正式な解答は厚生労働省の発表をお待ちください。(2026/2/5)
C1〜C20
119C1
あ永久歯歯根吸収の原因となり得るのはどれか。1つ選べ。
a 隣接する埋伏歯
b 歯肉の線維性肥厚
c 隣在歯の骨性癒着
d 乳歯歯根の吸収不全
e 乳歯萌出方向の異常
119C2
あトリプシン様プロテアーゼを産生するのはどれか。1つ選べ。
a Tannerella forsythia
b Prevotella intermedia
c Fusobacterium nucleatum
d Corynebacterium matruchotii
e Aggregatibacter actinomycetemcomitans
119C3
あ高齢者に認められるのはどれか。1つ選べ。
a 体液量の増加
b 体脂肪率の増加
c 消化管運動の亢進
d 糸球体濾過量の増加
e 血清アルブミン濃度の増加
119C4
あ高齢者で低栄養状態を疑う体重減少はどれか。2つ選べ。
a 1 週間で0.5%
b 1 か月で3%
c 3 か月で7.5%
d 6 か月で10%
e 1 年で10%
119C5
あ脳卒中による障害を改善する訓練が該当するのはどれか。1つ選べ。
a グリーフケア
b バリアフリー
c リハビリテーション
d ハイリスクアプローチ
e プライマリ・ヘルスケア
119C6
あ回復体位の目的はどれか。1つ選べ。
a 血圧の回復
b 自発呼吸の再開
c 意識レベルの回復
d 上気道閉塞の防止
e 胃内容物の逆流防止
119C7
あ刺激なしで覚醒しているが、自分の名前や生年月日が言えない意識レベルはどれか。1つ選べ。
a JCSⅠ-1
b JCSⅡ-2
c JCSⅠ-3
d JCSⅠ-10
e JCSⅠ-20
119C8
あ一時的止血法はどれか。1つ選べ。
a 圧迫法
b 結紮法
c 焼灼法
d 捻転法
e 縫合法
119C9
あ下顎右側乳犬歯の早期喪失で生じるのはどれか。1つ選べ。
a 鞍状歯列弓
b 下顎歯列正中の右方偏位
c 下顎右側側切歯の近心傾斜
d 後続永久歯萌出余地の拡大
e 下顎右側第一小臼歯の遠心傾斜
119C10
あ薬物と副作用の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a ビタミンB12 製剤 ーーーーー 味覚異常
b 抗ヘルペスウイルス薬 ーーー 顎骨壊死
c ピリミジン代謝拮抗薬 ーーー 口腔粘膜炎
d イミダゾール系抗真菌薬 ーー 歯の変色
e ニューキノロン系抗菌薬 ーー 歯肉肥大
119C11
あ副交感神経活動の亢進によって起こるのはどれか。1つ選べ。
a 瞳孔の散大
b 心拍数の増加
c 膵液分泌の促進
d 気管支平滑筋の弛緩
e 副腎髄質からのホルモン分泌の促進
119C12
あ口腔健康管理は、( )、口腔衛生管理および口腔ケアで構成される。
( )に入る語句はどれか。1つ選べ。
a 栄養管理
b 義歯管理
c 周術期管理
d 齲蝕予防管理
e 口腔機能管理
119C13
あ矯正歯科治療での歯の移動に影響を及ぼすのはどれか。1つ選べ。
a アセトアミノフェン
b アンピシリン水和物
c ジフェンヒドラミン塩酸塩
d クロルフェニラミンマレイン酸塩
e ロキソプロフェンナトリウム水和物
119C14
あ歯科医師免許の取消しを規定するのはどれか。1つ選べ。
a 刑 法
b 医療法
c 健康保険法
d 歯科医師法
e 地域保健法
119C15
あGracey型キュレットについて正しいのはどれか。1つ選べ。
a 刃部を両側に持つ。
b 研磨後の刃部は線状に光が反射する。
c 研磨後の刃部はテストスティック表面を滑る。
d 第1シャンクに対するフェイスの角度は70°である。
e 刃部の形態はトゥの先端を頂点とする二等辺三角形である。
119C16
あ味細胞において、甘味物質が結合するのはどれか。1つ選べ。
a 細胞内受容体
b 酵素共役型受容体
c H+-Na+交換輸送体
d Gタンパク質共役型受容体
e イオンチャネル内蔵型受容体
119C17
あ病診連携として病院が地域の診療所のかかりつけ歯科医師に依頼するのはどれか。1つ選べ。
a 特定保健指導
b 周術期の口腔機能管理
c 感染制御チーム〈ICT〉の活動
d 3歳児歯科健康診査の結果に基づく歯科保健指導
e 介護予防事業における口腔機能の向上プログラムの実施
119C18
あ頬粘膜腫瘤の摘出物のH-E染色病理組織像(別冊No. 1) を別に示す。
あ認められる所見はどれか。1つ選べ。
a 潰 瘍
b 出 血
c 石灰化
d 膿瘍形成
e 結合組織増生
119C19
あ口呼吸が原因で認められるのはどれか。1つ選べ。
a 舌の圧痕
b 歯肉クレフト
c フェストゥーン
d アブフラクション
e テンションリッジ
119C20
あBI(Barthel Index)で評価される日常生活動作はどれか。1つ選べ。
a 買い物
b 着替え
c 食事の準備
d 家計簿の記録
e 電車での移動
C21〜C40
119C21
あ76歳の男性。飲水時のむせを主訴として来院した。反回神経麻痺の既往があるが、現在、通院治療はしていないという。日常の食事形態への配慮はないという。栄養状態およびチェアサイドでのスクリーニングの結果を表に示す。嚥下内視鏡検査時の写真(別冊No.2)を別に示す。
あ直ちに行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 交互嚥下
b 舌抵抗訓練
c 食形態の変更
d 液体へのとろみ付与
e 舌接触補助床の製作
119C22
あ48歳の男性。上下顎前歯部の審美不良とブラッシング時の出血を主訴として来院した。1年前から自覚していたがそのままにしていたという。検査の結果、慢性歯周炎と診断し、歯周治療を開始することとした。患者は全身疾患の既往はないが、1日10本以上の喫煙者である。初診時の口腔内写真(別冊No.3A、B、C)とエックス線画像(別冊No.3D)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。
あまず行うのはどれか。2つ選べ。
a 禁煙支援
b 咬合調整
c 抗菌薬の投与
d 口腔清掃指導
e スケーリング
119C23
あ要介護高齢者の上顎右側犬歯歯頸部の口腔内写真(別冊No.4)を別に示す。齲蝕病巣に探針を挿入できるが、引き抜く際に抵抗があった。
あ適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 経過観察
b 再石灰化療法
c フッ化ジアンミン銀塗布
d 次亜塩素酸ナトリウム塗布
e 水酸化カルシウム製剤貼付
119C24
あ左側下顎骨関節突起骨折で小骨片の脱臼を伴う場合にみられるのはどれか。2つ選べ。
a 骨片呼吸
b 前歯部開咬
c 右側臼歯部早期接触
d 下顎正中の左側偏位
e 左側歯列の交叉咬合
119C25
あ二態咬合を生じやすいのはどれか。2つ選べ。
a 咬合挙上板
b 咬合斜面板
c ヘッドギア
d アクチバトール
e リンガルアーチ
119C26
あ口内法エックス線撮影時に被曝を懸念して躊躇する患者への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 「エックス線画像がないと治療は行えません」
b 「エックス線の照射範囲を絞って撮影します」
c 「防護エプロンをするので被曝はありません」
d 「通常よりエックス線の量を少なくして撮影します」
e 「エックス線画像から得られる情報で正確な診断が出来ます」
119C27
あパルスオキシメータで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 貧血で低値を示す。
b 動脈血酸素分圧を測定する。
c 拍動がなくても測定できる。
d 血中の溶存酸素量を測定できる。
e 赤色光と赤外光の吸光度を測定する。
119C28
あ70歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、下顎右側臼歯部にインプラント義歯による治療を行うこととした。来院時の口腔内写真(別冊No.5A)と操作中の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。
あ上部構造製作に必要なのはどれか。1つ選べ。
a 石 膏
b 歯肉圧排糸
c オープントレー
d 口腔内スキャナー
e シリコーンゴム印象材
119C29
あ周術期の口腔健康管理の目的はどれか。2つ選べ。
a 手術時間の短縮
b 術後肺炎の予防
c ポリファーマシーの予防
d 気管挿管時の歯の損傷予防
e 服薬アドヒアランスの向上
119C30
あ63歳の男性。上顎左側犬歯の補綴装置の脱離を主訴として来院した。レジン前装冠と支台築造体が一塊として脱離していた。診察と検査の結果、支台築造体のポストは短いが、根管充填と根尖部周囲組織に異常を認めない。根管形成を行い、直接法による支台築造を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.6A)、使用する材料の写真(別冊No.6B)及び使用する器具の写真(別冊No.6C)を別に示す。
あ操作に用いるのはどれか。3つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
119C31
あ歯周外科治療の中で組織付着療法はどれか。2つ選べ。
a GTR法
b 歯肉切除術
c フラップ手術
d 歯周ポケット掻爬術
e 歯肉弁根尖側移動術
119C32
あ予防接種で生ワクチンを用いるのはどれか。2つ選べ。
a 結 核
b 狂犬病
c 破傷風
d 日本脳炎
e 流行性耳下腺炎
119C33
あ28歳の女性。矯正歯科治療後の下顎左側中切歯の歯肉退縮を主訴として来院した。当該歯の露出根面は唇側中央部で4mmであった。プロービング深さは全顎的に3mm以下であった。術前の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線画像(別冊No.7B)を別に示す。
あ歯周形成手術を実施する際に考慮すべき事項はどれか。3つ選べ。
a 歯槽骨の高さ
b 付着歯肉の幅
c 知覚過敏の有無
d O’LearyのPCR
e 歯周ポケット内の細菌叢
119C34
あ35歳の男性。下顎右側第一大臼歯のメタルインレー脱離による審美不良を主訴として来院した。痛みがないためそのままにしていたという。打診痛はなく、歯髄電気診で生活反応を示した。診察の結果、セラミックインレー修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線画像(別冊No.8B)を別に示す。
あ窩洞形成を行うにあたって考慮すべき事項はどれか。2つ選べ。
a 窩縁斜面の付与
b 線角部の曲面化
c 補助的保持形態の付与
d 歯肉縁上の歯肉側窩縁の設置
e インレ一体への十分な厚みの付与
119C35
あ65歳の女性。下顎右側第一大臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。5年前に治療を受け症状もなく経過していたが、1週前から咬合時に痛みがあるという。診察の結果、再根管治療を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.9A)と根管上部の根管充填材除去後の口腔内写真(別冊No.9B)を別に示す。
あ続いて行う近心根管の処置で留意するのはどれか。3つ選べ。
a 髄管の存在
b 根管の作業長
c フィンの存在
d 分岐根管の有無
e 根管イスムスの存在
119C36
あ62歳の男性。右側顔面の皮疹を主訴として来院した。5日前から右側顔面の掻痒感と違和感を自覚していたが、皮疹の出現とともに疼痛も強くなってきたという。初診時の顔貌写真(別冊No.10A 、B)と口腔内写真(別冊No.10C)を別に示す。
あ急性期治療後に説明が必要なのはどれか。1つ選べ。
a 下唇の運動障害
b 終生免疫の獲得
c 抗体価の定期的測定
d 神経障害性疼痛の出現
e 第Ⅷ脳神経症状の出現
119C37
あ症候群と口腔所見の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a Down 症候群 ーーーーーー 矮小歯
b Marfan 症候群 ーーーーーー 巨舌
c Turner 症候群 ーーーーーー 歯の萌出遅延
d Papillon-Lefevre症候群 ーー 高口蓋
e Treacher Collins 症候群 ーー 小顎症
119C38
あ矯正装置を装着し、管理中の口腔内写真(別冊No.11)を別に示す。
あこの装置の使用で減少するのはどれか。2つ選べ。
a IMPA
b 顔面角
c オーバーバイト
d オーバージェット
e 下顎の歯槽基底弓長径
119C39
あ治療に用いる放射線で、ブラックピークを形成するのはどれか。2つ選べ。
a 電子線
b 陽子線
c ガンマ線
d 重粒子線
e エックス線
119C40
あEichner分類C2 症例の義歯装着者が定期検診のために来院した。咬合状態と義歯床粘膜面の適合状態には問題を認めなかったが、Saxonテスト(基準値:2g以上/2分)を実施した結果、1. 5gであった。
あSaxonテストの結果から高くなっていると考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 味覚閾値
b 食塊形成能
c 義歯の維持力
d 齲蝕の発生確率
e 口腔粘膜湿潤度
C41〜C60
119C41
あ7歳児における上顎乳中切歯外傷の受傷様式と対応の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 陥 入 ーーー 整復固定
b 振 盪 ーーー 抜 歯
c 亜脱臼 ーーー 経過観察
d 完全脱臼 ーー 再 植
e 歯根破折 ーー 歯内治療
119C42
あ唾液腺の腺房細胞に発現するα1アドレナリン受容体の活性化によって増加するのはどれか。2つ選べ。
a 一酸化窒素〈NO 〉
b サイクリックAMP〈cAMP〉
c サイクリックGMP〈cGMP 〉
d ジアシルグリセロール〈DG〉
e イノシトール1,4,5-三リン酸〈IP3〉
119C43
あマルチブラケット装置にアーチワイヤーを装着した口腔内写真(別冊No.12)を別に示す。
あ装着しているワイヤーの特徴として正しいのはどれか。1つ選べ。
a 非晶質である。
b 溶接が可能である。
c 高い弾性回復をもつ。
d 熱処理硬化性を有する。
e 負荷によりオーステナイト相を生じる。
119C44
あ77歳の女性。閉口不能を主訴として来院した。5年前に脳梗塞を発症し、以来介護施設に入所している。6か月前から閉口が困難となり、摂食量が減少し、会話も少なくなっていたという。初診時のエックス線画像(別冊No.13)を別に示す。
あ適切な治療法はどれか。 1つ選べ。
a スプリント療法
b 顎関節開放手術
c 関節鏡視下授動術
d 関節腔内洗浄療法
e パンピングマニピュレーション
119C45
あある操作を実施中の口腔内写真(別冊No.14A)と使用器具の写真(別冊No.14B)を別に示す。
あこの操作で使用する器具はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
119C46
あ8歳の男児。上顎両側中切歯の萌出遅延を主訴として来院した。歯の外傷の既往はないという。上顎埋伏過剰歯を抜去することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.15A)、エックス線画像(別冊No.15B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.15C)を別に示す。抜歯手順と用いる器具を示す。
あ③に入る器具はどれか。1つ選べ。
a 鋭 匙
b 挺 子
c メ ス
d 骨膜剥離子
e 回転切削器具
119C47
あ55歳の男性。下顎右側第一大臼歯が痛むことを主訴として来院した。1週前に歯が欠け、一過性の疼痛を自覚していたが、昨日から痛みが増大しているという。自発痛、打診痛および持続性の冷温水痛が認められる。初診時の口腔内写真(別冊No.16A)とエックス線画像(別冊No.16B)を別に示す。
あ感染象牙質の除去後にまず行うのはどれか。1つ選べ。
a 隔壁形成
b 天蓋除去
c 根管口明示
d 覆髄材の貼薬
e ケミカルサージェリー
119C48
あ顔面部のMRI(別冊No.17)を別に示す。
あ顎関節症Ⅰ型の治療としてストレッチの対象となるのはどれか。3つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
119C49
あ尿ケトン体が陽性で疑われるのはどれか。2つ選べ。
a 肝硬変
b 糖尿病
c 尿路感染症
d 栄養飢餓状態
e 甲状腺機能低下症
119C50
あ疾患とその原因となりうる環境汚染物質の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 胃潰瘍 ーーーーーー カドミウム
b 運動失調 ーーーーー 窒素酸化物
c 気管支炎 ーーーーー 亜硫酸ガス
d 骨軟化症 ーーーーー メチル水銀
e 悪性胸膜中皮腫 ーー アスベスト
119C51
あ高齢者の歯内療法で留意するのはどれか。3つ選べ。
a 根管口部の狭窄
b 象牙質粒の存在
c 根管彎曲度の減少
d 天蓋と髄床底の接近
e 生理学的根尖孔の開大
119C52
あ顎関節の関節円板の検査に用いるのはどれか。2つ選べ。
a MRI
b 筋電図
c 聴診音
d パラトグラム
e パノラマエックス線画像
119C53
あ慢性化膿性根尖性歯周炎でみられるのはどれか。2つ選べ。
a 咬合痛
b 自発痛
c 冷水痛
d 根尖部圧痛
e 羊皮紙様感
119C54
あ悪性リンパ腫の発症に関与する唾液腺疾患はどれか。1つ選べ。
a 粘液嚢胞
b Sjogren 症候群
c 巨細胞封入体症
d 流行性耳下腺炎
e 壊死性唾液腺化生
119C55
あ口腔乾燥症の原因となる薬物とその適応疾患の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a ニカルジピン塩酸塩 ーーーー 本態性高血圧症
b アトロピン硫酸塩水和物 ーー 2型糖尿病
c クロルプロマジン塩酸塩 ーー 帯状疱疹
d ジフェンヒドラミン塩酸塩 ー 脂質異常症
e フェキソフェナジン塩酸塩 ー アレルギー性鼻炎
119C56
あ年齢と麟蝕予防の組合せで適切なのはどれか。2つ選べ。
a 3か月 ーー ガーゼによる清拭
b 1歳 ーーー 小窩裂溝填塞
c 2歳 ーーー フッ化物洗口
d 3歳 ーーー ブラッシング指導
e 4歳 ーーー 歯磨剤の使用
119C57
あ76歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。2年前に下顎区域切除術とプレートによる再建術を受けたが、1年前に感染によってプレートを除去し、その後、次第に咬合が不安定になったという。診察の結果、上顎へ補綴装置を製作することとした。術直後のエックス線画像(別冊No.18A)と来院時の口腔内写真(別冊No.18B)を別に示す。
あ装置の製作に際して考慮すべきことはどれか。2つ選べ。
a 習慣性咀嚼側は右側とする。
b 顔貌の対称性の回復を目指す。
c 偏位した位置で咬合採得を行う。
d 下顎位の健側への偏位を防止する。
e 装置には下顎歯列の圧痕を付与する。
119C58
あ顔面神経に支配されるのはどれか。1つ選べ。
a 鼓膜張筋
b 茎突咽頭筋
c 茎突舌骨筋
d 口蓋帆張筋
e 顎二腹筋前腹
119C59
あ24歳の男性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。診察の結果、上顎右側中切歯にクラウンを製作することとした。支台歯形成後(別冊No.19A)とコーピング試適時の口腔内写真(別冊No.19B)を別に示す。
あこの後に行うのはどれか。2つ選べ。
a グレージング
b CAMによる加工
c コーピングの焼成
d 歯冠色陶材の築盛
e ディギャッシング
119C60
あ固定性ブリッジ製作中の口腔内写真(別冊No.20)を別に示す。
あ適切なポンティック基底面形態はどれか。2つ選べ。
a 鞍状型
b 船底型
c 偏側型
d 離底型
e リッジラップ型
C61〜C90
119C61
あ28歳の女性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。診察の結果、コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。
あ形態回復で留意するのはどれか。3つ選べ。
a 隅角徴
b 歯冠豊隆
c 辺縁封鎖性
d 歯間鼓形空隙
e 頬側寄り1/3での接触点
119C62
あ39歳の女性。かかりつけ歯科医で指摘された下顎左側臼歯部のエックス線不透過像の精査を希望して来院した。自覚症状はなく、腫脹も認めない。初診時のエックス線画像(別冊No.22A)と歯科用コーンビームCT (別冊No.22B)を別に示す。
あ疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 歯牙腫
b 硬化性骨炎
c 線維性異形成症
d 化膿性下顎骨骨髄炎
e セメント質骨性異形成症
119C63
あ嚥下障害を訴える舌腫瘍術後の患者に装着した装置(別冊No.23)を別に示す。
あこの装置を用いて行われるのはどれか。1つ選べ。
a 経済的アプローチ
b 心理的アプローチ
c 代償的アプローチ
d 治療的アプローチ
e 環境改善アプローチ
119C64
あ86歳の男性。上顎右側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。2か月前に自覚し、徐々に増悪してきたという。心房細動、2型糖尿病、慢性腎臓病の既往があり、直接トロンビン阻害薬とスルホニル尿素薬を服用している。診察の結果、上顎右側第二小臼歯の抜去を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.24)を別に示す。医科への対診による血液検査の結果を表に示す。
あ抜歯時の適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 血小板の補充
b PT-INRの測定
c 当日の食事摂取状況の確認
d アモキシシリン水和物の減量投与
e 酸性非ステロイド性抗炎症薬の投与
119C65
あ歯科疾患実態調査の結果におけるある項目の推移を図に示す。
あこの項目に該当するのはどれか。1つ選べ。
a 齲歯の無い者の割合
b ブリッジ装着者の割合
c 歯肉出血を有する者の割合
d 20本以上の歯を有する者の割合
e 4mm以上の歯周ポケットを有する者の割合
119C66
あ口腔粘膜疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
a 黒毛舌 ーーーーーーーー 遺伝子変異
b 天疱瘡 ーーーーーーーー 自己抗体産生
c 手足口病 ーーーーーーー ウイルス感染
d 口腔カンジダ症 ーーーー 細菌感染
e 壊死性潰瘍性口内炎 ーー 物理的刺激
119C67
あ59歳の男性。かかりつけ歯科医で指摘された下顎左側のエックス線異常像の精査を希望して来院した。3年前に初めて左側顎下部の腫脹と疼痛を自覚して、その後も時々繰り返しているという。初診時のエックス線画像(別冊No.25A 、B)、骨表示CT横断像(別冊No.25C)及び軟組織表示CT横断像(別冊No.25D)を別に示す。

あ画像から得られる所見はどれか。2つ選べ。
a 骨 折
b 骨膜反応
c 唾液の停滞
d 咽頭腔の偏位
e 異所性石灰化物
119C68
あ9歳の女児。近医で下顎右側第一大臼歯の位置異常を指摘され来院した。診断の結果、6┐の遠心移動を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.26A)とエックス線画像(別冊No.26B)を別に示す。
あ6┐遠心移動後の対応はどれか。1つ選べ。
a ED┐抜去後、保隙
b D┐抜去後、E┐牽引
c D┐抜去後、経過観察
d ED┐抜去後、経過観察
e D┐近心移動後、E┐抜去
119C69
あ水平位で歯科治療を終えた患者が立ち上がった際に、立ちくらみを起こした。
あ原因はどれか。1つ選べ。
a 筋収縮力の低下
b 静脈還流量の減少
c 体液の浸透圧の低下
d 動脈血酸素飽和度の低下
e 前庭器官の内リンパ液の増加
119C70
あ左側頸部郭清術後、経口摂取を開始したところ、ドレーン内容液の白濁を認めた。胸管からの漏出液と診断した。ドレーン内容液の写真(別冊No.27)を別に示す。
あ白濁を呈する主な成分はどれか。1つ選べ。
a 脂 質
b 無機質
c 炭水化物
d ビタミン
e タンパク質
119C71
あブラケットの写真(別冊No.28)を別に示す。
あ咬頭頂からの距離を測る基準線はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
119C72
あ接着性モノマーと被着体との結合様式を模式図に示す。このモノマーは、加水分解後、脱水縮合で結合している。
あ該当するのはどれか。1つ選べ。
a MDP
b MMA
c γ-MPTS
d Bis-GMA
e VBATDT
119C73
あ施設とその根拠法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 保育所 ーーーーーーーーーー 母予保健法
b 特別支援学校 ーーーーーーー 学校教育法
c 介護老人福祉施設 ーーーーー 介護保険法
d 口腔保健支援センター ーーー 地域保健法
e 周産期母子医療センター ーー 児童福祉法
119C74
あ口臭の予防を目的として洗口剤に配合されるのはどれか。1つ選べ。
a 塩化亜鉛
b エタノール
c ソルビトール
d ポリエチレングリコール
e モノフルオロリン酸ナトリウム
119C75
あ6歳の男児。前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した。口腔外科での手術の既往がある。初診時の顔面写真(別冊No.29A)、口腔内写真(別冊No.29B)、エックス線画像(別冊No.29C)及び歯科用コーンビームCT (別冊No.29D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

あ適切な矯正装置はどれか。1つ選べ。
a 急速拡大装置
b チンキャップ
c アクチバトール
d 上顎顎外固定装置
e 上顎前方牽引装置
119C76
あ乳歯のコンポジットレジン冠修復で用いるのはどれか。2つ選べ。
a Tバンド
b ウェッジ
c 金冠バサミ
d クラウンフォーム
e ポリエステル製マトリックス
119C77
あ内側性暫間固定はどれか。1つ選べ。
a 連続レジン冠固定
b ワイヤーレジン固定
c オクルーザルスプリント
d ワイヤー結紮レジン固定
e エナメルボンディングレジン固定
119C78
あ陶材焼付用金合金と金属焼付用陶材との比較で、陶材が大きな値となるのはどれか。2つ選べ。
a 硬 さ
b 密 度
c 弾性係数
d 引張強さ
e 熱膨張係数
119C79
あ67歳の女性。上顎前歯の審美不良を主訴として来院した。下顎には7654┐に部分床義歯が装着されていた。診察の結果、⑤4③2①┴①2③4⑤⑥にブリッジを製作することとした。プロビジョナルブリッジ装着時の口腔内写真(別冊No.30A)、製作した作業用模型とインターオクルーザルレコードの写真(別冊No.30B)及び製作したフレームワークの写真(別冊No.30C)を別に示す。
あこの後に行う操作のうち、3番目に行うのはどれか。1つ選べ。
a 歯冠形態の修正
b アルミナサンドブラスト処理
c オペークレジンの塗布と重合
d 金属接着性プライマーの塗布
e デンティン色レジンの築盛と重合
119C80
あセツキシマブの標的分子はどれか。1つ選べ。
a CD20
b EGFR
c HER2
d PD-1
e VEGF
119C81
あブラッシング指導に用いる補助ツール(別冊No.31)を別に示す。
あこのツールによってブラッシング指導の効果が期待される疾患はどれか。1つ選べ。
a 脳性麻痺
b 統合失調症
c Parkinson病
d Alzheimer病
e 自閉スペクトラム症
119C82
あ歯髄保存療法と使用する材料・医薬品の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 間接覆髄法 ーーーーー MTA セメント
b 生活断髄法 ーーーーー 水酸化カルシウム製剤
c 直接覆髄法 ーーーーー タンニン・フッ化物合剤配合
あ ポリカルボキシレートセメント
d 暫間的間接覆髄法 ーー テトラサイクリン塩酸塩
e 歯髄鎮痛消炎療法 ーー 酸化亜鉛ユージノールセメント
119C83
あ9歳の女児。上顎右側側切歯の形態異常を主訴として来院した。歯髄電気診で生活反応を示し、盲孔にリーマーを挿入しても疼痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とリーマー挿入時のエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。
あ2┘への適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 抜 髄
b 経過観察
c 生活断髄
d 予防填塞
e 感染根管治療
119C84
あ皮膚付属器を含むのはどれか。2つ選べ。
a 歯肉嚢胞
b 類皮嚢胞
c Koplik斑
d Fordyce斑
e 歯原性角北嚢胞
119C85
あある装置の写真(別冊No.33)を別に示す。模型台の傾斜板に研究用模型を装着後、部分床義歯の支台歯を検査することとした。
あ次に示す5つの操作のうち、3番目に行うのはどれか。1つ選べ。
a 鉤尖位置の記入
b 義歯着脱方向の決定
c サベイラインの記入
d アンダーカット量の測定
e 模型台の傾斜板の位置固定
119C86
あ象牙質知覚過敏症の診断に有効なのはどれか。2つ選べ。
a 触 診
b 温度診
c 透照診
d レーザー蛍光強度測定
e 光干渉断層画像診断法〈OCT 法〉
119C87
あ18歳の女子。食べ物が咬みにくいことを主訴として来院した。幼少時から遺伝疾患を指摘されているという。知的障害があり、四肢に異常は認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、パノラマエックス線画像(別冊No.34 B)及びセファログラム(別冊No.34C)を別に示す。

あ疑われるのはどれか。1つ選べ。
a Marfan 症候群
b Turner 症候群
c Crouzon 症候群
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e 第一第二鰓弓症候群
f 先天性外胚葉異形成症
g Treacher Collins 症候群
119C88
あ20歳の女性。上顎前歯の前突を主訴として来院した。検査の結果、歯性上顎前突と診断した。Total discrepancyを算出した結果、上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯の抜去と上顎に最大の固定を設定することとし、装置を製作した。製作した装置(別冊No.35A)と製作手順(別冊No.35 B)を別に示す。
あ製作手順を実施の順番に並べよ。
119C89
あ83歳の女性。上下顎義歯の動揺と咀嚼時の疼痛を主訴として来院した。診察の結果、義歯を製作することとした。咬合床の写真(別冊No.36A)と義歯の治療過程の写真(別冊No.36B)を別に示す。
あ治療過程を実施の順番に並べよ。
119C90
あ側面頭部エックス線規格画像と上下顎切歯歯軸の値(別冊No.37)を別に示す。
あヘッドプレートコレクションの値を求めよ。
あただし、FMIAの基準値は57度とする。なお、小数点以下第2 位を四捨五入すること。


コメントを残す