心電図 〜 狭心症・心筋梗塞 〜(計7問)
99A49
あ心電図で心筋の虚血によって変化するのはどれか。
a P波
b QRS群
c R波
d ST部
e T波
104D38
あ68歳の女性。上顎臼歯3歯を抜去することとした。狭心症の既往があるため、モニタリングしながらアドレナリン含有2%リドカイン塩酸塩1.8mlカートリッジ2.5本を使用し浸潤麻酔を行った。局所麻酔前の血圧は110/58mmHg、局所麻酔実施10分後は118/60mmHgで著変はみられない。局所麻酔前の心電図と局所麻酔実施10分後の心電図(別冊No.38)とを別に示す。
あ心電図の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 期外収縮
b 心房細動
c P波の消失
d T波の平坦化
e 心拍数の増加
105C62
あ心疾患の患者の心電図(別冊No. 5)を別に示す。
あ常用しているのはどれか。1つ選べ。
a シメチジン
b ニフェジピン
c プレドニゾロン
d ワルファリンカリウム
e サルブタモール硫酸塩
110D40
あ60歳の男性。10年前から高血圧症、狭心症、糖尿病および脂質異常症のため加療中である。アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、カルシウム拮抗薬および糖尿病治療薬を服用している。下顎右側第一大臼歯の抜去を行うこととした。処置中、強い胸痛を訴えたので、12誘導心電図を記録した。その時の血圧は152/85mmHgであった。心電図(別冊No.00)を別に示す。
あみられる所見はどれか。1つ選べ。
a ST上昇
b 心室頻拍
c 心房細動
d 洞性頻脈
e 左脚ブロック
112B81
あ72歳の女性。全身麻酔下に歯肉癌の切除術を行うこととした。麻酔導入後、モニタ画面で心電図変化を認めたため、12誘導心電図を記録した。呼吸と循環動態に異常はなかった。術前と麻酔導入後の12誘導心電図(別冊No.29)を別に示す。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b アドレナリンの投与
c ドパミン塩酸塩の投与
d ニトログリセリンの投与
e アトロピン硫酸塩水和物の投与
113B65
あ3極誘導心電図の波形で心筋虚血時に異常がみられるのはどれか。 1つ選べ。
a PQ間隔
b QRS幅
c QT間隔
d RR間隔
e ST部分
115D87
あ60歳の男性。下顎の痛みを主訴として来院した。エックス線撮影後、説明を行おうとしたところ、胸痛、胃部不快感と下顎左側の痛みを訴えた。その時の血圧は110/85 mmHg、SpO2は96%であった。初診時のエックス線画像(別冊No.31A)とその時の12誘導心電図(別冊No.31B)を別に示す。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 精密触覚機能検査
c ┌56の歯髄電気診
d 循環器科への救急搬送
e ┌56の口内法エックス線撮影


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