口腔バイオフィルム(計14問)
97A96
あ歯垢で正しいのはどれか。
a 唾液分泌量が多いほど付着しやすい。
b 新しい歯垢では微好気性菌の割合が高い。
c 深い歯周ポケット内では通性嫌気性菌の割合が高い。
d マトリックスの不溶性はα─1,4グルカンの存在による。
e マトリックスの多糖類は細菌のインベルターゼによって合成される。
98B28
あ口腔内のバイオフィルムで正しいのはどれか。
a 齲蝕の原因となる。
b 頬粘膜に多く存在する。
c 唾液に易溶解性である。
d 含嗽で除去できる。
e 厚さは一定である。
98D64
あミュータンスレンサ球菌の酵素で不溶性多糖体を合成するのはどれか。
a ウレアーゼ
b プロテアーゼ
c デキストラナーゼ
d フルクトシルトランスフェラーゼ
e グルコシルトランスフェラーゼ
99A4
あプラークで正しいのはどれか。
a 湿重量の20~30%が細菌である。
b マトリックスとして菌体外多糖を含む。
c 歯肉縁上と歯肉縁下とで細菌叢の構成は同じである。
d 5~10の細菌種で構成される。
e 形成初期は嫌気性菌が多い。
100A69
あグルコシルトランスフェラーゼによる反応を示す。
あ( )に入るのはどれか。
a フコース
b グルコース
c スクロース
d マルトース
e フルクトース
101A72
あバイオフィルムが宿主の防御機構に抵抗する根拠はどれか。
a 複数の菌種からなる。
b 菌の代謝が低下している。
c 粘着性多糖体で覆われている。
d 菌間でコミュニケーションをとっている。
e フィルム内にチャネルが形成されている。
103A90
あクオラムセンシングで感知されるのはどれか。 1つ選べ。
a 走化性因子
b 外来性DNA
c βラクタム薬
d 菌体内酸化物質
e オートインデューサー
107C59
あ成熟した口腔バイオフィルムにおいて深部で高くなるのはどれか。1つ選べ。
a pH
b 酸素分圧
c 細菌栄養素の割合
d 外来性薬物の濃度
e 細菌代謝産物の割合
109C89
あ成熟プラークで表層部に比べた深層部の特徴はどれか。2つ選べ。
a pHが高い。
b 緩衝能が高い。
c 代謝産物が多い。
d 嫌気性菌が少ない。
e 酸化還元電位が低い。
110A32
あミュータンスレンサ球菌の合成する不溶性グルカンの構成単位はどれか。1つ選べ。
a グルコース
b スクロース
c ガラクトース
d グルコサミン
e フルクトース
114A16
あ口腔バイオフィルムの特徴はどれか。1つ選べ。
a 高分子の浸透が速い。
b 細菌が単層に配列する。
c 強酸性に維持されている。
d 深層ほど酸素分圧が高い。
e クオラムセンシング機構がある。
115C87
あクオラムセンシング機構でプラーク細菌が感知しているのはどれか。1つ選べ。
a 補 体
b サイトカイン
c 免疫グロブリン
d 副腎皮質ホルモン
e オートインデューサー
116C6
あα-1,3グルコシド結合を主鎖とするプラークの基質成分はどれか。1つ選べ。
a ムタン
b レバン
c イヌリン
d デキストラン
e アミロペクチン
117D19
あ成熟プラークで表層部と比較した深層部の特徴はどれか。1つ選べ。
a pHが高い。
b 緩衝能が高い。
c 酸素分圧が低い。
d 代謝産物が少ない。
e 酸化還元電位が高い。


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