ポストクラウン（継続歯）【クラウン・ブリッジ学】（2020年1月24日更新）

ポストクラウン

歯冠部とポスト部とが一体となっており、ポストクラウンともよばれる支台装置。使用する材料や方法により、レジン前装継続歯や陶材焼付継続歯などがある。

特　徴

印象採得が一度で済み、歯冠の方向を変える自由度が大きいことが特徴としてあげられる。どれだけ歯冠が残っていても、歯冠を切り落とした状態にし、髄腔保持の補綴物とする。

歯質削除量が多多く、 ポストの方向が着脱方向のため、ブリッジの支台装置としては自由度が低い。 欠点が多いことから、近年では製作されることはあまりない。

適応症

・唇舌的な歯冠の厚みが薄い前歯

・歯冠高径の低い前・臼歯

・無髄歯の前歯

・単独修復が主となる