間接訓練(計18問)
101A118
あ高齢者の摂食嚥下機能障害に対する間接訓練で応用されるのはどれか。2つ選べ。
a 嚥下体操
b 横向き嚥下
c 姿勢の調節
d 食物形態の調節
e アイスマッサージ
104D4
あ80歳の男性。脳卒中で入院中である。左半身の軽度麻痺、嚥下障害および傾眠傾向が認められる。看護師に誘導されて毎食前に行う歯ブラシを用いた動作の写真(別冊No.4)を別に示す。
あこの動作で期待されるのはどれか。2つ選べ。
a 酸蝕症の予防
b 手指の機能回復
c 口腔清掃の自立
d 口腔感覚の賦活
e 誤嚥性肺炎の防止
108B31
あ78歳の男性。摂食嚥下リハビリテーションを希望し受診した。脳出血後の麻痺によって日常生活動作〈ADL〉が低下しており、介護施設に入所中である。言語を介したコミュニケーションは可能である。リハビリテーション中の写真(別冊No.00)を別に示す。
あこの治療で改善を期待するのはどれか。2つ選べ。
a 構 音
b 流 涎
c 喉頭挙上
d 嚥下反射
e 食道入口部開大
108C111
あ口腔期に障害がある摂食嚥下障害患者に行う間接訓練はどれか。2つ選べ。
a 構音
b 頭部挙上
c 嚥下促通
d 声門閉鎖
e ブローイング
110D15
あ74歳の男性。摂食嚥下リハビリテーションを目的に紹介受診した。舌癌の診断で舌半側切除術、左下顎区域切除術、頸部郭清術および皮弁と再建プレートによる再建術を受けたという。嚥下造影検査で検査食の梨状窩への残留を認めた。実施した摂食嚥下機能訓練時の写真(別冊No.00)を別に示す。
あこの訓練の目的はどれか。1つ選べ。
a 喉頭挙上の強化
b 声門閉鎖の強化
c 頸部可動域の拡大
d 呼吸筋の筋力増強
e 鼻咽腔閉鎖の改善
111B26
あ摂食嚥下障害に伴う機能低下と訓練の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 開口量減少--アイスマッサージ
b 舌筋力低下--舌抵抗訓練
c 食塊移送能低下--息こらえ嚥下
d 喉頭挙上能低下--頭部挙上訓練
e 声門閉鎖機能不全--バルーン拡張法
111D76
あ48歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。脳性麻痺の既往があり、自立歩行はできない。ある訓練を実施することとした。訓練時の写真(別冊No.22)を別に示す。
あ改善が期待できるのはどれか。2つ選べ。
a 舌 圧
b 嚥下反射
c 食塊形成能
d 口唇閉鎖機能
e 鼻咽腔閉鎖機能
112A53
あ74歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。既往歴として脳梗塞がある。嚥下造影検査を行ったところ、喉頭閉鎖不良による水分誤嚥を認めた。
あ適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 水分摂取制限
b プッシング訓練
c アイスマッサージ
d 息こらえ嚥下訓練
e 舌接触補助床製作
112D14
あ摂食嚥下障害に対する治療的アプローチはどれか。1つ選べ。
a 栄養指導
b 間接訓練
c 姿勢調整
d 食形態の変更
e デイサービスの導入
114B27
あ加齢による鼻咽腔閉鎖機能不全に有効なのはどれか。1つ選べ。
a 舌抵抗訓練
b 頭部挙上訓練
c プッシング訓練
d バルーン拡張訓練
e ブローイング訓練
114C46
あ76歳の女性。よだれが垂れることを主訴として来院した。最近、夫から指摘されるようになったという。特記すべき既往歴はない。顔面の運動障害や知的障害は認めない。診察の結果、ある特訓を行うこととした。訓練前と訓練中の写真(別冊 No.15)を別に示す。
あこの訓練の効果を評価するのはどれか。1つ選べ。
a RSST
b MWST
c 舌圧検査
d フードテスト
e オーラルディアドコキネシス
116A29
あ摂食嚥下リハビリテーションにおける頭部挙上訓練により機能回復が期待できる筋はどれか。3つ選べ。
a 咬 筋
b 顎舌骨筋
c 茎突舌筋
d 顎二腹筋前腹
e オトガイ舌骨筋
116B85
あ72歳の男性。食事時のむせを主訴として来院した。脳梗塞の既往があり、脳神経内科に通院中であるという。口腔機能検査では異常が認められなかったものの、嗄声を生じていたので耳鼻咽喉科医に精査を依頼した。嚥下内視鏡検査の結果、液体摂取時に誤嚥が認められたため、機能改善を目指した訓練を行うこととした。安静時と「イ」発声時の嚥下内視鏡画像(別冊No.37)を別に示す。
あ推奨されるのはどれか。1つ選べ。
a 咀嚼訓練
b 舌抵抗訓練
c プッシング訓練
d バルーン拡張訓練
e ブローイング訓練
117B50
あ75歳の男性。食事時のむせを主訴として来院した。3年前に脳梗塞の診断を受けたが、認知機能の低下や四肢麻痺はなく、現在は積極的なリハビリテーションを行っていないという。食事形態はミキサー食で水分にはとろみをつけておらず、20分程度で全量食べているとのことであった。初診時に行った改訂水飲みテストでむせを認めたが、嚥下時の喉頭挙上量は十分であった。嚥下造影検査の画像(別冊No.15)を別に示す。
あ推奨されるのはどれか。3つ選べ。
a 頭部拳上訓練
b プッシング訓練
c アイスマッサージ
d 水分のとろみ付与
e 息こらえ嚥下の指導
117C26
あ摂食嚥下障害患者に対して行う間接訓練の様子(別冊No.6)を別に示す。
あこの訓練によって改善を目指すのはどれか。1つ選べ。
a 咬合力
b 口唇閉鎖
c 声門閉鎖
d 舌可動域
e 唾液分泌
118C33
あ77歳の男性。食事中のむせを主訴として来院した。1年前に脳梗塞を発症したが、現在はリハビリテーションを受けていない。食事形態は普通食であり、液体にはとろみをつけていないという。口腔機能検査では異常値が認められなかったが、嗄声を生じており、改訂水飲みテスト時にむせがあったため嚥下造影検査を行うこととした。液体の嚥下を記録した嚥下造影検査の画像(別冊No.6)を別に示す。
あ推奨される間接訓練はどれか。1つ選べ。
a 開口訓練
b 舌抵抗訓練
c 頭部挙上訓練
d 頸部可動域訓練
e プッシング訓練
118C85
あ摂食嚥下障害患者が行うバルーン拡張訓練で、改善が期待できるのはどれか。1つ選べ。
a 喀出力
b 口唇閉鎖
c 喉頭挙上
d 声門閉鎖
e 食道入口部開大
118D75
あ摂食嚥下障害患者に対してリハビリテーションを行うこととした。訓練時の写真(別冊No.30)を別に示す。
あこの訓練で改善が期待できるのはどれか。1つ選べ。
a 咬 筋
b 顎舌骨筋
c 外側翼突筋
d 胸鎖乳突筋
e 口蓋帆挙筋


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