期外性収縮(計5問)
103B37
あ50歳の女性。上顎第三大臼歯の抜去のため、3%プロピトカイン塩酸塩による浸潤麻酔を行った。数分後、動悸を訴えた。その時の心電図(別冊No.35)を別に示す。
あ静脈内投与すべき薬物はどれか。1つ選べ。
a 塩化カリウム
b 硝酸イソソルビド
c リドカイン塩酸塩
d ニカルジピン塩酸塩
e アトロピン硫酸塩水和物
106A123
あ歯科治療中に記録された心電図の一部(別冊No.00)を別に示す。
あ心拍数と波形との組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
あ心拍数 波 形
a 正常 ―― 上室性期外収縮
b 正常 ―― 心室性期外収縮
c 頻脈 ―― 上室性期外収縮
d 徐脈 ―― 上室性期外収縮
e 徐脈 ―― 心室性期外収縮
107A66
あ心電図波形について正しいのはどれか。2つ選べ。
a P波は心室の収縮を示す。
b 心筋虚血ではST−T波が偏位する。
c 心室細動ではフラットラインになる。
d 高カリウム血症ではT波が低下する。
e 心室性期外収縮ではQRS波が延長する。
107D1
あ60歳の男性。下顎右側第一大臼歯の抜髄を予定した。10年前から高血圧症があり、降圧薬を内服している。血圧は152/84mmHg、心拍数は72回/分、整であった。8万分の1アドレナリン含有2%リドカイン塩酸塩1.8mlを用いて浸潤麻酔を行ったところ、血圧は160/90mmHgとなり、胸部不快感を訴えた。そのときの心電図(別冊No.00)を別に示す。
あ静脈内投与すべき薬剤はどれか。1つ選べ。
a ミダゾラム
b アドレナリン
c リドカイン塩酸塩
d ニトログリセリン
e アトロピン硫酸塩水和物
112D80
あ40歳の女性。全身麻酔下に下顎両側埋伏智歯を抜去した。浸潤麻酔後、モニタ画面の心電図波形に変化がみられた。変化前後の心電図波形(別冊No.27)を別に示す。
あ心電図波形の診断で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 心室細動
b 心房細動
c 心室性期外収縮
d 完全房室ブロック
e 発作性上室性頻拍


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