
ピンに保持の主体を求める前歯部の支台装置。基本的には、舌面切端側の近遠心に1本ずつ、歯頸側の基底結節部に1本の計3本のピンを備えている。
特 徴
3/4クラウンと比較し、
・被覆面積が少ないため、歯質削除量が少ない。
・前方から見て金属が露出することがないため、審美的に優れている。
・フイニッシュラインが歯肉縁上にあるため歯周組織を傷害することがない。
などの点で優れている。
しかし、ピンホールを形成する際に歯髄を損傷する危険性がある。そのため、歯髄腔の大きい若年者には適さないことがある。
適応症
・前歯部ブリッジの支台装置
・前歯部の動揺歯の固定
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