房室ブロックなど(計3問)
108B22
あ56歳の男性。下顎右側第一大臼歯の抜髄を予定した。心筋梗塞の既往があり高血圧症で加療中である。モニター心電図とパルスオキシメータを装着後、仰臥位で浸潤麻酔直後にいびきをかきはじめ、不規則な呼吸となった。その時の心電図(別冊No. 00)を別に示す。パルスオキシメータは88%を示し、血圧は110/68 mmHgであった。
あ対応として正しいのはどれか。2つ選べ。
a 気道の確保
b 下肢の挙上
c 胸骨圧迫の開始
d アトロピン硫酸塩水和物の投与
e ニトログリセリン貼付剤の適用
111A80
あ55歳の男性。舌癌による頸部リンパ節転移のため頸部郭清術を行っている。手術中のモニタの波形(別冊No.25)を別に示す。
あまず投与すべき薬剤はどれか。1つ選べ。
a ニトログリセリン
b リドカイン塩酸塩
c エスモロール塩酸塩
d フェニレフリン塩酸塩
e アトロピン硫酸塩水和物
113C61
あ83歳の男性。下顎左側第二大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。失神を繰り返したために循環器科で治療を受けている。生体モニタ装着時の心電図(別冊No.20)を別に示す。
あこの患者に禁忌なのはどれか。2つ選べ。
a 浸潤麻酔
b 歯髄電気診
c 根管へのイオン導入
d マイクロモーターによる切削
e エチルクロライドスプレーの噴射


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