第98回 歯科医師国家試験:C問題

C1〜C20

98C1
被着体とセメントとの組合せで最も大きい維持力が得られるのはどれか。
a エナメル質 ――――――― リン酸亜鉛セメント
b 象牙質 ―――――――― グラスアイオノマーセメント
c ニッケルクロム合金 ――― カルボキシレートセメント
d ISOタイプ3金合金 ―――― レジン強化型グラスアイオノマーセメント
e コバルトクロム合金 ――― 接着性レジンセメント

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98C2
無歯顎顎堤で骨梁が最も密な部位はどれか。
a 上顎切歯部
b 上顎小臼歯部
c 上顎大臼歯部
d 下顎切歯部
e 下顎大臼歯部

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98C3
高齢者にみられる加齢変化はどれか。
a 味覚閾値の上昇
b 唾液分泌量の増加
c 咬合力の増大
d 反射機能の亢進
e 欠損部顎堤粘膜の肥厚

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98C4
シランカップリング処理で接着性レジンセメントとの接着強さが向上するのはどれか。
(1)硬質レジン
(2)アクリルレジン
(3)金銀パラジウム合金
(4)コバルトクロム合金
(5)陶 材
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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98C5
軟骨内骨化がみられるのはどれか。
a 頭頂骨
b 前頭骨
c 鼻 骨
d 蝶形骨
e 頬 骨

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98C6
咬合平面の傾斜を評価できるのはどれか。
(1)顎態模型
(2)平行模型
(3)パノラマエックス線写真
(4)咬合法エックス線写真
(5)側面頭部エックス線規格写真
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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98C7
負のアーチレングスディスクレパンシーで生じるのはどれか。
a 交叉咬合
b 過蓋咬合
c 下顎近心咬合
d 空隙歯列弓
e 叢 生

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98C8
サベヤーで決定できるのはどれか。
a 人工歯の排列位置
b レストの位置
c リンガルバー下縁の位置
d 人工歯の水平被蓋
e ブロックアウトの範囲

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98C9
鞍状型ポンティックを適用してよいのはどれか。
a 半固定性ブリッジ
b 固定性ブリッジ
c 延長ブリッジ
d 可撤性ブリッジ
e 接着ブリッジ

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98C10
無歯顎患者の水平的下顎位の決定に影響するのはどれか。
a 顔面長径
b 安静空隙量
c 咬合力
d F発音位
e 頭部の後傾

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98C11
陶材焼付鋳造冠のオペーク材で正しいのはどれか。
a 熱膨張係数を小さくする成分が添加されている。
b 焼成は大気中で行う。
c コーピング表面の酸化膜と化学的に結合する。
d 光透過性を有する。
e 焼成は600~700℃で行う。

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98C12
全部床義歯でリリーフの適応部位はどれか。
a 頬 棚
b レトロモラーパッド
c アーライン
d ハミュラーノッチ
e 切歯乳頭

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98C13
支台歯が負担過重となりやすいブリッジの設計はどれか。
a ③2①┐
b ④3②┐
c ⑥⑤4┘
d ⑥5④┘
e ⑦6⑤┐

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98C14
KennedyⅡ級患者の部分床義歯で支台歯の負担軽減に有効なのはどれか。
(1)頬舌径の小さい人工歯の使用
(2)遠心レストの付与
(3)欠損部顎堤の無圧印象
(4)片側性義歯の設計
(5)床面積の増大
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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98C15
失活した前歯の修復に用いないのはどれか。
a ピンレッジ
b ポーセレンジャケットクラウン
c ポストインレー
d 硬質レジン前装冠
e 歯冠継続歯

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98C16
リンガルバーの設計で正しいのはどれか。
a 上縁は歯肉縁から2mm以内に設置する。
b 上縁はコルベン状に形成する。
c 下縁は自然移行形にする。
d 下縁をリリーフする。
e 下部にケネディーバーを併設する。

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98C17
オルタードキャスト法に適するのはどれか。
a 印象用石膏
b モデリングコンパウンド
c アルジネート印象材
d 寒天印象材
e ポリサルファイドゴム印象材

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98C18
有歯顎者で後方基準点を平均的顆頭点、前方基準点を眼窩下点としてフェイスボウトランスファーを行った。
平均的な矢状顆路傾斜はどれか。
a 約40度
b 約50度
c 約60度
d 約70度
e 約80度

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98C19
陶材焼付鋳造冠ブリッジの構成材料で融解温度が最も低いのはどれか。
a 前ろう着用ろう
b 後ろう着用ろう
c 陶材焼付合金
d 歯冠色陶材
e オペーク陶材

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98C20
上下顎無歯顎患者でゴシックアーチ描記を行った。アペックスの位置はタッピングポイントの位置とほぼ一致しており、咬合採得した位置から後方へ2mm、左側へ1mm偏位していた。
次に行うのはどれか。
a 側方位でのチェックバイト
b 前方位でのチェックバイト
c 下顎安静位での石膏コアの採得
d アペックスの位置での石膏コアの採得
e 描記板と描記針の取り替え

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C21〜C40

98C21
コンダイラー型半調節性咬合器を使用するスプリットキャスト法での模型付着の目的はどれか。
a ゴシックアーチの描記
b Tenchの歯型の採得
c 矢状顆路傾斜の測定
d 副模型の製作
e オルタードキャスト法の使用

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98C22
全部床義歯で蝋義歯試適時の点検事項でないのはどれか。
a 顎堤粘膜の被圧縮性
b 中心咬合位の咬合接触
c 水平的顎間関係
d 口唇・頬の豊隆
e 歯頸線の位置

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98C23
右側の非復位性顎関節円板前方転位でみられる症状はどれか。
a 開口路の右側偏位
b 右側顎関節のクリック音
c 右側耳前部の腫脹
d 右側耳前部の自発痛
e 右側側方運動の制限

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98C24
ポストの要件はどれか。
a 補綴歯冠長以上の長さ
b 補綴歯冠と同じ軸方向
c 滑沢な研磨面
d 歯根の1/4以内の太さ
e 第一種銀合金での製作

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98C25
(   )内に入る語句の組合せで正しいのはどれか。
ワイヤークラスプ屈曲で用いる応力は(①)より大きく、(②)より小さい。
①       ②
a 比例限    降伏応力
b 比例限    弾性限
c 弾性限    比例限
d 弾性限    降伏応力
e 降伏応力   最大応力

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98C26
ポストダム設置に関係するのはどれか。
a 口蓋帆挙筋
b 咽頭口蓋筋
c 舌口蓋筋
d 頬咽頭筋
e 舌咽頭筋

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98C27
口蓋裂患者の鼻漏防止用閉鎖床製作で使用するのはどれか。
a シリコーンゴム印象材
b ポリサルファイドゴム印象材
c 酸化亜鉛ユージノール印象材
d アルジネート印象材
e アクリル系印象材

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98C28
24歳の女性。上顎前歯部の冷水痛を主訴として来院した。過食症の治療を受けているという。初診時の口腔内写真(別冊No.1A、B)を別に示す。

冷水痛の誘因で考えられるのはどれか。
a ブラキシズム
b エナメル質形成不全
c 過度のブラッシング
d 硬い食品の嗜好
e 頻回の嘔吐

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98C29
19歳の女性。右側顎関節部の開口時疼痛を主訴として来院した。開閉口運動軌跡を図に示す。

この原因となる右側下顎頭の病態はどれか。
a 位置異常
b 骨増生
c 過剰運動
d 軟骨破壊
e 運動制限

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98C30
42歳の女性。上顎前歯部の外観不良を主訴として来院した。ブリッジは8年前に装着したという。初診時の口腔内写真(別冊No.2A)、新しく製作したブリッジ②①┴1②③4⑤の写真(別冊No.2B)および装着時の口腔内写真(別冊No.2C)を別に示す。

前歯唇側部に用いた辺縁形態はどれか。2つ選べ。
a ナイフエッジ
b フェザーエッジ
c ショルダー
d ベベルドショルダー
e ヘビーシャンファー

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98C31
55歳の女性。下顎両側中切歯の変色を主訴として来院した。8か月前に事故で強打したという。治療前後の口腔内写真(別冊No.3A、B)とエックス線写真(別冊No.3C、D)とを別に示す。

行った処置はどれか。2つ選べ。
a 歯面の清掃
b 歯の漂白
c ラミネートベニアの装着
d 陶材焼付鋳造冠の装着
e 歯の再植

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98C32
67歳の女性。上顎右側側切歯の補綴物脱離を主訴として来院した。脱離した補綴物の写真(別冊No.4A)、脱離補綴物を戻した状態での口腔内写真(別冊No.4B)およびそのエックス線写真(別冊No.4C)を別に示す。

適切な治療の組合せはどれか。
a 咬合調整────────補綴物の再装着
b 支台築造体の再装着───クラウンの製作
c 支台築造体の製作────クラウンの再装着
d 支台築造体の製作────クラウンの製作
e 抜 歯─────────前装冠ブリッジの製作

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98C33
56歳の女性。上下顎部分床義歯を製作した。上顎義歯装着時の口腔内写真(別冊No.5A)と中心咬合位の口腔内写真(別冊No.5B、C)とを別に示す。

この段階で用いるのはどれか。2つ選べ。
a 咬合紙
b バイトフォーク
c バイトゲージ
d 咬合平面板
e 適合試験材

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98C34
51歳の女性。上顎前歯部の歯冠継続歯の脱離を主訴として来院した。└1の動揺度は1度である。初診時の口腔内写真(別冊No.6A)と継続歯を戻した状態でのエックス線写真(別冊No.6B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a 挺 出
b 圧 下
c 固 定
d 回 転
e 傾 斜

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98C35
次の文により35、36の問いに答えよ。
58歳の男性。上顎歯列の歯冠補綴治療を行っている。形成後の口腔内写真(別冊No.7A)と作業用模型の写真(別冊No.7B)とを別に示す。

35 形成に用いたポイントの組合せで正しいのはどれか。

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36 形成後に行っている操作の写真(別冊No.7C、D)を別に示す。

計測しているのはどれか。
a 支台歯の長径
b 安静空隙量
c オーバーバイト
d オーバージェット
e 咬合高径

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98C37
77歳の女性。上下顎部分床義歯の製作を希望して来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.8A、B、C、D)を別に示す。

適切な設計はどれか。
a 支台歯は6┴6+3┬3とする。
b 人工歯は頬舌径の大きなものとする。
c 維持装置は緩圧型とする。
d 大連結子は強固なものとする。
e 床面積を小さくする。

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98C38
63歳の男性。咀嚼障害を主訴として来院した。義歯は5年前に装着したという。義歯修理を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.9A、B)、義歯の写真(別冊No.9C)およびピンセットで義歯を加圧した時の写真(別冊No.9D)を別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a パラタルバーの再製
b レストの追加
c 義歯床面積の拡大
d 粘膜調整
e リライニング

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98C39
80歳の女性。新たに下顎全部床義歯を製作することとした。精密印象後の写真(別冊No.10)を別に示す。

モダイオラスの動きで形成されるのはどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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98C40
65歳の男性。上下顎全部床義歯の製作を希望して来院した。咬合採得時の写真(別冊No.11A、B)を別に示す。

写真の操作の目的はどれか。
a 咬合器上での咬合高径の修正
b Balkwill角の記録
c バイトフォークの位置の修正
d 顆頭点と咬合平面との関係の記録
e 基準平面に対する上顎の位置の記録

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C41〜C60

98C41
76歳の男性。上下顎の補綴処置を希望して来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.12A)と咬合採得時の口腔内写真(別冊No.12B)とを別に示す。

適切なのはどれか。
a 上顎咬合堤前縁は切歯乳頭に一致させる。
b 下顎咬合堤の高さは残存歯咬頭頂に一致させる。
c 咬合平面の決定は無歯顎に準じて行う。
d 咬合採得時には残存歯部で強く咬ませる。
e 標示線の記入は残存歯を基準とする。

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98C42
80歳の女性。上下顎義歯の製作を希望して来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.13A)と上下顎顎堤の対向関係の写真(別冊No.13B、C)とを別に示す。

正しいのはどれか。
a 卵円形の前歯部人工歯を選択する。
b 咬頭傾斜の緩い臼歯部人工歯を選択する。
c 前歯部を咬合させる。
d 臼歯部人工歯を顎堤斜面まで排列する。
e 調節彎曲を大きくする。

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98C43
65歳の女性。上顎全部床義歯試適時に「サ」行が発音しにくいと訴えたため、パラトグラム法で発音試験を行った。「サ」音発音前後の蝋義歯の写真(別冊No.14A、B)を別に示す。

行うべき操作はどれか。
a 前歯を唇側に排列する。
b 左側臼歯を頬側に排列する。
c 左側臼歯口蓋側にワックスを追加する。
d S字状隆起を付与する。
e 義歯床を薄くする。

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98C44
63歳の女性。上下顎全部床義歯を製作することとした。上下顎蝋義歯の試適前の顔貌写真(別冊No.15A、B)と試適時の顔貌写真(別冊No.15C、D、E)とを別に示す。

試適時の所見はどれか。
a 咬合高径が不足している。
b 前歯の幅径が小さい。
c 顔面と義歯の正中が一致している。
d 赤唇が薄い。
e リップサポートがある。

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98C45
72歳の男性。義歯装着3日後に下顎左側粘膜の疼痛を訴えて来院した。口腔内写真(別冊No.16A、B)、適合試験の写真(別冊No.16C)および義歯の写真(別冊No.16D)を別に示す。

行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 床研磨面の調整
c 床辺縁の調整
d 床粘膜面の調整
e 粘膜調整

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98C46
59歳の女性。咀嚼時の義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。8年前に義歯を装着し、2日前から咬合時に疼痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No.17A、B)と適合試験の写真(別冊No.17C)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a クラスプの追加
b リンガルバーの調整
c 床粘膜面のリリーフ
d 床辺縁の延長
e リライニング

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98C47
85歳の女性。咀嚼時の下顎右側臼歯部床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。5年前に義歯を装着し、1か月前から疼痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No.18A)と義歯装着時の写真(別冊No.18B)とを別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a 咬合調整
b 床粘膜面のリリーフ
c 粘膜調整
d リライニング
e 義歯の維持力の増強

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98C48
73歳の女性。咀嚼時の義歯の不安定を主訴として来院した。15年前に装着したが、3週前から噛みにくく、脱離しやすくなったという。初診時の義歯の写真(別冊No.19A、B、C)を別に示す。

疑われる原因はどれか。
a ブラキシズム
b 片側性咀嚼
c 過度の義歯清掃
d 前歯部陶歯の使用
e 人工歯の咬耗

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98C49
70歳の女性。咀嚼障害を主訴として来院した。3か月前に即時義歯を装着したが、1週前から床下粘膜に圧迫感があるという。来院時の口腔内写真(別冊No.20A、B)と適合試験の写真(別冊No.20C)とを別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 床面積の拡大
c 床辺縁の削除
d 床粘膜面のリリーフ
e リライニング

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98C50
76歳の男性。補綴処置を希望して来院した。2年前に咽頭部腫瘍を切除したが、義歯は装着しなかったという。初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

義歯に用いるのはどれか。2つ選べ。
a パラタルストラップ
b サージカルステント
c 栓塞子
d スピーチエイド
e 金属スケルトン

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98C51
骨格性開咬で小さい値を示すのはどれか。
a Y軸角
b 下顎角
c 下顎下縁平面角
d 下顎枝高
e 下顔面高

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98C52
正しい組合せはどれか。
a Pierre Robin症候群 ―――― 下顎遠心咬合
b Apert症候群 ――――――― 過蓋咬合
c Crouzon症候群 ―――――― 上顎前突
d 唇顎口蓋裂 ――――――― 下顎歯列弓の狭窄
e Treacher─Collins症候群 ―― 下顎近心咬合

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98C53
矯正歯科治療期間中に患者自身が行うのはどれか。
a コイルスプリングの交換
b アーチワイヤーの交換
c 顎間ゴムの交換
d 床装置辺縁の調整
e 補助弾線の調整

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98C54
正しい組合せはどれか。
a 補助弾線 ―――――― 断続的矯正力
b 拡大ネジ ―――――― 間歇的矯正力
c アーチワイヤー ―――― 持続的矯正力
d エラスティック ――――― 断続的矯正力
e コイルスプリング ―――― 間歇的矯正力

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98C55
上顎中切歯部の矢状断面を図に示す。

矢印の方向に矯正力を加えた際に硝子様変性がみられるのはどれか。
(1)ア
(2)イ
(3)ウ
(4)エ
(5)オ
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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98C56
軟骨内骨化を抑制するのはどれか。
a 急速拡大装置
b 咬合斜面板
c 舌側弧線装置
d チンキャップ
e ヘッドギア

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98C57
混合歯列期の反対咬合の治療に用いるのはどれか。
a 咬合斜面板
b パラタルアーチ
c タングクリブ
d リップバンパー
e アクチバトール

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98C58
歯の位置異常で正しいのはどれか。
a 傾斜は歯軸が整直している。
b 転位は萌出位置が入れ替わっている。
c 移転は唇舌方向の軸を中心に回転している。
d 捻転は長軸を中心に回転している。
e 低位は咬合平面を越えて位置している。

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98C59
セファログラムの計測点で顔面正中にあるのはどれか。
a Po
b Or
c Go
d Ar
e Pog

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98C60
垂直方向の位置関係の異常を示すのはどれか。
(1)過蓋咬合
(2)交叉咬合
(3)上顎前突
(4)下顎前突
(5)開咬
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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C61〜C70

98C61
13歳の男子。口元の突出感を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.22A、B)と口腔内写真(別冊No.22C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

治療方針で適切なのはどれか。
a 非抜歯で上下顎歯列を遠心移動する。
b 4┴4+4┬4抜歯後、加強固定を用いる。
c 4┴4+4┬4抜歯後、単純固定を用いる。
d 4┴4+5┬5抜歯後、顎間固定を用いる。
e 4┴4+5┬5抜歯後、相反固定を用いる。

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98C62
10歳の男児。前歯で噛めないことを主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.23A、B)と口腔内写真(別冊No.23C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a 上顎の前方成長抑制
b 上顎大臼歯の近心移動
c 下顎の前方成長促進
d 下顎歯列の側方拡大
e 下顎前歯の唇側傾斜

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98C63
7歳の女児。受け口を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.24A、B)と口腔内写真(別冊No.24C、D)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な治療方針はどれか。
a 上顎の前方牽引
b 下顎の左方誘導
c 上顎前歯の唇側傾斜
d 下顎前歯の舌側傾斜
e 乳犬歯の抜去

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98C64
19歳の女性。口元の突出感を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅠ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-6mm、下顎-5mmである。初診時の顔面写真(別冊No.25A)と口腔内写真(別冊No.25B、C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な治療方針はどれか。
a 4┴4+4┬4の抜歯
b 5┴5+4┬4の抜歯
c 2┴2の抜歯
d 非抜歯で上顎大臼歯の遠心移動
e 非抜歯で歯列弓の拡大

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98C65
25歳の男性。受け口を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅢ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎-3mm、下顎-2mmである。下顎枝矢状分割術による外科的矯正治療を行うことにした。初診時の顔面写真(別冊No.26A)と口腔内写真(別冊No.26B、C、D、E、F)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な抜歯部位はどれか。
a 4┘
b 4┴4
c 1┐
d 4┤1
e 4┴4+4┬4

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98C66
8歳の男児。受け口を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.27A、B)と口腔内写真(別冊No.27C、D)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a 上顎の急速拡大
b 上顎の前方牽引
c 下顎の後方誘導
d 上顎前歯の唇側傾斜
e 下顎前歯の舌側傾斜

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98C67
9歳の女児。前歯の噛み合わせの異常を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.28A)と口腔内写真(別冊No.28B、C)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な矯正装置はどれか。
a チンキャップ
b パラタルアーチ
c リップバンパー
d タングクリブ
e リンガルアーチ

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98C68
7歳の女児。前歯の突出を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.29A、B)と口腔内写真(別冊No.29C、D、E)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な矯正装置はどれか。2つ選べ。
a 拡大床
b オーラルスクリーン
c ヘッドギア
d 咬合斜面板
e リップバンパー

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98C69
11歳の男児。前歯の突出感を主訴として来院した。咬合関係はAngleⅡ級である。初診時の口腔内写真(別冊No.30A、B、C、D)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な矯正装置はどれか。
a アクチバトール
b ヘッドギア
c リップバンパー
d 切歯斜面板
e 咬合挙上板

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98C70
8歳の女児。前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.31A、B)と早期接触を示す石膏模型写真(別冊No.31C、D)とを別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a 上顎の成長抑制
b 上顎歯列弓の側方拡大
c 下顎骨の左方誘導
d 上顎右側側切歯の唇側移動
e 永久歯列期での治療

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