放射線の単位(2020年3月13日更新)【歯科放射線学】
放射線の線量を表す単位はいくつか存在する。そのなかでは、線量当量Sv(シーベルト)や放射能Bq(ベクレル)、放射線のエネルギーeV(エレクトロンボルト)、照射線量C/kg(クローンパーキログラム)、吸収線量Gy(グレイ)…
放射線の線量を表す単位はいくつか存在する。そのなかでは、線量当量Sv(シーベルト)や放射能Bq(ベクレル)、放射線のエネルギーeV(エレクトロンボルト)、照射線量C/kg(クローンパーキログラム)、吸収線量Gy(グレイ)…
放射線とはすべての電磁波および粒子線をさすが、通常、医学領域では電離作用があるものを放射線とよぶ。 電離作用とは自らのエネルギーを物質に与えることによって、正負のイオンを生成することである。この電離作用があるものを電離放…
歯科用エックス線撮影装置は診療室に設置され、ヘッド・アーム・操作パネルから構成される。学習するうえで必要となる項目を下記に示す。 エックス線管 エックス線を発生させる。歯科用エックス線装置の管電圧は通常60 ~ 70 k…
放射線障害にはいくつかの分類があるが、被曝後から発症までの期間で分けると、早期影響と晩期影響に分けられる。 ▼参考となる過去問はこちらから▼ 早期影響(早期反応) 早期影響は被曝直から数週間で現れるもので、治療中に現れ、…
放射線が医療分野で利用されるとともに放射線障害も多く発生。 そのため、放射線の過剰被曝からの防護のために、国際組織が1928年に設立された。組織はその後「国際放射線防護委員会(International Commissi…
放射線治療は外部照射法と密封小線源治療法(組織内照射法、腔内照射法、モールド法による照射)に大きく分けられる。 外部照射法は大型の放射線治療用装置を用い患者の外部から放射線を照射し、密封小線源治療法は小さな放射性同位元素…