衛生学:口臭の予防(計19問)【歯科医師国家試験】(2023年2月28日更新)



衛生学:口臭の予防

口臭の予防(計19問)

96D59
口臭検査に含まれるのはどれか。1つ選べ。
(1)官能検査
(2)高速液体クロマトグラフィー検査
(3)唾液緩衝能測定
(4)歯周組織検査
(5)舌苔量測定
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5) d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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98D67
口腔清掃用具の写真(別冊No.28 )を別に示す。

この用具を使うことで改善するのはどれか。1つ選べ。
a 口 臭
b 地図状舌
c 扁平苔癬
d 義歯性口内炎
e アフタ性口内炎

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101B118
口臭物質で糖尿病と関連が深いのはどれか。1つ選べ。
a アセトン
b 硫化水素
c インドール
d メチルメルカプタン
e  ジメチルサルファイド

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101C9
32歳の女性。舌の異常を主訴として来院した。1年前から口臭が気になっていたという。初診時の舌の写真(別冊No.8)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 鉄剤の投与
b 抗炎症薬の投与
c 舌ブラシによる清掃
d 低出カレーザーの照射
e 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布

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101D17
23歳の女性。友人から口臭を指摘されたことが気になり来院した。口臭検査の結果、硫化水素濃度は正常値を大きく超えているが、メチルメルカプタンは正常範囲内である。頬舌側ともにすべての歯の歯周ポケットにプロービングによる疼痛と出血を認め、最深部のプロービング深さは3mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.17A、B、C)を別に示す。

主訴に対して最も効果的な対応はどれか。1つ選べ。
a 齲蝕の治療
b 洗口剤の使用
c カウンセリング
d 抗炎症薬の投与
e プラークコントロール

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102A95
口腔由来の病的口臭で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 原因は歯周病が多い。
b 官能検査が必要である。
c 主な原因菌はVeillonellaである。
d 治療の第一選択は抗菌薬による洗口である。
e ジメチルサルファイドが硫化水素よりも優位である。

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102D48
32歳の男性。強い口臭を主訴として来院した。口臭は3年前から気になりだし、昼夜の区別なく感じているという。口臭検査では官能検査、機器測定値ともに検出閾値以下である。歯周検査の結果も異常はない。舌の写真(別冊No.43)を別に示す。

次に行うのはどれか。2つ選べ。
a 舌清掃指導
b 精神科を紹介
c 検査結果の説明
d 別の日に再検査
e 消化器内科を紹介

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103B20
27歳の男性。口臭を主訴として来院した。官能検査で強い口臭を認めるが、齲蝕や歯周炎は認めない。初診時のガスクロマトグラフィー検査結果を図に示す。ただし矢印は各成分の嗅覚閾値を示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 性格検査
b 唾液分泌量の評価
c 口腔清掃指導
d 内科への紹介
e 精神科の受診勧奨

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104B31
46歳の女性。口臭を主訴として来院した。O’LearyのPCRは8%、CPIの最大コードは3である。口臭検査を行うこととした。初診時の舌の写真(別冊No.30)を別に示す。検査結果を表に示す。


最も可能性の高いのはどれか。1つ選べ。
a 飲食物由来の口臭
b 生理的口臭
c 歯周疾患由来の口臭
d 糖尿病由来の口臭
e 仮性口臭

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104C44
口臭官能試験前における検査者の禁止事項はどれか。2つ選べ。
a 洗口
b 喫煙
c 舌苔除去
d ブラッシング
e コーヒーの飲用

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105C126
口臭検査で、官能検査がガスクロマトグラフィー検査よりも優れている点はどれか。2つ選べ。
a 簡便である。
b 結果の再現性がよい。
c 連続測定が可能である。
d 多様な有臭成分に対応できる。
e 被験者の直前の飲食に左右されにくい。

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106A45
舌ブラシの使用によって減少する口臭の原因物質はどれか。2つ選べ。
a アセトン
b カダベリン
c トリメチルアミン
d メチルメルカプタン
e ジメチルサルファイド

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106C65
あv口臭の原因となる揮発性化合物の産生に関与する酵素はどれか。1つ選べ。
a リパーゼ
b ペプシン
c トリプシン
d システインプロテアーゼ
e グルコシルトランスフェラーゼ

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106C129
口臭の原因の硫化物となるアミノ酸はどれか。1つ選べ。
a アラニン
b グリシン
c チロシン
d メチオニン
e フェニルアラニン

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108A95
口臭の官能検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 検査者1名で判定する。
b 来院日を変えて複数回検査する。
c 検査者自身の摂取食品が影響する。
d 患者との距離は80cmに保って評価する。
e 硫化水素の嗅覚閾値はメチルメルカプタンより低い。

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109C44
口腔由来の口臭症で歯周病罹患の有無にかかわらず高濃度に検出されるのはどれか。1つ選べ。
a 硫化水素
b アンモニア
c インドール
d トリメチルアミン
e メチルメルカプタン

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112A75
60歳の女性。家族に口臭を指摘されて来院した。本人は自覚していないという。 官能検査の結果、中等度の口臭が認められ、ポータブルガスクロマトグラフィー検査で、VSCが高値を示した。プロービングデプスは全て3mm 以下で、O`Learyの PCR は 15%であった。初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 抗菌薬の処方
b 舌ブラシ使用の推奨
c 塩化亜鉛配合洗口剤使用の推奨
d フッ化物配合歯磨剤使用の推奨
e チャーターズ法によるブラッシング指導

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115C48
口臭の減弱効果を有するのはどれか。2つ選べ。
a 塩化亜鉛
b 硝酸カリウム
c 乳酸アルミニウム
d ピロリン酸ナトリウム
e 銅クロロフィリンナトリウム

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115D49
検査前に洗口の禁止を指示するのはどれか。1つ選べ。
a 口臭症
b 嚥下障害
c 味覚障害
d 口腔乾燥症
e 鼻咽腔閉鎖不全

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