
フッ素症・中毒(計9問)
99D67
あ体重13kgの3歳児が2%フッ化ナトリウム溶液を誤飲したとき、急性中毒を起こす最小量はどれか。1つ選べ。
a 2.6ml
b 3.9ml
c 5.2ml
d 6.5ml
e 8.0ml
100A126
あ歯のフッ素症を評価するのはどれか。1つ選べ。
a CFI
b CPI
c PDI
d DAI
e RID
101A114
あDeanの分類による歯のフッ素症の調査結果を表に示す。

あ正しい判断はどれか。1つ選べ。
a フッ化物局所応用を中止する。
b フッ化物を過剰に摂取している。
c 歯のフッ素症の出現は境界域である。
d 歯のフッ素症の治療対策が必要である。
e 歯のフッ素症について公衆衛生上の問題はない。
101D46
あ10歳の女児。歯の色調異常を主訴として来院した。母親に小学校入学時から行っている週1回のフッ化物洗口との関連を尋ねられたため、それが原因ではないことを説明した。初診時の口腔内写真(別冊No.46)を別に示す。

あ説明の根拠はどれか。1つ選べ。
a 週1回法では洗口の頻度が低い。
b 色調変化は外来性沈着物による。
c 色調変化は幼児期の抗菌薬投与による。
d 洗口開始時にエナメル質の石灰化は完了している。
e フッ化物洗口法ではフッ化物の残留量は少ない。
102C53
あ4歳の女児。体重18kg。齲蝕予防のためにフッ化物歯面塗布を希望して来院した。フッ化物の悪心嘔吐発現量は2mgF/体重kgとする。本児がリン酸酸性フッ化ナトリウムゲル(F濃度:9,000ppm)を誤飲して悪心嘔吐が生じる可能性のあるゲル量はどれか。1つ選べ。
a 0.2ml
b 1.8ml
c 2.0ml
d 3.6ml
e 4.0ml
109C52
あ27歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

あ最も疑われる原因はどれか。1つ選べ。
a 加 齢
b 喫 煙
c 先天性梅毒
d 習慣性嘔吐
e フッ化物の長期過剰摂取
112A29
あ24歳の男性。CFIの検査結果を表に示す。

あこの被検者の値はどれか。1つ選べ。
a 0.5
b 1
c 2
d 3
e 4
113A77
あ歯のフッ素症の特徴はどれか。2つ選べ。
a 齲蝕抵抗性が高い。
b 左右側同名歯に発症する。
c 象牙質の形成不全である。
d フッ化物の急性中毒である。
e 永久歯に比べて乳歯に発症しやすい。
115C90(解答なし・計算可能)
あある地域住民100名を対象として歯のフッ素症の調査を実施した結果を表に示す。

あこの地域のCFIを求めよ。
あただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
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