口臭の検査・診断(計10問)
96D59
あ口臭検査に含まれるのはどれか。
(1)官能検査
(2)高速液体クロマトグラフィー検査
(3)唾液緩衝能測定
(4)歯周組織検査
(5)舌苔量測定
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
104B31
あ46歳の女性。口臭を主訴として来院した。O’LearyのPCRは8%、CPIの最大コードは3である。口臭検査を行うこととした。初診時の舌の写真(別冊No.30)を別に示す。検査結果を表に示す。
あ最も可能性の高いのはどれか。1つ選べ。
a 飲食物由来の口臭
b 生理的口臭
c 歯周疾患由来の口臭
d 糖尿病由来の口臭
e 仮性口臭
104C44
あ口臭官能試験前における検査者の禁止事項はどれか。2つ選べ。
a 洗口
b 喫煙
c 舌苔除去
d ブラッシング
e コーヒーの飲用
105C126
あ口臭検査で、官能検査がガスクロマトグラフィー検査よりも優れている点はどれか。2つ選べ。
a 簡便である。
b 結果の再現性がよい。
c 連続測定が可能である。
d 多様な有臭成分に対応できる。
e 被験者の直前の飲食に左右されにくい。
108A95
あ口臭の官能検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 検査者1名で判定する。
b 来院日を変えて複数回検査する。
c 検査者自身の摂取食品が影響する。
d 患者との距離は80cmに保って評価する。
e 硫化水素の嗅覚閾値はメチルメルカプタンより低い。
113D77
あ39歳の女性。口臭を主訴として来院した。今朝起床時の飲食は緑茶のみであるという。プロービング深さは全歯3mm以下で、O’LearyのPCRは15%であった。口腔清掃指導を行ったところ、2週後の再来院時には口臭の訴えは認められなくなった。初診時の舌の写真(別冊No.26)と初診時と再来院時の口臭検査結果の一部を表に示す。
あ最も考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 仮性口臭症
b ロ臭恐怖症
c 生理的口臭
d 飲食物由来の口臭
e 口腔由来の病的口臭
114A21
あ歯周炎を認めない真性口臭症患者のガスクロマトグラフィー検査結果を図に示す。
あ検出された物質①~③の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
あ ① ② ③
a 硫化水素 ーー メチルメルカプタン ーーー ジメチルサルファイド
b 硫化水素 ーー メチルメルカプタン ーーー アンモニア
c メチルメルカプタン ー 硫化水素 ーーーー ジメチルサルファイド
d メチルメルカプタン ー 硫化水素 ーーーー アンモニア
e メチルメルカプタン ー ジメチルサルファイド ーー アンモニア
115D49
あ検査前に洗口の禁止を指示するのはどれか。1つ選べ。
a 口臭症
b 嚥下障害
c 味覚障害
d 口腔乾燥症
e 鼻咽腔閉鎖不全
116A15
あ口臭検査で、官能検査と比較したガスクロマトグラフィー検査の特徴はどれか。1つ選べ。
a 実施が簡便である。
b 結果の再現性が高い。
c 多様な有臭成分へ対応できる。
d この検査結果単独で診断できる。
e 患者の直前の飲食に左右されやすい。
116D46
あ口臭検査で主に検出された揮発性硫黄化合物のうち、メチルメルカプタンの比率が高くなると考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 仮性口臭
b 生理的口臭
c 歯周病由来の口臭
d 糖尿病由来の口臭
e 尿毒症由来の口臭


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