歯肉病変
96A76
高血圧症の治療を受けている患者に歯肉肥大が見られた。
服用していると考えられるのはどれか。
a フェニトインナトリウム
b ニフェジピン
c シクロスポリン
d 塩酸プロプラノロール
e 塩酸プラゾシン
96B31
妊娠性歯肉炎の適切な処置はどれか。
(1)口腔清掃指導
(2)ルートプレーニング
(3)歯周ポケット掻爬術
(4)抗菌薬の投与
(5)スケーリング
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
100B6
全身的因子の関与が強いのはどれか。
a 単純性歯肉炎
b 増殖性歯肉炎
c 叢生性歯肉炎
d 萌出性歯肉炎
e 外傷性歯肉炎
101B73
歯周疾患とその特徴との組合せで正しいのはどれか。
a 複雑性歯肉炎ーーーーーーー歯肉の激しい接触痛
b 慢性剥離性歯肉炎ーーーーー閉経期前後の女性に発症
c 慢性歯周炎ーーーーーーーー歯肉の線維性増殖の発現
d 急性壊死性潰瘍性歯肉炎ーー若年期に多発
e 侵襲性歯周炎-ーーーーーー水平性骨吸収の発現
101B126
口呼吸患者の特徴的所見はどれか。2つ選べ。
a フェストゥーン
b テンションリッジ
c 歯間乳頭の腫脹
d 垂直性骨吸収
e 歯石の沈着
103A110
浮腫性の歯肉炎に見られる組織変化はどれか。1つ選べ。
a 毛細血管の減少
b 血管透過性の亢進
c 外縁上皮の角化亢進
d 接合上皮の根尖側移動
e コラーゲン線維の増加
103C90
プラークコントロールが症状の改善に有効でないのはどれか。1つ選べ。
a 妊娠関連歯肉炎
b 糖尿病関連歯肉炎
c 萌出期関連歯肉炎
d アレルギー性歯肉炎
e フェニトイン歯肉増殖症
104B45
35歳の女性。上顎右側臼歯部の歯肉の痛みを主訴として来院した。同部の歯周ポケットはすべて2mm以下である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 擦過創
b 扁平苔癬
c 妊娠関連歯肉炎
d プラーク性歯肉炎
e 壊死性潰瘍性歯肉炎
104C125
59歳の女性。歯肉の腫脹を主訴として来院した。10年前からカルシウム拮抗薬を服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

歯周組織にみられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯槽骨の増生
b 歯肉膿瘍の形成
c 歯肉線維の増加
d セメント質の肥厚
e 上皮性付着の歯冠側移動
106C48
妊娠性歯肉炎への対応でまず行うのはどれか。1つ選べ。
a 歯肉切除術
b ルートプレーニング
c プラークコントロール
d インドメタシンの投与
e アンピシリン水和物の投与
108A46
28歳の女性。ブラッシング時の歯肉出血を主訴として来院した。妊娠9か月だという。歯周組織検査の結果、ポケット深さは全顎的に3mm以下であった。まず、ブラッシング指導を行った。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

次に行う対応はどれか。1つ選べ。
a 歯肉切除
b スケーリング
c ルートプレーニング
d 酸性NSAIDsの投与
e オーラルスクリーンの使用
109B22
58歳の女性。下顎切歯部の歯肉出血を主訴として来院した。2週前から自覚していたが、痛みがないためそのままにしていたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


診断名はどれか。1つ選べ。
a 慢性歯周炎
b 急性歯肉膿瘍
c プラーク性歯肉炎
d 壊死性潰瘍性歯肉炎
e 遺伝性歯肉線維腫症
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