
A1〜A20
100A1
齲蝕象牙質の感染層除去に用いる適切な器具はどれか。
a スチールバー
b タングステンカーバイドバー
c カーボランダムポイント
d ダイヤモンドポイント
e ホワイトポイント
100A2
医薬品の副作用によって死亡した場合、薬事法で規定されている報告義務先はどれか。
a 製造会社
b 医療機関の管理者
c 医療機関の倫理委員会
d 医療機関の治験審査委員会
e 厚生労働大臣
100A3
シリコーンゴム印象に付着したB型肝炎ウイルスの消毒に有効なのはどれか。
a 塩化ベンザルコニウム
b 次亜塩素酸ナトリウム
c クロルヘキシジン
d クレゾール石ケン液
e エタノール
100A4
歯と石灰化開始時期との組合せで正しいのはどれか。
a 上顎乳中切歯 ―――― 胎生8~9週
b 下顎第二乳臼歯 ――― 胎生8~9か月
c 上顎第一大臼歯 ――― 6~7か月
d 下顎中切歯 ――――― 1歳~1歳3か月
e 下顎第二大臼歯 ――― 2歳6か月~3歳
100A5
小児の全身疾患と口腔内症状との組合せで正しいのはどれか。
a 糖尿病 ――――― エナメル質減形成
b AIDS ―――――― 口腔乾燥
c 先天性梅毒 ――― 舌下部潰瘍
d 急性白血病 ――― 歯肉出血
e 貧 血 ――――― アフタ性潰瘍
100A6
健康な歯周組織における生物学的幅径のうち、上皮性付着の幅はどれか。
a 約 10μm
b 約 50μm
c 約100μm
d 約1 mm
e 約3 mm
100A7
エックス線撮影で管電流を変えると変化するのはどれか。
a 鮮鋭度
b 解像力
c 拡大率
d 黒化度
e 被写体コントラスト
100A8
ヘルシンキ宣言で述べられているのはどれか。
a 死の定義
b 医療の非営利
c 教師への尊敬
d 医学研究の倫理
e 患者の秘密保持
100A9
根管清掃剤のEDTAで正しいのはどれか。
a 酸性溶液で用いる。
b 脱灰作用がある。
c 発泡作用がある。
d 漂白作用がある。
e 有機質溶解作用がある。
100A10
歯科医師法で規定している診療録の保存期間はどれか。
a 1年
b 5年
c 6年
d 8年
e 10年
100A11
運動時に瞬発力を発揮するのはどれか。
a 赤 筋
b 白 筋
c 心 筋
d 錘内筋
e 平滑筋
100A12
歯科医師法の一文を示す。( )に入るのはどれか。
歯科医師は、歯科医療及び( )を掌ることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。
a 地域医療
b 保健指導
c 健康教育
d 歯科医業
e 福祉医療
100A13
セカンドオピニオンの目的はどれか。
a 疾病予防
b 院内感染対策
c 医療事故の防止
d 患者の意思決定
e 医療危機管理
100A14
チェックバイト法を用いるのはどれか。
a 蝶番咬合器
b 構成咬合器
c 平均値咬合器
d 自由運動咬合器
e 半調節性咬合器
100A15
O’LearyのPCRで評価できるのはどれか。
a 歯肉の炎症
b 歯槽骨の吸収
c 口腔清掃状態
d 歯石沈着の程度
e 歯周ポケットの深さ
100A16
医療面接における初診患者(A)と歯科医師(B)との会話を以下に示す。
歯科医師「おはようございます。私は担当医のBです。お名前をお聞かせください」
患 者「Aと申します」
この後の歯科医師(B)の質問で適切なのはどれか。
a 「痛みがありますか」
b 「これまでどのような病気にかかりましたか」
c 「今日はどのようなことで来られましたか」
d 「これまでどのような治療を受けられましたか」
e 「確認のため住所、年齢、職業を教えてください」
100A17
医療面接の目的で適切でないのはどれか。
a 患者との信頼関係の構築
b 患者との情報の共有
c 治療への協力依頼
d 治療への動機付け
e 同意に向けた誘導
100A18
消毒薬はどれか。
a セファクロル
b プロポフォール
c 硫酸アトロピン
d エピネフリン
e ポビドンヨード
100A19
リン酸亜鉛セメントの粉末成分はどれか。
a アルミナ
b シリカ
c アルミノシリケートガラス
d 酸化亜鉛
e リン酸カルシウム
100A20
開かれた質問(open─ended question)はどれか。
a 冷たい水を飲むと痛みますか。
b ズキズキした痛みですか。
c いつから痛みましたか。
d どのような痛みですか。
e 痛み止めは飲みましたか。
A21〜A40
100A21
歯の平均寿命が最も長いのはどれか。
a 上顎中切歯
b 下顎犬歯
c 上顎第一小臼歯
d 上顎第一大臼歯
e 下顎第一大臼歯
100A22
抗原提示細胞はどれか。
a 好中球
b 樹状細胞
c 線維芽細胞
d メラノサイト
e 肥満細胞
100A23
小児期の感染症で口腔粘膜病変を伴うのはどれか。
a 麻 疹
b マイコプラスマ肺炎
c 伝染性紅斑
d 百日咳
e ロタウイルス感染症
100A24
sIgAのみにみられるのはどれか。
a H 鎖
b L 鎖
c J 鎖
d CDR
e 分泌小片
100A25
嚥下を困難にする全部床義歯の要因はどれか。
a 高い咬合高径
b 深い垂直被蓋
c S字隆起の付与
d 口蓋ヒダの存在
e 短い下顎床後縁
100A26
( )の中に入る語句はどれか。
1986年の(①)で提唱されたヘルスプロモーションは、「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにする(②)である」と定義されている。
a ① ②
a オタワ憲章 プロセス
b アルマアタ宣言 プロセス
c ヘルシンキ宣言 プロセス
d オタワ憲章 社会支援
e アルマアタ宣言 社会支援
100A27
最も融解温度が高い鋳造用合金はどれか。
a 陶材焼付用金合金
b コバルトクロム合金
c 金銀パラジウム合金
d 14K金合金
e タイプ4金合金
100A28
診査用模型でわかるのはどれか。
a 歯根露出
b 歯肉歯槽粘膜境
c 歯周ポケットの深さ
d 歯槽骨の吸収
e 付着歯肉幅
100A29
筋上皮細胞があるのはどれか。
a 唾液腺
b 胃
c 肝 臓
d 腎 臓
e 大 腸
100A30
支台築造の目的はどれか。
a 支台歯の二次齲蝕予防
b 対合歯の挺出防止
c 支台歯の骨植改善
d クラウンの保持力増加
e 辺縁歯肉の保護
100A31
患者の希望による本人の診療情報の開示を義務付けているのはどれか。
a 医療法
b 健康保険法
c 地域保健法
d 歯科医師法
e 個人情報保護法
100A32
永久歯のエナメル質よりも硬いのはどれか。
a グラスアイオノマーセメント
b コンポジットレジン
c 陶 材
d 金銀パラジウム合金
e タイプ4金合金
100A33
デンチャープラークの除去が最も困難なのはどれか。
a 硬質レジン
b 陶 材
c アクリルレジン
d 裏装用シリコーンゴム
e コバルトクロム合金
100A34
加齢によって永久歯歯髄で増加するのはどれか。
a 好中球
b 破歯細胞
c 象牙芽細胞
d 神経線維
e コラーゲン線維
100A35
アズール顆粒をもち、核が分葉するのはどれか。
a 好中球
b 好酸球
c 好塩基球
d リンパ球
e 単 球
100A36
健康日本21における「定期的な歯石除去や歯面清掃を受ける人の増加」で過去1年間に受けた人の割合の指標の目安(60歳)はどれか。
a 10%以上
b 30%以上
c 50%以上
d 70%以上
e 90%以上
100A37
1歳6か月児で正しいのはどれか。
a 話し言葉が完成している。
b 自我が確立している。
c 小泉門は閉鎖している。
d 頭囲は胸囲よりも大きい。
e 体重は出生時の約2倍である。
100A38
7歳時に上顎第二乳臼歯を抜去し放置した。
上顎永久歯列にみられるのはどれか。
a 正中離開
b 犬歯の高位
c 第二小臼歯の挺出
d 第一大臼歯の近心転位
e 第二大臼歯の頬側転位
100A39
粘膜接触面積が最も小さいポンティック基底面の形態はどれか。
a リッジラップ
b 偏 側
c 有 根
d 鞍 状
e 船 底
100A40
細胞質膜の基本構造はどれか。
a 多糖体
b ポリリン酸
c ポリペプチド
d リン脂質二重層
e ペプチドグリカン
A41〜A60
100A41
歯の異常と好発部位との組合せで正しいのはどれか。
a 矮小歯 ―― 上顎側切歯
b 欠如歯 ―― 上顎犬歯
c 融合歯 ―― 下顎小臼歯
d 巨大歯 ―― 上顎大臼歯
e 歯内歯 ―― 下顎大臼歯
100A42
我が国で1970年以降、死亡率が減少傾向にある死因はどれか。
a 悪性新生物
b 脳血管疾患
c 心疾患
d 肺 炎
e 自 殺
100A43
フッ素溶出量が多いのはどれか。
a カルボキシレートセメント
b 光重合型コンポジットレジン
c 化学重合型コンポジットレジン
d 従来型グラスアイオノマーセメント
e レジン添加型グラスアイオノマーセメント
100A44
高齢者への抗菌薬投与で特に注意するのはどれか。
a 唾液分泌能
b 肺換気能
c 心機能
d 膵機能
e 腎機能
100A45
下顎小臼歯根尖部に認められる楕円形のエックス線透過像が示すのはどれか。
a 切歯孔
b 大口蓋孔
c 舌 孔
d オトガイ孔
e 下顎孔
100A46
治療法と薬剤との組合せで正しいのはどれか。
a 象牙質知覚過敏処置 ―― 硝酸カリウム
b 歯髄鎮痛消炎療法 ――― ホルムクレゾール
c 失活断髄法 ―――――― 水酸化カルシウム
d アペキソゲネーシス ――― 亜ヒ酸
e 感染根管治療 ――――― フェノール
100A47
アスベストの長期吸入が原因で発症するのはどれか。
a 珪 肺
b 気 胸
c 中皮腫
d 肺結核
e 肺気腫
100A48
前歯部反対咬合の原因となるのはどれか。
a 母指吸引癖
b 下唇吸唇癖
c 咬合干渉
d 乳臼歯の晩期残存
e 上唇小帯の付着異常
100A49
疱疹性歯肉口内炎の原因はどれか。
a コクサッキーウイルス
b サイトメガロウイルス
c EBウイルス
d 単純ヘルペスウイルス
e 水痘・帯状疱疹ウイルス
100A50
義歯製作時の無圧印象に適しているのはどれか。
a レギュラータイプポリエーテルゴム印象材
b モデリングコンパウンド
c 酸化亜鉛ユージノール印象材
d アルジネー卜印象材
e パテタイプシリコーンゴム印象材
100A51
Polymerase Chain Reaction(PCR)に不要なのはどれか。
a DNAリガーゼ
b DNAプライマー
c DNAテンプレート
d デオキシヌクレオチド
e 耐熱性DNAポリメラーゼ
100A52
神経線維の中を伝導するのはどれか。
a 活動電位
b 起動電位
c 静止膜電位
d 電気緊張電位
e シナプス電位
100A53
グルココルチコイドが促進するのはどれか。
a 糖新生
b 黄体形成
c ストレス反応
d アレルギー反応
e プロスタグランジン合成
100A54
細胞接着因子のRGDドメインに結合するのはどれか。
a ラミニン
b デコリン
c インテグリン
d ビトロネクチン
e フィブロネクチン
100A55
重層扁平上皮の有棘細胞の特徴はどれか。
a 触覚の受容
b 核の消失
c 抗原提示
d メラニン色素産生
e 発達したデスモゾーム
100A56
図に示す物質はどれか。
a ヘパリン
b ヒアルロン酸
c デルマタン硫酸
d コンドロイチン4─硫酸
e コンドロイチン6─硫酸
100A57
オステオカルシンの生成過程を図に示す。

( )に入るのはどれか。
a ビタミンA
b ビタミンB12
c ビタミンC
d 活性型ビタミンD
e ビタミンK
100A58
Howship窩にみられるのはどれか。
a 骨芽細胞
b 骨細胞
c 破骨細胞
d 軟骨芽細胞
e 軟骨細胞
100A59
下顎右側大臼歯の咬合面観を図に示す。

第七咬頭はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
100A60
皮下に存在し、口腔前庭に開口するのはどれか。
a 口唇腺
b 口蓋腺
c 耳下腺
d 顎下腺
e 舌下腺
A61〜A80
100A61
下顎骨に起始するのはどれか。
a 側頭筋
b 外側翼突筋
c 顎二腹筋後腹
d オトガイ舌骨筋
e 茎突舌骨筋
100A62
交感神経節はどれか。
a 膝神経節
b 耳神経節
c 三叉神経節
d 上頸神経節
e 翼口蓋神経節
100A63
下顎骨でヒトのみにみられるのはどれか。
a 関節突起
b 筋突起
c 下顎角
d 下顎枝
e オトガイ
100A64
開口・閉口のいずれにも関与するのはどれか。
a 咬 筋
b 側頭筋
c 顎二腹筋
d 内側翼突筋
e 外側翼突筋
100A65
成人の嚥下誘発に有効な感覚情報を伝達するのはどれか。
a 舌下神経
b 顔面神経
c 迷走神経
d 交感神経
e 外転神経
100A66
母音の発声に関係ないのはどれか。
a 口 唇
b 呼 気
c 共鳴腔
d 喉頭原音
e 鼻咽腔閉鎖
100A67
オプソニン作用はどれか。
a ヘルパーT細胞によるキラーT細胞の活性化
b マクロファージによる抗原提示
c B細胞の形質細胞への分化
d 抗体による貪食の促進
e 補体活性化による好中球集積
100A68
アナフィラキシー遅延反応物質(SRS─A)の本体はどれか。
a セロトニン
b ロイコトリエン
c トロンボキサン
d プロスタサイクリン
e プロスタグランジン
100A69
グルコシルトランスフェラーゼによる反応を示す。
nスクロース → グルカン+n( )
( )に入るのはどれか。
a フコース
b グルコース
c スクロース
d マルトース
e フルクトース
100A70
腐敗菌の感染で起こるのはどれか。
a 融解壊死
b ろう様変性
c 乾酪化
d 湿性壊疽
e 脂肪壊死
100A71
蜂窩織炎で特徴的に浸潤するのはどれか。
a 好中球
b 好酸球
c 巨細胞
d リンパ球
e 肥満細胞
100A72
後天性梅毒の第3期に出現するのはどれか。
a 粘膜斑
b 梅毒疹
c ゴム腫
d 硬性下疳
e 無痛性横痃
100A73
炎症に関わる脂質はどれか。
a 血小板活性化因子
b セロトニン
c プラスミン
d ハーゲマン因子
e ブラジキニン
100A74
偏性細胞内寄生細菌はどれか。
a 結核菌
b スピロヘータ
c マイコプラスマ
d クラミジア
e レジオネラ
100A75
B型肝炎ウイルスによる急性肝炎時の各抗原、各抗体の血中相対濃度の推移を図に示す。

抗HBs抗体はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
100A76
抗インフルエンザ薬リン酸オセルタミビルが阻害するのはどれか。
a DNAポリメラーゼ
b RNAポリメラーゼ
c ノイラミニダーゼ
d ヘマグルチニン
e プロテアーゼ
100A77
癌抑制遺伝子はどれか。
a ras
b p53
c myc
d sis
e erb─B
100A78
扁平苔癬の特徴はどれか。
a リンパ管の増生
b 上皮内水疱の形成
c メラニン色素の沈着
d 異型核分裂像の出現
e 基底細胞の水症性変性
100A79
歯肉縁上プラークがバイオフィルムである根拠はどれか。
a 齲蝕の原因となる。
b 口腔内に存在している。
c 機械的に取り除くことができる。
d 唾液成分を含んでいる。
e 歯面に付着している。
100A80
疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。
a Plummer─Vinson症候群───嚥下困難
b Papillon─Lefèvre症候群───褐色の皮膚色素斑
c Pierre Robin症候群──────口唇裂
d McCune─Albright症候群───口腔乾燥症
e Peutz─Jeghers症候群────慢性再発性アフタ
A81〜A100
100A81
二峰性の発熱を示すのはどれか。
a 水 痘
b 風 疹
c 麻 疹
d 流行性耳下腺炎
e 伝染性紅斑
100A82
触診所見と疾患との組合せで正しいのはどれか。
a 捻髪音────リンパ管腫
b 羊皮紙様感──含歯性嚢胞
c 波 動────多形性腺腫
d 退色性────粘液嚢胞
e 軋轢音────皮下気腫
100A83
鞍状歯列弓の原因はどれか。
a 口呼吸
b 低位舌
c 過剰歯
d 大臼歯の頬側転位
e 大臼歯の近心転位
100A84
乳児の栄養指導で推奨される卒乳時期はどれか。
a 生後 6 か月
b 生後 9 か月
c 生後15か月
d 生後24か月
e 生後30か月
100A85
先天歯の好発部位はどれか。
a 上顎乳切歯部
b 上顎乳犬歯部
c 上顎乳臼歯部
d 下顎乳切歯部
e 下顎乳臼歯部
100A86
主訴の欄に記載するのはどれか。
a 保険診療を希望する。
b 前歯が水にしみる。
c 齲蝕リスクが高い。
d 根尖病変がある。
e 失活歯である。
100A87
診察法で正しいのはどれか。
a 温度診で露髄の有無を判定する。
b 透照診で齲蝕の範囲を判定する。
c 打診で歯髄の生死を判定する。
d 電気診で歯冠部の亀裂の有無を判定する。
e エックス線検査で根尖病変の有無を判定する。
100A88
タッピング運動を用いて診察するのはどれか。
a 咬合高径
b 咬合接触
c 咬合平衡
d 咬合平面
e 咬合様式
100A89
Down症候群児に多くみられる口腔症状はどれか。
a 小帯付着異常
b 乳歯早期脱落
c 小舌症
d 上顎過成長
e 開 咬
100A90
腎機能検査項目はどれか。
a ALT
b Ht
c C反応性タンパク
d APTT
e クレアチニンクリアランス
100A91
検査項目と検査値との組合せで成人の基準値内にあるのはどれか。
a 空腹時血糖130mg/dl
b 総タンパク5.5g/dl
c CRP1.2mg/dl
d AST35IU/l
e ALT70IU/l
100A92
実効線量の概念を表すのはどれか。
a 放射線の確率的影響
b 突然変異率を2倍にする線量
c 単位時間内に起こる放射性壊変
d 空気に対する放射線の電離能力
e 物質が吸収した放射線のエネルギー
100A93
歯科用デジタルエックス線撮影システムで正しいのはどれか。
a 蛍光増感紙を使用する。
b グリッドを併用する。
c 三次元画像が得られる。
d コントラストを調整できる。
e 被曝線量は増加する。
100A94
パノラマエックス線写真で描出できる顎関節疾患の病態はどれか。
a 関節腔の癒着
b 下顎頭の吸収
c 関節円板の転位
d 下顎頭軟骨の肥厚
e 関節円板後部組織の腫脹
100A95
エックス線写真(別冊No.1A)とそのトレース図(別冊No.1B)とを別に示す。

正しい組合せはどれか。
a ア ―― 頬 骨
b イ ―― 鼻 腔
c ウ ―― 下顎頭
d エ ―― 翼突鈎
e オ ―― 歯槽頂
100A96
造影CT像(別冊No.2)を別に示す。

矢印で示すのはどれか。
a 外頸動脈
b 内頸静脈
c 顔面動脈
d 総頸動脈
e 下顎後静脈
100A97
MR画像(別冊No.3A、B)を別に示す。

腫瘤性病変が存在するのはどれか。
a 咬 筋
b 内側翼突筋
c 側頭筋
d 顎下腺
e 耳下腺
100A98
被写体コントラストが向上するのはどれか。
a 照射野の縮小
b 撮影時間の短縮
c 高感度フイルムの使用
d 管電圧の上昇
e 現像の適正化
100A99
エックス線写真の鮮鋭度を表すのはどれか。
a 隣接した部分の写真濃度の差
b 異なった組織のエックス線減弱度の差
c 隣接した部分の透過エックス線の強度比
d 微細な構造を描出する能力の度合
e フイルム内に分布する銀粒子の密度の差
100A100
欠損のない歯列で下顎臼歯部の咬合法歯軸方向撮影を行った。
観察できるのはどれか。
a 骨髄炎による下顎管の偏位
b 良性腫瘍による顎骨の膨隆
c 辺縁性歯周炎による骨吸収
d 肉腫による歯根膜腔の拡大
e 齲蝕による修復象牙質の形成
A101〜A120
100A101
正面セファログラムで評価できるのはどれか。
a 顔面高
b 前後的顎間関係
c 垂直的顎間関係
d 歯列の側方偏位量
e 下顎下縁平面傾斜角
100A102
CTの経静脈性造影剤の成分はどれか。
a ヨード
b バリウム
c カルシウム
d ガドリニウム
e テクネチウム
100A103
吸収線量(Gy)から等価線量(Sv)を計算するために用いるエックス線の放射線荷重係数はどれか。
a 1
b 5
c 10
d 20
e 50
100A104
臼歯部隣接面接触点下の齲蝕の有無の判定に有効なのはどれか。
a エックス線検査
b レーザー光による診査
c 探針による触診
d 齲蝕検知液による染色
e 電気抵抗値の測定
100A105
研究用模型を用いて、上顎臼歯と下顎顎堤との位置関係を検査することにした。
適切な器具はどれか。
a サベヤー
b 咬合器
c 咬合平面設定板
d バイトゲージ
e コンタクトゲージ
100A106
フランクフルト平面に対する咬合平面の傾斜を評価できるのはどれか。
a 顔面写真
b 口腔内写真
c 平行模型
d 顎態模型
e 診断用予測模型
100A107
Posseltの図形で評価するのはどれか。
a 味覚機能
b 下顎運動
c 舌運動
d 嚥下機能
e 言語機能
100A108
上下顎無歯顎者に対して行う水平的顎間関係の決定法はどれか。
a 安静空隙利用法
b 最大咬合力利用法
c 筋電図法
d フェイスボウトランスファー
e ゴシックアーチ描記法
100A109
各種切削用バー、ポイントの写真(別冊No.4)を別に示す。

根面齲蝕の窩洞形成に使用するのはどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
100A110
コンポジットレジンの重合収縮による接着界面への応力集中を防ぐために行うのはどれか。
a ベベルの付与
b 積層充填法
c レジンコーティング法
d 高出力照射器の使用
e ウェットボンディング法
100A111
根治的頸部郭清術を施行する際、保存するのはどれか。
a 内頸動脈
b 外頸静脈
c 内頸静脈
d 胸鎖乳突筋
e 顎下腺
100A112
歯痛に用いられる薬物はどれか。
a アセトアミノフェン
b ペニシラミン
c プレドニゾロン
d カフェイン
e リン酸コデイン
100A113
下顎孔伝達麻酔を行ったところ、2分後に呼吸困難を訴え、脈が触知できなくなり、口唇の浮腫と皮膚の膨疹とが出現した。
まず投与すべき薬物はどれか。
a ミダゾラム
b アンピシリン
c アセチルコリン
d 硫酸アトロピン
e エピネフリン
100A114
歯科治療中に患者の意識が消失した。
まず行うべき対応はどれか。
a 呼吸、心拍の確認
b エアウェイの挿入
c 静脈路の確保
d 心マッサージの実施
e 除細動の実施
100A115
放射線感受性が最も高いのはどれか。
a 骨肉腫
b 線維肉腫
c 悪性黒色腫
d 扁平上皮癌
e 平滑筋肉腫
100A116
舌癌の放射線治療の特徴はどれか。
a 治療期間が短い。
b 治療後に疼痛がない。
c 白血球数は変化しない。
d 舌の形態が温存される。
e 化学療法の必要がない。
100A117
薬物とその副作用との組合せで正しいのはどれか。
a オフロキサシン ――――― けいれん
b 塩酸クロルプロマジン ―― 腎障害
c 硫酸アトロピン ――――― 縮瞳
d フェニトイン ―――――― 歯質着色
e 塩酸テトラサイクリン ―― 歯肉肥大
100A118
腎疾患患者の薬物動態で正しいのはどれか。
a 薬物再吸収の促進
b 薬物尿細管分泌の促進
c 薬物排泄の遅延
d 生物学的半減期の短縮
e 蛋白結合型薬物の増加
100A119
処方せんに記載するのはどれか。
a 病 名
b 特異体質の有無
c 内服薬の投与総量
d 頓服薬の1日分量
e 1日当たり服用回数
100A120
治験審査委員会で正しいのはどれか。
a 医師と患者で組織する。
b 専門家と非利害関係者で組織する。
c 新薬治験ごとに組織する。
d 倫理審査委員会によって代替できる。
e 医療機関代表者と治験コーディネーターで組織する。
A121〜A140
100A121
地域の飲料水中フッ化物濃度に対する齲蝕と歯のフッ素症の有病者率との関係を調べた研究結果を図に示す。

この研究方法はどれか。
a 記述疫学研究
b 縦断研究
c 臨床疫学研究
d 分析疫学研究
e 介入疫学研究
100A122
フッ化物洗口法を実施しているA校と実施していないB校における1年時と6年時の一人平均DMF歯数を図に示す。

フッ化物洗口によるう蝕抑制率はどれか。
a 35%
b 40%
c 50%
d 60%
e 65%
100A123
歯石の有無を評価するのはどれか。
a PMA指数
b RussellのPI
c OHI─S
d O’LearyのPCR
e PHP
100A124
ある職場のCPIによる集団検診の結果を表に示す。
歯石除去あるいは専門的処置が必要な人数はどれか。
a 15
b 45
c 160
d 205
e 245
100A125
O’LearyのPCRで被検歯25歯中、20歯の25歯面が陽性であった。
PCR値はどれか。
a 25%
b 31%
c 33%
d 50%
e 80%
100A126
歯のフッ素症を評価するのはどれか。
a CFI
b CPI
c PDI
d DAI
e RID
100A127
1歳6か月児健康診査において齲蝕がない幼児で、高い齲蝕リスクを示すのはどれか。
a O
b O1
c O2
d C
e CO
100A128
ショ糖を原料とするのはどれか。
a ステビオサイド
b サッカリン
c パラチノース
d キシリトール
e アスパルテーム
100A129
歯周疾患のリスク要因でないのはどれか。
a 喫 煙
b 加 齢
c 肥 満
d 糖尿病
e 胃潰瘍
100A130
LeavellとClarkの予防概念の特異的予防で、ポピュレーションストラテジーはどれか。
a 栄養指導
b 予防填塞
c 集団検診
d フッ化物歯面塗布
e 水道水へのフッ化物添加
100A131
健康増進法で規定しているのはどれか。
a 飲料水の水質基準
b 食品添加物の基準
c 健康診査の指針
d 医薬部外品の認可
e 食事摂取基準
100A132
地域保健法で規定しているのはどれか。
a 人材確保支援計画の制定
b 健康増進事業者の責務
c 医療計画の策定
d 地域医療支援病院の承認
e 受動喫煙の防止
100A133
人ロピラミッドとその特徴との組合せで正しいのはどれか。
a 富士山型 ――― 低出生、低死亡
b ベル型 ―――― 高出生、高死亡
c つぼ型 ―――― 低出生
d 星 型 ―――― 生産年齢人口流出
e ひょうたん型 ― 生産年齢人口流入
100A134
人口動態統計の調査項目はどれか。
a 転入、転出
b 入国、出国
c 就学、卒業
d 就業、失業
e 出生、死亡
100A135
我が国の食中毒の月毎の発生件数(平成15年)を病因物質別に表に示す。

(イ)はどれか
a 自然毒
b 化学物質
c 細菌
d ウイルス
e 原因不明
100A136
3種混合ワクチンの対象疾患はどれか。
a ジフテリア・百日咳・破傷風
b ジフテリア・百日咳・日本脳炎
c 百日咳・日本脳炎・ポリオ
d 破傷風・ポリオ・風疹
e 百日咳・破傷風・インフルエンザ
100A137
国民健康・栄養調査を規定しているのはどれか。
a 食品衛生法
b 地域保健法
c 健康保険法
d 介護保険法
e 健康増進法
100A138
平成15年国民健康・栄養調査による20、30、40、50及び60歳代の女性のBMIを図に示す。

20歳代はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
100A139
食中毒の原因菌で食前加熱が無効なのはどれか。
a 腸炎ビブリオ
b サルモネラ
c 黄色ブドウ球菌
d カンピロバクター
e 病原大腸菌
100A140
地球環境問題とその原因物質との組合せで正しいのはどれか。
a 砂漠化 ――――― フロン
b オゾン層破壊 ―― PCB
c 地球温暖化 ――― ダイオキシン類
d 大気汚染 ―――― 有機水銀
e 酸性雨 ――――― イオウ酸化物
A141〜A150
100A141
必要換気量の算出に用いるのはどれか。
a 一酸化炭素濃度
b 二酸化炭素濃度
c 二酸化イオウ濃度
d 二酸化窒素濃度
e 遊離粉塵量
100A142
現在の我が国における水道水質の問題点はどれか。
a 大腸菌群の増加
b pH値の上昇
c BODの減少
d 塩素耐性原虫類の発生
e 消毒副生成物の減少
100A143
職業病とその原因との組合せで正しいのはどれか。
a 潜函病 ―――――― 騒 音
b 熱中症 ―――――― 紫外線
c じん肺 ―――――― 急速減圧
d 歯の酸蝕症 ―――― 水 銀
e レイノー症候群 ―― 振 動
100A144
歯科疾患実態調査結果におけるある項目の年次推移を図に示す。

該当するのはどれか。
a 未処置歯を有する者の割合
b 喪失歯を有する者の割合
c 処置歯を有する者の割合
d 20歯以上有する者の割合
e 補綴完了者の割合
100A145
関係法規とその内容との組合せで正しいのはどれか。
a 母子保健法 ――― 1歳6か月児健康診査
b 児童福祉法 ――― 就学時の歯科健康診断
c 学校教育法 ――― 学校歯科健康診断
d 労働基準法 ――― 産業歯科健康診査
e 地域保健法 ――― 40歳の歯周疾患検診
100A146
労働安全衛生法で歯科医師による健康診断が義務付けられているのはどれか。
a 亜鉛を取り扱う業務
b 硫酸を取り扱う業務
c アセトンを取り扱う業務
d アスベストを取り扱う業務
e マンガンを取り扱う業務
100A147
介護保険制度で正しいのはどれか。
a 保険者は国である。
b 20歳から被保険者となる。
c 申請には民生委員の証明が必要である。
d 主治医がサービス区分を判定する。
e 居宅療養管理指導を規定している。
100A148
国民健康保険法で定める保険者はどれか。
a 国
b 都道府県
c 市町村
d 事業所
e 共済組合
100A149
歯科訪問診療で80歳の患者の義歯修理を行った。
この給付を規定しているのはどれか。
a 老人福祉法
b 介護保険法
c 老人保健法
d 国民年金法
e 障害者自立支援法
100A150
フッ化物洗口プログラム実施前後の歯科治療費、フッ化物洗口に要した費用および予防によって減少した一人平均う蝕歯数を表に示す。

費用対効果分析の結果を示す式はどれか。
