補綴学総論:咬合器・下顎位など(計24問)【歯科医師国家試験】(2020年8月17日更新)



補綴学総論

95C2
下顎位について正しいのはどれか。
(1)欠損歯列には下顎安静位は存在しない。
(2)下顎安静位は終末蝶番運動路上にある。
(3)咬頭嵌合位は咀嚼運動の終末位と一致する。
(4)偏心位では上下顎歯列は接触する。
(5)最大開口位では下顎頭は関節円板の後方に位置する。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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98C18
有歯顎者で後方基準点を平均的顆頭点、前方基準点を眼窩下点としてフェイスボウトランスファーを行った。
平均的な矢状顆路傾斜はどれか。
a 約40度
b 約50度
c 約60度
d 約70度
e 約80度

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100A14
チェックバイト法を用いるのはどれか。
a 蝶番咬合器
b 構成咬合器
c 平均値咬合器
d 自由運動咬合器
e 半調節性咬合器

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100B31
上顎前歯の舌面形態によって決定されるのはどれか。
a フィッシャー角
b 側方顆路角
c イミディエイトサイドシフト
d 矢状顆路角
e 矢状切歯路角

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101B30
半調節性咬合器の顆路調節に利用されるのはどれか。
a 調節彎曲
b 下顎安静位
c テンチの間隙
d フィッシャー角
e クリステンセン現象

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102D37
27歳の男性。咬合器上で咬合評価を行うこととした。フェイスボウ記録中の写真(別冊No.34)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 後方基準点の確認
b ヒンジアキシスの記録
c イヤーロッドの位置決め
d バイトフォークヘの歯列の記録
e リファレンスポインターの位置決め

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104A85
咬合器の写真(別冊No.8)を別に示す。

矢印で示す角度の調節を行うのに必要な処置はどれか。1つ選べ。
a Tenchのコアの採得
b パラトグラムの記録
c ゴシックアーチの描記
d 前方チェックバイトの採得
e フェイスボウトランスファー

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104C113
下顎運動路の記録ができるのはどれか。1つ選べ。
a 筋電計
b フェイスボウ
c パラトグラフィ
d ゴシックアーチトレーサー
e ヒンジアキシスロケーター

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105C92
咬合器の写真(別冊No. 9)を別に示す。

調節するのはどれか。2つ選べ。
a Fischer 角
b Bennett 角
c Balkwill 角
d Bonwill 三角
e 矢状顆路傾斜角

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106B39
52歳の男性。上顎左側第一大臼歯欠損を主訴として来院した。上顎左側第二小臼歯と第二大臼歯とを支台歯としたブリッジを装着することとした。側方チェックバイト採得時の写真(別冊No.00A)と半調節性咬合器の調節する部位を矢印で示した写真(別冊No.00B)とを別に示す。

このチェックバイトを用いて調節を行うのはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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107A28
下顎切歯点の矢状面内運動路の模式図(別冊No.1)を別に示す。

終末蝶番運動路はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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107A38
半調節性咬合器の調節機構の写真(別冊No.2)を別に示す。

正しい組合せはどれか。1つ選べ。

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107A99
下顎右側第一大臼歯人工歯の咬合小面の模式図を示す。

黒く塗られた咬合小面について正しいのはどれか。2つ選べ。
a 中切歯、側切歯には存在しない。
b 作業側側方咬合と後方咬合時の運動方向によって規定される面である。
c 平衡側側方咬合と後方咬合時の運動方向によって規定される面である。
d 作業側と平衡側の側方咬合時の運動方向によって規定される面である。
e 矢状顆路傾斜角と矢状切歯路傾斜角によってその傾斜角が決定される。

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108C39
水平面における下顎右側方運動の模式図(別冊No.00)を別に示す。

正常者の図はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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109B51
27歳の女性。上顎右側第一小臼歯の欠損に伴う審美不良を主訴として来院した。術前の咬合状態を咬合器上で再現するために、フェイスボウトランスファーを行うこととした。バイトフォークを口腔内に装着し前方基準点を示した写真(別冊No.00A)と咬合器に上顎模型を装着した模式図(別冊No.00B)を別に示す。

前方基準点の位置と上顎模型の装着状態の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a ア ――――― エ
b ア ――――― カ
c イ ――――― エ
d イ ――――― カ
e ウ ――――― エ
f ウ ――――― オ

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110C19
前方チェックバイトから求められるのはどれか。1つ選べ。
a 側方顆路角
b 側方切歯路角
c 矢状切歯路傾斜角
d 矢状前方顆路傾斜角
e 矢状側方顆路傾斜角

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110C27
下顎切歯点部における限界運動路の模式図を示す。

下顎頭が最前方位をとるのはどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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111C61
半調節性咬合器の写真(別冊No.13A)と下弓に装着された部品の拡大写真(別冊No.13B)を別に示す。

矢印で示す部品を用いるのはどれか。1つ選べ。
a 下顎模型の装着
b 咬合高径の規定
c 上顎模型の装着
d 顆路調節機構の設定
e 切歯路調節機構の設定

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112B64
半調節性咬合器の写真(別冊No. 12A)と調節機構の写真(別冊No. 12B)及び下顎切歯点部における限界運動路の模式図(別冊No. 12C)を別に示す。

矢印で示す調節機構の設定に必要な下顎位が存在するのはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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112C36
2種類の咬合器における関節部の写真(別冊No.2A、B)を別に示す。

2Aと2Bの両方に当てはまるのはどれか。2つ選べ。
a Bennett角を調節できる。
b 顆路を曲線で再現できる。
c 作業側顆路を調節できる。
d 前方運動時に顆頭球が前方へ動く。
e 顆路をチェックバイト法で調節できる。

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113A6
下顎の筋肉位を採得するために患者に行わせるのはどれか。1つ選べ。
a 終末蝶番運動
b 前方位への滑走運動
c 側方位への滑走運動
d 頭部後傾での開閉口運動
e 下顎安静位からの閉口運動

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113A27
下顎切歯点部における矢状面運動路の模式図(別冊No.3)を別に示す。

下顎頭が最前方位から最後退位まで移動する経路はどれか。1つ選べ。
a ア→イ
b ア→オ
c イ→ウ
d エ→ウ
e オ→エ

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113A69
下顎の歯列単独で決定するのはどれか。2つ選べ。
a Speeの彎曲
b Bonwill 三角
c Camper 平面
d HIP プレーン
e Monson カーブ

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