第97回 歯科医師国家試験:D問題

第97回 歯科医師国家試験:D問題

D1〜D20

97D1
鼻咽腔閉鎖機能不全の患者に用いる装置はどれか。
(1)Hotz床
(2)スピーチエイド
(3)軟口蓋挙上装置
(4)クワドヘリックス
(5)スプリント
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D2
口腔粘膜および皮膚に色素沈着がみられ、顔面骨にび漫性エックス線不透過像を認めた。
疑われる疾患はどれか。
a Gardner症候群
b Sturge─Weber症候群
c Peutz─Jeghers症候群
d von Recklinghausen病
e Albright症候群

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97D3
9歳の男児。友達とぶつかり上顎左側中切歯が完全脱落した。
正しいのはどれか。
(1)脱落歯を牛乳に漬けて来院させる。
(2)来院後、直ちに脱落歯を消毒液に漬ける。
(3)再植直前に抜髄と根管充填とを行う。
(4)再植後に歯根吸収はみられない。
(5)再植時、対合歯との接触は避ける。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D4
左側下顎角部骨折の場合、小骨片である下顎枝が偏位する方向はどれか。
a 前内上方
b 前内下方
c 前外上方
d 後内下方
e 後外上方

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97D5
パノラマエックス線写真で下顎埋伏智歯と下顎管とが重なって観察された。
両者の位置関係を知るために最も有用なのはどれか。
a Waters撮影法
b 咬合法
c 超音波検査
d CT
e 顎骨斜位撮影法

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97D6
56歳の男性。5年前に心臓の弁置換術を受けたという。下顎第一大臼歯抜去と嚢胞摘出とを行う予定である。
術前に投与するのはどれか。
a アモキシシリン
b ワルファリンカリウム
c シアン化カリウム
d アスピリン
e 副腎皮質ステロイド薬

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97D7
正しいのはどれか。
(1)酸性非ステロイド薬はアスピリン喘息患者に禁忌である。
(2)酸性非ステロイド薬はプロスタグランジンの合成を抑制する。
(3)酸性非ステロイド薬は消化性潰瘍を生じやすい。
(4)塩基性非ステロイド薬は抗リウマチ作用がある。
(5)副腎皮質ステロイド薬は骨形成作用がある。
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D8
根治的頸部郭清術で切除すべき組織はどれか。
a 内頸静脈
b 内頸動脈
c 僧帽筋
d 舌咽神経
e 迷走神経

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97D9
前癌病変はどれか。
(1)色素性乾皮症
(2)梅毒性舌炎
(3)白板症
(4)紅板症
(5)扁平苔癬
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D10
広範なび漫性エックス線不透過像を示すのはどれか。
a エナメル上皮腫
b 歯牙腫
c 歯原性線維腫
d 線維性骨異形成症
e 歯原性粘液腫

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97D11
上顎癌の動脈内注入化学療法で、カテーテル先端の適切な位置はどれか。
a 上甲状腺動脈分岐部
b 後耳介動脈分岐部
c 舌動脈分岐部
d 顔面動脈分岐部
e 顎動脈分岐部

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97D12
放射線療法の晩期障害はどれか。
(1)皮膚炎
(2)口腔粘膜炎
(3)齲 蝕
(4)顎骨骨髄炎
(5)白内障
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D13
60歳の女性。舌尖部のヒリヒリする痛みを主訴として来院した。舌は平滑で、末梢血液像は大球性高色素性貧血を示し、骨髄穿刺で巨赤芽球が認められる。
適切なのはどれか。
a ATP製剤の経口投与
b 鉄剤の経口投与
c 抗真菌薬の経口投与
d 塩化カリウムの静脈内注射
e ビタミンB12製剤の筋肉内注射

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97D14
5歳の男児。歯肉出血を主訴として来院した。出血時間とプロトロンビン時間とは正常であったが、活性化部分トロンボプラスチン時間は延長していた。
活性低下が疑われるのはどれか。
(1)第Ⅴ因子
(2)第Ⅶ因子
(3)第Ⅷ因子
(4)第Ⅸ因子
(5)第Ⅹ因子
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D15
ワルファリンカリウムを内服中の患者である。
考えられる疾患はどれか。
(1)心筋梗塞
(2)気管支喘息
(3)糖尿病
(4)脳梗塞
(5)心臓弁膜症
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D16
神経原性ショックの症状はどれか。
a 頻 脈
b 小 脈
c 顔面紅潮
d 呼吸促迫
e 四肢強直

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97D17
全身麻酔の術前・術中の管理で正しいのはどれか。
(1)術前に抗不安薬を投与する。
(2)喫煙者では術前に禁煙を指導する。
(3)糖尿病患者では術中血糖値を90mg/dl以下に保つ。
(4)成人では手術2時間前まで飲食が許される。
(5)喘息患者では前投薬にバルビツレートは用いない。
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D18
ガマ腫の進展範囲の評価に有用なのはどれか。
a 咬合法撮影
b パノラマエックス線撮影
c エックス線断層撮影
d CT
e シンチグラフィ

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97D19
56歳の男性。右側耳下腺部腫瘤を主訴として来院した。6年前に気付いたという。腫瘤は右側耳下腺に限局した半球状で、CTでは境界明瞭な25×22mm大で内部均一である。唾液腺シンチグラフィでは異常集積がみられる。
疑われる疾患はどれか。
a 腺様嚢胞癌
b 多形性腺腫
c 粘表皮癌
d Warthin腫瘍
e 悪性リンパ腫

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97D20
50歳の女性。口腔の乾燥感と両側耳下腺の無痛性腫脹とを主訴として来院した。耳下腺造影では点状陰影を示した。
さらに診断に必要な検査はどれか。
(1)血中抗体検査
(2)Schirmerテスト
(3)口唇腺の生検
(4)細胞診
(5)眼底検査
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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D21〜D40

97D21
耳下腺腫瘍摘出手術後、麻痺性兎眼を発症した。
損傷したと考えられる顔面神経の枝はどれか。
a 前額枝
b 頬骨枝
c 頬筋枝
d 下顎縁枝
e 頸 枝

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97D22
尋常性天疱瘡でみられるのはどれか。
(1)結節性紅斑
(2)Nikolsky現象
(3)上皮内水疱形成
(4)血中自己抗体
(5)口腔粘膜のレース状白斑
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D23
ウイルスと疾患との組合せで正しいのはどれか。
a 単純ヘルペスウイルス───上咽頭癌
b コクサッキーウイルス────乳頭腫
c ムンプスウイルス─────カポジ肉腫
d EBウイルス────────伝染性単核症
e パピローマウイルス─────手足口病

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97D24
73歳の女性。1週前から抗菌薬の投与を受け、口腔内に剥離可能な白苔が出現するようになった。
口腔病変に有用な治療薬はどれか。
a 塩酸バンコマイシン
b アシクロビル
c ミコナゾール
d シクロスポリン
e 塩化リゾチーム

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97D25
Hunt症候群の症状はどれか。
(1)患側前額のしわ寄せ不能
(2)患側の麻痺性兎眼
(3)感音障害
(4)上唇の患側偏位
(5)患側顔面皮膚の知覚低下
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D26
2か月の乳児。上顎歯槽部の異常を主訴として来院した。出生直後に母親が異常に気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊No.1)を別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b 副腎皮質ステロイド軟膏塗布
c 抗菌薬投与
d 切開・排膿
e 摘 出

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97D27
16歳の男子。歯肉の腫脹を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.2A)と生検時の病理組織像(別冊No.2B)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 辺縁性歯周炎
b 外骨症
c エプーリス
d 歯肉線維腫症
e 悪性リンパ腫

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97D28
18歳の女子。顎骨の異常を指摘され来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.3A)と摘出物の病理組織像(別冊No.3B)とを別に示す。

合併する頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
a 大脳鎌の石灰化
b 足底の角化
c 二分肋骨
d 海綿状血管腫
e 神経線維腫

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97D29
28歳の女性。咬合の異常を主訴として来院した。初診時の顔貌写真(別冊No.4A)と手術前後のエックス線写真(別冊No.4B、C)とを別に示す。

行われた手術法はどれか。2つ選べ。
a 皮質骨骨切り術
b Köle法
c Dingman法
d Obwegeser─Dal Pont法
e Le FortⅠ型骨切り術

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97D30
46歳の男性。開口障害を主訴として来院した。3週前に顔面部を殴打されたという。初診時の開口域は20mmであった。初診時の顔貌写真(別冊No.5A)とエックス線写真(別冊No.5B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b 開口訓練
c 筋弛緩薬の投与
d スプリントの装着
e 観血的整復固定

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97D31
34歳の男性。左側頬部の疼痛を主訴として来院した。昨夜、食事中に左側頬粘膜を強く噛んでしまったという。初診時の口腔内写真(別冊No.6)を別に示す。

適切な対応はどれか。
(1)咬合状態のチェック
(2)含嗽薬の投与
(3)抗菌薬の投与
(4)止血薬の投与
(5)縫 合
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D32
16歳の男子。下顎右側大臼歯部の有痛性腫脹を主訴として来院した。6か月前から自発痛を繰り返し、1か月前から歯肉の腫脹を生じたという。初診時のエックス線写真(別冊No.7A、B、C)を別に示す。

認められるのはどれか。2つ選べ。
a セメント質肥大
b 骨梁構造消失
c 骨膜反応
d 腐骨分離
e 骨隆起

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97D33
21歳の男性。左側眼窩下部の疼痛を主訴として来院した。7日前から上顎左側第一大臼歯に咬合痛がみられ、徐々に疼痛が強くなってきたという。初診時のエックス線写真(別冊No.8A、B)を別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 抗菌薬の投与
b └6の根管開放
c └6の抜歯
d 嚢胞摘出
e 腫瘍摘出

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97D34
45歳の男性。下顎左側臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。1か月前に気付いたが、痛みが軽度なので放置していたという。初診時のエックス線写真(別冊No.9A、B)と摘出物の病理組織像(別冊No.9C)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 単純性骨嚢胞
b 根尖性セメント質異形成症
c 歯根嚢胞
d 含歯性嚢胞
e 歯原性線維腫

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97D35
11歳の女児。下顎右側小臼歯部歯肉腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、痛みがないので放置していたという。初診時のエックス線写真(別冊No.10A、B、C)を別に示す。

疑われる疾患はどれか。
a 単純性骨嚢胞
b 脈瘤性骨嚢胞
c 歯根嚢胞
d 含歯性嚢胞
e 歯肉嚢胞

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97D36
61歳の男性。下顎右側大臼歯部の精査を主訴として来院した。歯科治療時に病変を指摘されたという。初診時のエックス線写真(別冊No.11A、B)と生検時の病理組織像(別冊No.11C)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 歯原性角化嚢胞
b 単純性骨嚢胞
c 脈瘤性骨嚢胞
d エナメル上皮腫
e 歯原性粘液腫

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97D37
43歳の男性。右側頬部の腫脹を主訴として来院した。4日前に気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊No.12A)、エックス線写真(別冊No.12B、C)および腫脹部からの穿刺内容液の写真(別冊No.12D)を別に示す。

疑われる疾患はどれか。
a 鼻口蓋管嚢胞
b 含歯性嚢胞
c 原始性嚢胞
d 粘液瘤
e 術後性上顎嚢胞

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97D38
40歳の男性。下顎左側大臼歯部の腫脹を主訴として来院した。3年前に気付いたが、疼痛がないので放置していたという。腫脹は弾性軟で圧痛はない。初診時のエックス線写真(別冊No.13A、B)と生検時の病理組織像(別冊No.13C)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 歯原性角化嚢胞
b 歯原性粘液腫
c 石灰化歯原性嚢胞
d エナメル上皮腫
e 扁平上皮癌

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97D39
24歳の男性。下顎右側臼歯部の腫脹を主訴として来院した。6か月前に気付いたが、痛みがないので放置していたという。圧痛はない。初診時のエックス線写真(別冊No.14A、B)と摘出物の病理組織像(別冊No.14C)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 骨肉腫
b 良性セメント芽細胞腫
c 根尖性セメント質異形成症
d 線維性骨異形成症
e 歯原性石灰化上皮腫

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97D40
50歳の男性。下顎右側臼歯部の違和感を主訴として来院した。同部歯肉に正常粘膜で被覆された腫瘤を触知した。初診時のエックス線写真(別冊No.15A)と生検時の病理組織像(別冊No.15B)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 腺様歯原性腫瘍
b 歯原性石灰化上皮腫
c 良性セメント芽細胞腫
d 集合性歯牙腫
e セメント質骨形成線維腫

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D41〜D60

97D41
54歳の女性。上唇と左側頬部との腫瘤を主訴として来院した。小児の頃から気付いていたが、最近やや大きくなったという。腫瘤は圧迫により退色する。初診時の口腔内写真(別冊No.16A)と口唇部写真(別冊No.16B)とを別に示す。

適切な治療法はどれか。2つ選べ。
a 開 窓
b 切 除
c 梱包療法
d 化学療法
e 放射線療法

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97D42
37歳の女性。右側舌下面の腫瘤を主訴として来院した。1か月前に気付いたという。疼痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.17A)と生検時の病理組織像(別冊No.17B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 副腎皮質ステロイド軟膏塗布
b 抗真菌薬投与
c 腫瘤切除
d 舌半側切除
e 放射線治療

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97D43
71歳の男性。下顎右側臼後部歯肉の腫脹を主訴として来院した。3か月前に気付き、時々出血するようになったという。初診時のエックス線写真(別冊No.18A、B)と生検時の病理組織像(別冊No.18C)とを別に示す。

診断名はどれか。
a エナメル上皮腫
b 歯原性線維腫
c 粘表皮癌
d 扁平上皮癌
e 骨肉腫

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97D44
36歳の女性。下顎右側大臼歯部の精査を希望して来院した。2か月前の歯科治療時のエックス線検査にて病変を指摘されたという。疼痛と腫脹はない。初診時のエックス線写真(別冊No.19)を別に示す。

疑われる疾患はどれか。
a 慢性骨髄炎
b セメント質骨形成線維腫
c 良性セメント芽細胞腫
d 線維性骨異形成症
e 根尖性セメント質異形成症

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97D45
45歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.20A)と生検時の病理組織像(別冊No.25B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 副腎皮質ステロイド軟膏塗布
b ビタミンA投与
c 凍結療法
d 舌部分切除
e 放射線治療

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97D46
43歳の男性。嚥下痛を主訴として来院した。3日前に発熱と嚥下痛とを生じ、次第に摂食が困難になってきたという。体温38.1℃。初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

診断名はどれか。
a 再発性アフタ
b 扁桃周囲炎
c 疱疹性口内炎
d ヘルパンギーナ
e 壊死性潰瘍性口内炎

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97D47
29歳の女性。舌の接触痛を主訴として来院した。3か月前から舌の接触痛とともに嚥下痛が生じたという。初診時の口腔内写真(別冊No.22A)と手指の写真(別冊No.22B)とを別に示す。初診時の検査結果を表に示す。


診断名はどれか。
a 地図状舌
b 口腔カンジダ症
c Plummer─Vinson症候群
d Hunter舌炎
e Sjögren症候群

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97D48
56歳の男性。左側頬部の出血を主訴として来院した。7日前に突然、下顎前歯部の出血を認め、昨夜右側オトガイ下部の異常にも気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)と下顔面部写真(別冊No.23B)とを別に示す。初診時の血液学検査の結果を表に示す。

疑われる疾患はどれか。
a 悪性貧血
b 顆粒球減少症
c 鉄欠乏性貧血
d 再生不良性貧血
e 血友病A

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97D49
75歳の男性。上顎右側第一小臼歯の抜去中に気分が悪いと訴えた。循環動態の経過を図に示す。

図の①の時点での対応はどれか。2つ選べ。
a 手術の中断
b 下肢の挙上
c 輸液量の増加
d 硫酸アトロピンの静注
e 塩酸ニカルジピンの静注

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97D50
57歳の男性。悪性腫瘍切除術で6時間の全身麻酔管理が予定された。術前の検査結果を表に示す。

術中・術後の管理で重要なのはどれか。
(1)ヘモグロビンA1Cのモニタリング
(2)浅麻酔の実施
(3)術後の感染対策
(4)血糖値のモニタリング
(5)ケトアシドーシスの把握
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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97D51
44歳の女性。開口障害を主訴として来院した。19年前に頭部を強打したという。開口時の痛みはない。初診時のエックス線写真(別冊No.24A、B)を別に示す。

疑われる疾患はどれか。
a 下顎頭肥大
b 顎関節症
c リウマチ性顎関節炎
d 顎関節強直症
e 化膿性顎関節炎

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97D52
47歳の男性。右側顎下部の腫張を主訴として来院した。3日前から疼痛とともに腫張し、特に食事時の疼痛が強いという。初診時の口腔内写真(別冊No.25A)と右側顎下部の写真(別冊No.25B)とを別に示す。

診断に必要なエックス線撮影法はどれか。2つ選べ。
a 二等分法
b 咬合法
c パノラマエックス線撮影法
d 後頭前頭方向撮影法
e Waters撮影法

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97D53
26歳の男性。口唇の腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたという。初診時の口唇部の写真(別冊No.26A)と生検時の病理組織像(別冊No.26B)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 肉芽腫性口唇炎
b 接触性口唇炎
c 水疱性類天疱瘡
d 粘液瘤
e 血管腫

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97D54
46歳の女性。歯肉の接触痛を主訴として来院した。1か月前から下顎歯肉の発赤と接触痛とを生じ、発症3日後からアシクロビルの投与を受けたが症状は改善しなかったという。免疫染色で基底膜にIgGとC3の沈着がみられた。初診時の口腔内写真(別冊No.27A)と生検時の病理組織像(別冊No.27B)とを別に示す。

診断名はどれか。
a 扁平苔癬
b 疱疹性歯肉口内炎
c 紅板症
d Behçet病
e 類天疱瘡

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97D55
77歳の男性。口腔の疼痛を主訴として来院した。5年前から口腔全体がしみるようになり、軽快と増悪とを繰り返してきたという。6年前から糖尿病の治療を受けている。初診時の口腔内写真(別冊No.28A、B)を別に示す。

適切な薬物はどれか。2つ選べ。
a 塩酸ミノサイクリン
b ミコナゾール
c メコバラミン
d アムホテリシンB
e プレドニゾロン

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97D56
歯のフッ素症の発症に関係するのはどれか。
a 歯嚢細胞
b 歯髄細胞
c 象牙芽細胞
d エナメル芽細胞
e セメント芽細胞

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97D57
歯磨剤に配合されるのはどれか。
(1)フッ化ナトリウム
(2)フッ化カルシウム
(3)フッ化アルミニウム
(4)酸性フッ素リン酸溶液
(5)モノフルオロリン酸ナトリウム
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D58
誤っている組合せはどれか。
a 歯肉出血─────歯肉内縁部の潰瘍
b 歯周ポケット───接合上皮の破壊
c  膿───────好中球の変性
d 口 臭──────ヒスタミンの遊離
e 歯の動揺─────コラーゲンの消失

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97D59
ある地域の母子歯科保健事業の評価に必要なのはどれか。
(1)対照地域との比較
(2)歯科健康診査票
(3)歯科医療施設数
(4)両親の職業
(5)事業の受診率
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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D61〜D70

97D60
3歳児歯科健康診査の結果の一部を図に示す。

齲蝕罹患型で正しいのはどれか。
a O型
b A型
c B型
d C1型
e C2型

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97D61
学校保健法における歯科保健の対象でないのはどれか。
a 保育所の幼児
b 小学校の児童
c 高等学校の生徒
d 専門学校の学生
e 学校の教職員

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97D62
13歳の生徒で予防填塞が最も有効なのはどれか。
a 上顎中切歯
b 上顎側切歯
c 第一小臼歯
d 第一大臼歯
e 第二大臼歯

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97D63
根面齲蝕の予防に適用されないのはどれか。
a 甘味制限
b フッ化物洗口
c フッ化物塗布
d 歯間ブラシの使用
e ラバーチップの使用

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97D64
金属線の引張り試験における破断までの応力─ひずみ曲線を図に示す。

加工しやすいのはどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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97D65
寒天印象材で誤っているのはどれか。
a 成分としてホウ砂を含む。
b 温度でゾル─ゲルの状態変化を示す。
c ゾル化温度とゲル化温度とは等しい。
d ゲルを空気中に放置すると収縮する。
e ゲルを水中に保管すると膨張する。

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97D66
正しい組合せはどれか。
(1)ISOタイプ1金合金────全部鋳造冠
(2)ISOタイプ3金合金────鋳造床
(3)ISOタイプ4金合金────臼歯部ブリッジ
(4)金銀パラジウム合金───4/5クラウン
(5)低融銀合金───────3/4クラウン
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D67
接着性レジンセメントで正しいのはどれか。
(1)リン酸亜鉛セメントより圧縮強さが大きい。
(2)EBAセメントより引張り強さが小さい。
(3)グラスアイオノマーセメントより水への溶解率が大きい。
(4)グラスアイオノマーセメントより象牙質接着強さが小さい。
(5)ポリカルボキシレートセメントより合金に強く接着する。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97D68
20カラット金合金用ろうとして適切な組成(重量%)はどれか。
a 銀(24)、銅(3)、錫(73)
b 銀(56)、銅(22)、亜鉛(17)、錫(5)
c 金(20)、パラジウム(15)、銀(32)、銅(26)、亜鉛(6)
d 金(75)、銀(5)、銅(10)、亜鉛(7)
e 金(88)、白金(3)、パラジウム(5)、銀(3)

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97D69
加熱重合型アクリルレジン義歯床の作製工程で適切なのはどれか。
a 粉・液混和を重量比で1:1にした。
b 湿式重合を100℃で10時間行った。
c 乾熱重合法でフラスコの加熱を粘膜面から行った。
d 重合終了後にフラスコから取り出して急冷した。
e 研磨終了後に乾燥状態で保管した。

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97D70
カーボランダムポイントの断面構造模式図を示す。

誤っているのはどれか。
a 砥粒の先端が切れ刃になる。
b 砥粒が脱落すると切れ刃が自生する。
c 砥粒の主成分は炭化ケイ素である。
d 結合材にはゴムを用いる。
e 空隙は研削時の発熱を抑える。

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