【歯科医師国家試験】小児歯科学:障害児への対応(計11問)



障害児への方々に関する問題です。

内容はいたって簡単。特徴から対応の仕方まで学習の濃さはほどほどがいいかもしれません。

近年、出題されているADHDの方々に対する歯科的対応は、大学の講義で教わっている内容で絞った方がいいです。一般書籍やネットで調べても、調査した割に点数にはあまり結びつかないと思うので。

脳性麻痺

96B5
正しい組合せはどれか。
(1)筋ジストロフィー───神経伝達障害
(2)自閉症───────進行性脳機能障害
(3)重症筋無力症────クレアチン代謝異常
(4)精神発達遅滞────脳器質異常
(5)脳性麻痺──────非進行性運動障害
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97A65
運動機能が障害されているのはどれか。
a 知的障害
b 統合失調症(精神分裂病)
c 脳性麻痺
d 躁うつ病
e 自閉症

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98B13
関連のある組合せはどれか。
a 脳性麻痺 ―――――― 言語障害
b 筋ジストロフィー ――― 自傷行為
c 精神発達遅滞 ―――― 咬筋過緊張
d 自閉症 ――――――― 歯肉増殖
e てんかん ―――――― 流 涎

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99B15
周産期の障害が原因で生じるのはどれか。
a 進行性筋ジストロフィー
b 重症筋無力症
c 自閉症
d Down症候群
e 脳性麻痺

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101B81
周産期の障害が関係するのはどれか。
a 脳性麻痺
b 鎖骨頭蓋骨異形成症
c 先天性表皮水疱症
d 無汗型外胚葉異形成症
e 甲状腺機能亢進症

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101D24
2歳の女児。口腔内診査を希望して来院した。脳性麻痺と診断されている。診察の際、突然全身が突っ張った。その時の写真(別冊No.00)を別に示す。

この姿勢に関係する反射はどれか。
a 驚愕反射
b 起立反射
c Babinsky反射
d 緊張性頸反射
e 緊張性迷路反射

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自閉症

101B117
小児自閉症の特徴はどれか。2つ選べ。
a 女児に多い。
b 反響言語を使用する。
c 抽象的に思考できる。
d 同一傾向を保持する。
e 知的障害はみられない。

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105A40
自閉症児に歯科治療の手順を説明するのに有効なのはどれか。2つ選べ。
a TEACCH法
b タイムアウト法
c Tell-Show-Do法
d フラッディング法
e レスポンスコスト法

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105A91(診断名は改定されている)
小児期の広汎性発達障害に含まれるのはどれか。1つ選べ。
a 拒食症
b 自閉症
c 双極性障害
d 解離性障害
e 統合失調症

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110C55
自閉症{スペクトラム}児の歯科治療でTEACCH法が有効なのはどれか。1つ選べ。
a 会話能力の向上
b 感覚過敏の軽減
c 治療順序の理解
d 疼痛閾値の上昇
e 微細運動の上達

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ADHD

109A71
注意欠陥多動性障害の児童に対する歯科治療時の対応で適切なのはどれか。すべて選べ。
a 具体的に指示する。
b Bobath体位で行う。
c 行動調整法を用いる。
d 説明に幼児語を用いる。
e スモールステップで行う。

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