隣接医学:心電図 〜 房室ブロックなど 〜(計3問)【歯科医師国家試験】(2025年11月17日更新)



房室ブロック

房室ブロックなど(計3問)

108B22
56歳の男性。下顎右側第一大臼歯の抜髄を予定した。心筋梗塞の既往があり高血圧症で加療中である。モニター心電図とパルスオキシメータを装着後、仰臥位で浸潤麻酔直後にいびきをかきはじめ、不規則な呼吸となった。その時の心電図(別冊No. 00)を別に示す。パルスオキシメータは88%を示し、血圧は110/68 mmHgであった。

対応として正しいのはどれか。2つ選べ。
a 気道の確保
b 下肢の挙上
c 胸骨圧迫の開始
d アトロピン硫酸塩水和物の投与
e ニトログリセリン貼付剤の適用

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111A80
55歳の男性。舌癌による頸部リンパ節転移のため頸部郭清術を行っている。手術中のモニタの波形(別冊No.25)を別に示す。

まず投与すべき薬剤はどれか。1つ選べ。
a ニトログリセリン
b リドカイン塩酸塩
c エスモロール塩酸塩
d フェニレフリン塩酸塩
e アトロピン硫酸塩水和物

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113C61
83歳の男性。下顎左側第二大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。失神を繰り返したために循環器科で治療を受けている。生体モニタ装着時の心電図(別冊No.20)を別に示す。

この患者に禁忌なのはどれか。2つ選べ。
a 浸潤麻酔
b 歯髄電気診
c 根管へのイオン導入
d マイクロモーターによる切削
e エチルクロライドスプレーの噴射

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