳造冠の前装レジン破折の原因となるのはどれか。
a リテンションビーズの使用
b 金属接着用プライマーの使用
c 金属による切縁被覆
d 光照射量の不足
e オペークレジンの使用
99C9
陶材焼付鋳造冠ブリッジの製作過程で操作温度が最も高いのはどれか。
a 焼付用陶材の焼成
b 前ろう付け
c ディギャッシング
d 後ろう付け
e 焼付用金属の融解
99C10
冠連結の目的で誤っているのはどれか。
a 咬合力の分散
b 維持力の増強
c 食片圧入の防止
d 適合性の向上
e 支台歯の挺出防止
99C11
正しいのはどれか。
a 上部鼓形空隙は歯間ブラシでの清掃を必要とする。
b 上部鼓形空隙は垂直的食片圧入と関係する。
c 上部鼓形空隙は下部鼓形空隙よりも大きい。
d 下部鼓形空隙は食塊形成に関係する。
e 下部鼓形空隙は加齢とともに減少する。
99C12
機械的維持を用いない組合せはどれか。
a 前装レジン─────────メタルフレーム
b コーヌス冠の内冠──────コーヌス冠の外冠
c ブリッジのキー───────キーウェイ
d ラミネートベニアクラウン───支台歯
e クラスプ脚─────────レジン床
99C13
生活歯である上顎中切歯にオールセラミッククラウンの支台歯形成を行った。
形成面への処置で適切なのはどれか。
a 無水アルコールでの清拭
b 30%リン酸溶液での清拭
c 3%過酸化水素水での清拭
d シランカップリング剤の塗布
e フッ化水素酸の塗布
99C14
右側側方チェックバイト記録で調整できるのはどれか。
a 左側側方顆路角
b 右側矢状顆路傾斜
c 右側ベネット角
d 右側側方切歯路角
e Balkwill角
99C15
仮想咬合平面の決定で基準となるのはどれか。
(1)耳珠上縁
(2)口 角
(3)眼窩下点
(4)オトガイ点
(5)鼻下点
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99C16
リンガルバーで正しいのはどれか。
(1)舌側傾斜の強い歯列に適応する。
(2)断面形態は円形とする。
(3)上縁は遊離歯肉縁から3mm以上離す。
(4)下縁は舌小帯を避ける。
(5)舌側粘膜を圧迫する。
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99C17
前歯部人工歯の選択基準とならないのはどれか。
a 口角線
b 下唇線
c 上唇線
d 正中線
e 鼻翼幅線
99C18
人工歯とその選択に関連する項目との組合せで正しいのはどれか。
a 前歯の大きさ───切歯乳頭
b 前歯の色調────モールドガイド
c 前歯の形態────矢状顆路傾斜
d 臼歯の形態────矢状切歯路角
e 臼歯の大きさ───レトロモラーパッド
99C19
無歯顎患者の水平的顎間関係を決定できるのはどれか。
a 顔面形態計測
b 安静空隙量計測
c 切歯路描記
d F発音
e S発音
99C20
上下顎全部床義歯装着患者で咬合位の低下が疑われる。
まず行う対応はどれか。
a チェックバイトの採得
b ゴシックアーチの描記
c パラトグラムの採得
d 安静空隙量の計測
e 最大開口量の計測
C21〜C40
99C21
Kennedyの分類の基準となるのはどれか。
a 義歯床と支台歯との近遠心的位置関係
b 欠損様式と咬合負担様式
c 臼歯による咬合支持域
d 遊離端義歯の支持様式
e 義歯の維持装置の位置と数
99C22
正しい組合せはどれか。
(1)即時義歯────抜 歯
(2)暫間義歯────陶 歯
(3)顎義歯─────口唇裂
(4)移行義歯────アタッチメント
(5)治療用義歯───粘膜調整材
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99C23
個人トレーで両側遊離端義歯の最終印象を行うことにした。
適切な組合せはどれか。
a 印象用コンパウンド────────アルジネート印象材
b 印象用コンパウンド────────シリコーンゴム印象材
c 印象用コンパウンド────────酸化亜鉛ユージノールペースト
d パテタイプシリコーンゴム印象材───シリコーンゴム印象材
e 寒天印象材───────────アルジネート印象材
99C24
インプラント義歯の基本構造でないのはどれか。
a インプラント体
b 上部構造
c アバットメント
d アバットメントスクリュー
e サージカルステント
99C25
次の文により25、26の問いに答えよ。
20歳の女性。歯の着色を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.1A)、エックス線写真(別冊No.1B)および治療に用いたカスタムトレーの写真(別冊No.1C)を別に示す。


25 考えられる原因はどれか。
a コーヒーの頻回摂取
b 抜髄処置
c 歯の清掃不良
d 幼児期のテトラサイクリン服用
e 歯の外傷
26 トレー内に注入したジェルの成分はどれか。
a 次亜塩素酸ナトリウム
b 塩化ベンザルコニウム
c 水酸化カルシウム
d 過酸化ベンゾイル
e 過酸化尿素
99C27
30歳の女性。上顎前歯の破折を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.2A)、支台歯形成後の写真(別冊No.2B)、作業用模型の写真(別冊No.2C)および装置合着後の口腔内写真(別冊No.2D)を別に示す。


唇側に付与したマージン形態はどれか。
a ナイフエッジ
b ショルダー
c ベベルドショルダー
d ディープシャンファー
e フェザー
99C28
38歳の男性。上顎右側中切歯の外観不良を主訴として来院した。2日前に1┘が破折し、その後一過性に冷水痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No.3A)、補助ピン植立時の写真(別冊No.3B)およびレジン支台築造後の写真(別冊No.3C)を別に示す。

支台築造の目的はどれか。2つ選べ。
a 歯髄の保存
b 二次齲蝕の予防
c 歯周組織の保護
d 印象操作性の向上
e 治療回数の減少
99C29
52歳の男性。下顎左側第二大臼歯の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。5年前に一部被覆冠を装着したが、3週前から硬固物咀嚼時に疼痛があるという。両側の咬筋と側頭筋前部とに圧痛を認める。初診時の口腔内写真(別冊No.4A、B)とエックス線写真(別冊No.4C)とを別に示す。

考えられる原因はどれか。
a 冠の腐食
b 象牙質粒
c マージンの不適合
d 食片圧入
e ブラキシズム
99C30
48歳の女性。下顎右側臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。7年前に装着した➆6➄┐ブリッジの5┐支台装置が脱離している。初診時の口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線写真(別冊No.5B)とを別に示す。

脱離の原因で最も考えられるのはどれか。
a 支台装置の保持力不足
b 支台歯の動揺
c 支台歯の近心傾斜
d 接着性レジンセメントの使用
e ポンティックの前装
99C31
55歳の女性。ブリッジの支台装置が一部脱離し、再製作を希望して来院した。ブリッジを撤去し、審美性を考慮してテンポラリーブリッジを製作することにした。ブリッジ撤去後の口腔内写真(別冊No.6)を別に示す。

テンポラリーブリッジのポンティックの形態で適切なのはどれか。
a 有根型
b 離底型
c 偏側型
d 船底型
e 鞍状型
99C32
63歳の女性。下顎義歯床下粘膜の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。義歯は1か月前に装着し、1週前から疼痛を感じているという。初診時の口腔内写真(別冊No.7A)、下顎義歯の写真(別冊No.7B)および適合試験の写真(別冊No.7C)を別に示す。


考えられる原因はどれか。
a 顎堤の吸収
b 床面積の不足
c 支持の不足
d 人工歯数の不足
e 辺縁封鎖の不足
99C33
68歳の女性。人工歯の脱落を主訴として来院した。義歯は5年前に装着し、2日前に脱落したという。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、義歯の写真(別冊No.8B)、下顎義歯の適合試験の写真(別冊No.8C)および脱落した人工歯を元に戻した咬合接触の写真(別冊No.8D)を別に示す。


疑われる原因はどれか。2つ選べ。
a リップサポートの不足
b 顎堤の吸収
c 大きな調節彎曲
d 咬合接触の変化
e 重合の不良
99C34
78歳の女性。嚥下しにくいことを主訴として来院した。上下顎全部床義歯を2日前に装着した。適合試験では小帯部にレジンの露出はみられない。義歯の写真(別冊No.9A、B)を別に示す。

原因として考えられる部位はどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
99C35
55歳の男性。下顎右側第三大臼歯の疼痛を主訴として来院した。下顎義歯は3年前に装着したが、3か月前から8┐の動揺を自覚しているという。検査の結果、8┐を抜歯し、義歯を修理することにした。初診時の義歯の写真(別冊No.10A)、エックス線写真(別冊No.10B)および研究用模型に義歯を試適した写真(別冊No.10C)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 8┐の増歯
b 5┐の遠心レストの付与
c 臼歯部人工歯の交換
d 床面積の拡大
e ┌6の間接維持装置の付与
99C36
76歳の女性。上顎義歯床下粘膜の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。義歯は10年前に装着したが、3週前から噛みにくくなったという。初診時の口腔内写真(別冊No.11A)、義歯の写真(別冊No.11B)および適合試験の写真(別冊No.11C)を別に示す。

考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 顎堤の吸収
b フラビーガム
c 人工歯の摩耗
d 辺縁形成の不足
e 切歯乳頭の圧迫
99C37
56歳の女性。咀嚼時の疼痛を主訴として来院した。上顎義歯を1か月前に装着したが、直後から床下粘膜に疼痛があり改善しないという。初診時の口腔内写真(別冊No.12A、B)、義歯の写真(別冊No.12C)および適合試験の写真(別冊No.12D)を別に示す。


考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 口蓋隆起のリリーフ不足
b フラビーガム
c ビーディングの不足
d 床面積の不足
e 義歯の変形
99C38
65歳の男性。右側オトガイ部のしびれを主訴として来院した。2週前にインプラントを埋入したが、直後からしびれが持続しているという。初診時のエックス線写真(別冊No.13)を別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布
b ビタミンB12の投与
c インプラントの除去
d 顔面筋の筋機能訓練
e 床副子の装着
99C39
80歳の女性。上下顎全部床義歯を製作中である。初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、咬合床の写真(別冊No.14B)および器具の写真(別冊No.14C)を別に示す。


次に行う口腔内操作で最初に用いる器具はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
99C40
62歳の女性。下顎部分床義歯を製作することにした。ある操作の写真(別冊No.15A、B、C)を別に示す。

続いて行う操作で用いないのはどれか。
a ワックス
b カーボランダム泥
c シリコーンゴム
d 酸化亜鉛ユージノールペースト
e 石 膏
C41〜C60
99C41
65歳の女性。上顎部分床義歯を製作中である。研究用模型(別冊No.16A、B)とある操作の写真(別冊No.16C)とを別に示す。

操作の目的で誤っているのはどれか。
a 義歯の着脱方向の決定
b 等高点の記入
c 義歯床後縁の決定
d 顎堤粘膜のアンダーカット域の明示
e ガイドプレーン形成範囲の決定
99C42
53歳の女性。上顎部分床義歯を製作中である。作業用模型の写真(別冊No.17A)と蝋義歯の写真(別冊No.17B)とを別に示す。

矢印に示す形状を付与する目的はどれか。
a 辺縁封鎖性を向上させる。
b 発語明瞭度を向上させる。
c 義歯の把持を向上させる。
d プラークコントロールを容易にする。
e リライニング時のストッパーとなる。
99C43
60歳の女性。上下顎全部床義歯を製作中である。試適の終わった蝋義歯を咬合器に装着した写真(別冊No.18)を別に示す。

続いて行う操作はどれか。
a ゴシックアーチトレーサーの設置
b 義歯の重合
c 下顎蝋義歯の咬合器再装着
d 選択削合
e 自動削合
99C44
80歳の女性。上下顎全部床義歯を製作中である。作業用模型の写真(別冊No.19A)と咬合採得後の上下顎顎間関係の写真(別冊No.19B)とを別に示す。


正しいのはどれか。
a 矢状調節彎曲は大きくする。
b 臼歯部に咬頭傾斜の緩い人工歯を用いる。
c 上顎中切歯は切歯乳頭上に排列する。
d 臼歯部人工歯はレトロモラーパッド前縁まで排列する。
e 咬合平面はフランクフルト平面と一致させる。
99C45
77歳の男性。下顎義歯床下粘膜の咀嚼時疼痛を主訴として来院した。義歯は8年前に装着し、疼痛は3週前からあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.20A、B、C)、義歯の写真(別冊No.20D、E)および適合試験の写真(別冊No.20F)を別に示す。


まず行う処置はどれか。
a 咬合調整
b 床粘膜面のリリーフ
c 粘膜調整
d 臼歯部人工歯の置換
e 床辺縁の延長
99C46
次の文により46、47の問いに答えよ。
40歳の女性。開口障害を主訴として来院した。2年前からクリック音が持続していたが、2日前に消失して開口障害が発現したという。咬合時の口腔内写真(別冊No.21A)と痛みを伴わない最大開口時の口腔内写真(別冊No.21B)とを別に示す。

46 疑われる原因はどれか。
a 関節包の拡大
b 関節円板転位
c 下顎頭の偏位
d 咬筋肥大
e 関節の骨性癒着
47 次に行う画像検査法として最も適切なのはどれか。
a CT
b MRI
c 超音波検査
d シンチグラフィ
e エックス線断層撮影
99C48
72歳の男性。咀嚼障害と構音障害とを主訴として来院した。1年前に上顎洞癌を摘出したという。新たに義歯を製作することにした。初診時の口腔内写真(別冊No.22)を別に示す。

義歯設計で正しいのはどれか。
a 欠損腔内は機能印象を行う。
b 顎欠損部の咬合堤は削除する。
c 顎欠損部には人工歯を排列しない。
d 顎欠損部を栓塞する。
e 床面積を小さくする。
99C49
67歳の女性。咀嚼障害を主訴として来院した。15年前から徐々に上下顎前歯の間隙が大きくなってきたという。初診時の中心咬合位での口腔内写真(別冊No.23A)と研究用模型が最も安定する位置の写真(別冊No.23B)とを別に示す。

考えられる原因はどれか。
a 舌突出癖
b 外側翼突筋の過緊張
c 下顎頭の骨吸収
d 咬筋肥大
e 筋突起への骨添加
99C50
軟骨結合で成長するのはどれか。
a 蝶形骨
b 前頭骨
c 頭頂骨
d 頬 骨
e 口蓋骨
99C51
下顎右側第一大臼歯の咬合面観の模式図を示す。

正常咬合で上顎右側第一大臼歯の近心頬側咬頭が接触するのはどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
99C52
診断用模型の写真(別冊No.24A、B)を別に示す。

不正咬合の種類はどれか。
a 叢 生
b 上顎前突
c 下顎前突
d 開 咬
e 過蓋咬合
99C53
歯列・咬合の異常で発症しないのはどれか。
a 齲 蝕
b 歯肉炎
c 歯周炎
d 歯牙腫
e 顎関節症
99C54
咬合異常と習癖との組合せで正しいのはどれか。
a 過蓋咬合─────弄舌癖
b 開 咬──────嚥下癖
c 下顎近心咬合───口呼吸
d 反対咬合─────吸指癖
e 上顎切歯叢生───咬唇癖
99C55
口腔内写真(別冊No.25)を別に示す。

正しいのはどれか。
(1)└1の捻転
(2)2┘の捻転
(3)3┴3の転位
(4)5┘の転位
(5)└6の移転
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
99C56
不正咬合と発現要因との組合せで誤っているのはどれか。
a 正中離開────過剰歯
b 鞍状歯列弓───乳臼歯早期喪失
c 狭窄歯列弓───母指吸引癖
d 交叉咬合────早期接触
e 過蓋咬合────アデノイド肥大
99C57
セファロ分析で正しい組合せはどれか。
a 顔面平面─────NとPog
b Y軸───────SとN
c 口蓋平面─────PoとOr
d 咬合平面─────ANSとPNS
e 下顎下縁平面───ArとG
99C58
縫合性成長を促進するのはどれか。
a ヘッドギア
b チンキャップ
c リップバンパー
d バイオネーター
e 上顎前方牽引装置
99C59
セファログラムの計測点と骨との組合せで正しいのはどれか。
a Ptm───篩 骨
b PNS───口蓋骨
c Po────頬 骨
d ANS───鋤 骨
e Ba────上顎骨
99C60
正しい組合せはどれか。
a チンキャップ─────顎内固定
b Ⅱ級ゴム───────顎間固定
c 上顎前方牽引装置───顎間固定
d 急速拡大装置─────顎外固定
e クワドヘリックス────顎外固定
C61〜C77
99C61
矯正力による歯の移動量の経時的変化を図に示す。

矢印で示す期間に圧迫側歯周組織でみられるのはどれか。
(1)骨形成
(2)穿下性骨吸収
(3)硝子様変性
(4)アンキローシス
(5)歯根膜線維の伸張
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99C62
軟骨性成長を促進するのはどれか。
a ヘッドギア
b チンキャップ
c 咬合斜面板
d リンガルアーチ
e 上顎前方牽引装置
99C63
口腔清掃管理が最も容易なのはどれか。
a クワドヘリックス
b 急速拡大装置
c リンガルアーチ
d 咬合挙上板
e マルチブラケット装置
99C64
リンガルアーチの主線に付加して歯の近遠心的移動に用いるのはどれか。
a 単式弾線
b 複式弾線
c 指様弾線
d 連続弾線
e 加 線
99C65
筋の機能力を用いるのはどれか。
a チンキャップ
b 急速拡大装置
c リンガルアーチ
d リップバンパー
e 上顎前方牽引装置
99C66
混合歯列期の治療で正しい組合せはどれか。
a 上顎の成長促進─────パラタルアーチ
b 下顎の成長促進─────チンキャップ
c 下顎の成長抑制─────咬合挙上板
d スペースコントロール───ヘッドギア
e 口輪筋の機能回復────クワドヘリックス
99C67
マルチブラケット法でⅢ級ゴムを使用する目的はどれか。
a 上顎前歯の舌側移動
b 下顎前歯の舌側移動
c 上顎小臼歯の遠心移動
d 上顎大臼歯の遠心移動
e 下顎大臼歯の近心移動
99C68
16歳の女子。咬合異常を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.26A)と口腔内写真(別冊No.26B、C、D)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




正しいのはどれか。
a コンケイブタイプの側貌
b マイナスのオーバーバイト
c Ⅱ級の大臼歯関係
d 上顎切歯の唇側傾斜
e 下顎骨の後方位
99C69
8歳の女児。前歯部の咬合異常を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.27A)、口腔内写真(別冊No.27B、C、D)およびエックス線写真(別冊No.27E)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




正しいのはどれか。
a ストレートタイプの側貌
b 1┘の先天欠如
c 上顎切歯の唇側傾斜
d 上顎骨の前方位
e 下顎骨の後方位
99C70
8歳の男児。反対咬合を主訴として来院した。下顎の機能的前方偏位が認められる。初診時の顔面写真(別冊No.28A)と口腔内写真(別冊No.28B、C、D、E、F)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




適切な治療方針はどれか。
a 下顎切歯の舌側傾斜
b 上顎切歯の唇側傾斜
c 下顎骨の成長抑制
d 上顎骨の成長促進
e 上顎歯列の側方拡大
99C71
11歳の女児。過蓋咬合を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.29A)と口腔内写真(別冊No.29B、C、D、E、F)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a 上顎切歯の圧下
b 下顎切歯の唇側傾斜
c 下顎大臼歯の遠心移動
d 上顎骨の成長抑制
e 下顎骨の成長促進
99C72
10歳の男児。反対咬合を主訴として来院した。第一大臼歯の咬合関係はAngleⅢ級、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-2mm、下顎+3mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.30A、B)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。


適切な矯正装置はどれか。
a 上顎前方牽引装置
b 咬合挙上板
c 咬合斜面板
d 切歯斜面板
e アクチバトール
99C73
9歳の女児。反対咬合を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.31A)と口腔内写真(別冊No.31B、C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a 上顎の前方成長促進
b 上顎前歯の唇側移動
c 下顎の成長抑制
d 下顎歯列の側方拡大
e 下顎前歯の舌側移動
99C74
9歳の女児。前歯の萌出位置異常を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.32A)、口腔内写真(別冊No.32B、C、D、E、F)および切端咬合位の口腔内写真(別冊No.32G)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




まず行う処置はどれか。
a 正中離開の改善
b 1┴1の唇側移動
c 下顎切歯の舌側移動
d 上顎骨の前方成長促進
e 下顎骨の前方成長抑制
99C75
22歳の男性。下顎の左方偏位による審美障害を主訴として来院した。アーチレングスディスクレパンシーは、上顎-1mm、下顎-2mmである。外科的矯正治療を行うことにした。初診時の顔面写真(別冊No.33A、B)と口腔内写真(別冊No.33C、D、E、F、G)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。




術前矯正で行うのはどれか。2つ選べ。
a 叢生の改善
b 上顎切歯の舌側移動
c 下顎切歯の舌側移動
d 上下顎歯列正中線の一致
e AngleⅠ級の大臼歯関係の確立
99C76
7歳の女児。受け口を主訴として来院した。片側性唇顎口蓋裂の形成手術が施されていた。初診時の口腔内写真(別冊No.34A、B、C、D、E)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。



適切な矯正装置はどれか。2つ選べ。
a 咬合斜面板
b ヘッドギア
c アクチバトール
d クワドヘリックス
e 上顎前方牽引装置
99C77
7歳の女児。前歯部の咬合異常を主訴として来院した。上下顎切歯に早期接触があり、セファロ分析の結果、ANB角は2度、フランクフルト平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角は基準値より小さく、上下顎中切歯歯軸傾斜角は基準値より大きい。初診時の口腔内写真(別冊No.35A、B、C、D)を別に示す。


適切な矯正装置はどれか。
a オーラルスクリーン
b 急速拡大装置
c リンガルアーチ
d 咬合挙上板
e 上顎前方牽引装置