衛生学:口腔バイオフィルム(計11問)【歯科医師国家試験】(2023年3月2日更新)



衛生学:口腔バイオフィルム

口腔バイオフィルム(計11問)

95A51
歯垢に砂糖を加えた場合のpH変化を図に示す。

誤っているのはどれか。1つ選べ。
a Aでは砂糖を加えた。
b Bでは歯垢細菌が活発に酸を産生している。
c CではAに比べて3倍量の酸の産生があった。
d Cでは砂糖がまだ残っている。
e D以後、次第にpHが上昇し元のpHに戻る。

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97A44
ペリクルの働きはどれか。1つ選べ。
(1)咀嚼嚥下機能を補助する。
(2)口腔内のpHを中性に保つ。
(3)歯面を物理化学的に保護する。
(4)歯垢形成の起点となる。
(5)頬粘膜の感染を防止する。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97A96
歯垢で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 唾液分泌量が多いほど付着しやすい。
b 新しい歯垢では微好気性菌の割合が高い。
c 深い歯周ポケット内では通性嫌気性菌の割合が高い。
d マトリックスの不溶性はα─1,4グルカンの存在による。
e マトリックスの多糖類は細菌のインベルターゼによって合成される。

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98B28
口腔内のバイオフィルムで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 齲蝕の原因となる。
b 頬粘膜に多く存在する。
c 唾液に易溶解性である。
d 含嗽で除去できる。
e 厚さは一定である。

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98D64
ミュータンスレンサ球菌の酵素で不溶性多糖体を合成するのはどれか。1つ選べ。
a ウレアーゼ
b プロテアーゼ
c デキストラナーゼ
d フルクトシルトランスフェラーゼ
e グルコシルトランスフェラーゼ

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99D64
糖を摂取したときの歯垢pHの経時変化を図に示す。

図のアはどれか。1つ選べ。
a ショ糖
b 乳 糖
c マンノース
d ソルビトール
e 調理デンプン

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102A59
ペリクルで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 歯質の脱灰を抑制する。
b 厚さは約100 μmである。
c 形成に24時間程度を要する。
d バイオフィルムの一種である。
e Streptococcus属が優勢である。

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106A102
溶液①あるいはグルコースで洗口後の歯垢中のpHの変化を図に示す。

①に該当するのはどれか。1つ選べ。
a スクロース
b フルクトース
c ガラクトース
d アスパルテーム
e カップリングシュガー

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107C24
グルコース摂取後のデンタルプラーク中に最も多く存在する酸はどれか。1つ選べ。
a ギ 酸
b 酢 酸
c 乳 酸
d クエン酸
e プロピオン酸

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108A24
ある曲線を図に示す。

この結果を導いたのはどれか。1つ選べ。
a H. T. Dean
b P. H. Keyes
c T. J. O’Leary
d R. M. Stephan
e S. P. Ramfjord

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114A34
ペリクルで正しいのはどれか。 2つ選べ。
a 口腔微生物を含む。
b 形成に12時間以上を要する。
c エナメル質の脱灰を抑制する。
d 唾液由来の糖タンパク質を主成分とする。
e 通常のブラッシングで容易に除去できる。

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