高齢者歯科学:摂食嚥下のスクリーニング検査(計12問)【歯科医師国家試験】(2025年12月4日更新)



摂食嚥下のスクリーニング検査(計12問)

103A128
嚥下障害のスクリーニングに用いられるのはどれか。1つ選べ。
a 超音波検査
b 内視鏡検査
c 水飲み検査
d パラトグラム
e エックス線造影検査

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105A49
嚥下機能を評価するのはどれか。2つ選べ。
a RSST
b 水飲み検査
c KKYテスト
d Dreizen試験
e PABA排泄試験

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107D50
83歳の男性。誤嚥性肺炎と診断されて総合病院に入院後、現在は在宅療養となっている。嚥下機能を評価するために行った検査の写真(別冊No.00)を別に示す。

嚥下障害を疑うのはどれか。1つ選べ。
a 弾音
b 湿性ラ音
c 泡立ち音
d クリック音
e クレピタス音

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109C107
在宅診療で嚥下機能を評価する際に行われる検査はどれか。2つ選べ。
a Saxonテスト
b 嚥下造影検査
c スパイロメトリ
d 改訂水飲み検査
e 反復唾液嚥下テスト

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110A37
88歳の男性。介護老人福祉施設が実施するミールラウンド(食事場面の観察)の場において食事中のむせが認められた。
まず行う検査はどれか。1つ選べ。
a 頸部聴診法
b 超音波検査
c 嚥下造影検査
d 嚥下内視鏡検査
e ブローイング検査

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110A54
改訂水飲み検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 温水を用いる。
b シリンジを用いる。
c 30mLを嚥下させる。
d 口腔底に水を入れる。
e 5回繰り返して評価する。

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112C50
気道防御能を評価できるのはどれか。3つ選べ。
a 咳テスト
b 頸部聴診法
c 嚥下造影検査
d 反復唾液嚥下テスト
e オーラルディアドコキネシス

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112D51
検査とその目的の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 頸部聴診法 ーーーーーーーーー 肺換気能
b フードテスト ーーーーーーーー 食塊形成能
c 改訂水飲みテスト ーーーーーー 味覚閾值
d 反復唾液嚥下テスト ーーーーー 唾液分泌能
e オーラルディアドコキネシス ー 舌と口唇の運動機能

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113B69
38歳の男性。食事時のむせを主訴として来院した。頭部外傷の既往がある。クエン酸を溶解した生理食塩液を用いて行ったある検査の写真(別冊No.21)を別に示す。

評価するのはどれか。1つ選べ。
a 咬反射
b 咳反射
c 嚥下反射
d 吸啜反射
e 絞扼反射

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114D46
68歳の男性。食事に時間がかかることを主訴として来院した。6か月前に脳梗塞を発症したという。プリンを用いてフードテストを行った後の口腔内写真(別冊No.11)を別に示す。

疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 咬合力の低下
b 咬合接触の不良
c 口唇閉鎖の不良
d 舌運動機能の低下
e 下顎運動機能の低下

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115D25
脳梗塞発症後の上下顎全部床義歯装着者に対する摂食嚥下リハビリテーションにおいて、直接訓練開始前の対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
a RSST
b 咳テスト
c 咬合力検査
d 咀嚼能力検査
e 発語機能検査

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117C74
72歳の男性。経口摂取を希望して来院した。2年前に上顎右側歯肉癌で上顎亜全摘と肩甲骨・広背筋皮弁による即時再建が行われ、現在まで胃瘻で栄養管理され、義歯は使用していないという。口腔清掃後に行った反復唾液嚥下テストは1回(2回以下を異常値とする)、改訂水飲みテストでは2点(嚥下あり、むせなし、呼吸切迫あり)であった。初診時の口腔内写真(別冊No.30)を別に示す。

次に行うべきなのはどれか。2つ選べ。
a 咳テスト
b 発語機能検査
c フードテスト
d スパイロメトリ
e オーラルディアドコキネシス

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