歯周形成手術
96B64
24歳の女性。上顎中切歯部歯肉の異常を主訴として来院した。3年前から矯正歯科治療を受けており、半年前からブラッシング時の出血があるという。└1唇側近心に4mmのアタッチメントロスがある。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a 歯肉整形術
b 遊離歯肉移植術
c 口腔前庭拡張術
d 歯肉切除術
e 小帯切除術
97B63
33歳の男性。歯肉の腫脹を主訴として来院した。10年前に腎移植の既往があり、高血圧症の治療を受けているという。歯周ポケットの深さは全顎的に4~6mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

上顎前歯部の治療で正しいのはどれか。
a 歯周ポケット掻爬術
b ENAP
c 歯肉切除術
d フラップ手術
e 歯肉弁根尖側移動術
98B39
正しい組合せはどれか。
a 歯肉退縮 ――――― 歯肉整形術
b 小帯異常 ――――― 歯肉弁歯冠側移動術
c 歯肉増殖 ――――― 新付着術
d 骨縁上ポケット ――― フラップ手術
e 歯根露出 ――――― 遊離歯肉移植術
98B60
42歳の男性。下顎右側犬歯部歯肉の違和感を主訴として来院した。3┐の頬側歯肉部に食渣が停滞するという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、外科処置時の口腔内写真(別冊No.00B)および術後1か月の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。

行った処置はどれか。2つ選べ。
a 遊離歯肉移植術
b 小帯切除術
c 口腔前庭拡張術
d 歯肉弁根尖側移動術
e 歯肉弁側方移動術
99B45
( )に入る語句で正しいのはどれか。
GTR法は、保護膜を用いて歯肉上皮や歯肉結合組織の根尖側への侵入を阻止し、(➀)由来の細胞を歯冠側根面に誘導して(➁)性付着を得る方法である。
① ②
a 歯 肉 上 皮
b 歯 肉 結合組織
c 歯根膜 上 皮
d 歯根膜 結合組織
e 歯槽骨 結合組織
99B64
22歳の女性。下顎前歯部の審美障害とブラッシング時の疼痛とを主訴として来院した。1┬1の歯周ポケットは2mm以内で、動揺はみられない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。

歯周基本治療後、1┬1に対して行う処置はどれか。
a 新付着術
b 歯肉整形術
c 歯肉弁根尖側移動術
d 口腔前庭拡張術
e 歯肉結合組織移植術
100C15
32歳の女性。上顎前歯部の審美障害を主訴として来院した。1┴1の歯周ポケットの深さは2~3mmで、動揺度は0度である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。

歯周基本治療後、1┴1に行う適切な処置はどれか。
a 新付着術
b 歯肉弁根尖側移動術
c 口腔前庭形成術
d 遊離歯肉移植術
e 歯肉結合組織移植術
102C32
24歳の女性。下顎前歯部の審美障害とブラッシング時の疼痛とを主訴として来院した。歯周ポケットは全顎的に2mm以下で動揺は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

歯周基本治療終了後、1┓に行う処置で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 小帯切除術
b 口腔前庭拡張術
c 遊離歯肉移植術
d 歯肉結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術
103D25
47歳の女性。下顎左側小臼歯の審美障害を主訴として来院した。遊離歯肉弁移植術を行うこととした。遊離歯肉弁の採取部位の写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な採取部位はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
104A112
深い歯周ポケットの除去に最も確実なのはどれか。1つ選べ。
a 新付着術
b 歯周ポケット掻爬術
c 歯肉弁根尖側移動術
d 歯肉弁歯冠側移動術
e Widman〈ウィドマン〉改良フラップ手術
104B17
55歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯周基本治療後に歯周ポケットはすべて3mm以下となったが、下顎右側小臼歯部のブラッシング時の疼痛や違和感が認められたため、歯周外科手術を行った。歯周基本治療後の暫間被覆冠を除去した時の口腔内写真(別冊No.00A)と術直後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

手術の目的はどれか。2つ選べ。
a 審美性の回復
b 口腔前庭の拡張
c 角化歯肉幅の増大
d 可動性粘膜の増大
e アタッチメントの獲得
104C75
露出根面の被覆を目的とするのはどれか。すべて選べ。
a 歯冠長延長術
b 結合組織移植術
c 遊離歯肉移植術
d 歯肉弁側方移動術
e 歯肉弁根尖側移動術
106B28
40歳の女性。歯肉退縮を主訴として来院した。10年前から下顎前歯の歯根露出を自覚し、1年前から32┐にブラッシング時の痛みを感じるようになったという。歯周ポケットは全周2mmで、動揺を認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

歯周基本治療終了後に行う処置で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 小帯切除術
b 歯肉整形術
c 口腔前庭拡張術
d 結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術
107D39
39歳の女性。下顎左側中切歯の歯肉退縮を主訴として来院した。歯周ポケットの深さは1~2mmであった。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び治癒の予測図(別冊No.00C)を別に示す。


歯周形成手術を行った場合、術後6か月に予測される歯肉縁の位置はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
107D52
46歳の女性。下顎右側小臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。初診時、外科治療直後および外科治療後6か月の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

行った治療はどれか。1つ選べ。
a GTR法
b 遊離歯肉移植術
c 歯肉弁側方移動術
d 両側乳頭弁移動術
e 歯肉結合組織移植術
f 歯肉弁根尖側移動術
g 半月弁歯冠側移動術
108A121
51歳の女性。下顎左側第一小臼歯部のブラッシング時の歯肉疼痛を主訴として来院した。数年前から自覚していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


歯周基本治療後、┌4に行う処置で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 小帯切除術
b 歯肉切除術
c フラップ手術
d 遊離歯肉移植術
e 歯肉弁歯冠側移動術
108C123
30歳の女性。上顎右側前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した。432┘のプロービング深さは2mmで動揺は生理的範囲である。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な治療法はどれか。1つ選べ。
a 遊離歯肉移植術
b 両側乳頭弁移動術
c 歯肉弁側方移動術
d 歯肉結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術
108D21
56歳の女性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。15年前に装着した補綴装置を除去し、ある前処置を行った。初診時、前処置時および陶材焼付金属冠による補綴処置後の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

この前処置によって変化するのはどれか。2つ選べ。
a 咬合高径
b 咬頭嵌合位
c 臨床的歯冠長
d 前装部のシェード
e フィニッシュラインの位置
108D51
55歳の男性。下顎右側臼歯部のブラッシング時の痛みを主訴として来院した。同部位の補綴装置を除去し、精査したところ根尖部に異常はなく、プロービング深さは2mmである。歯周外科治療を行うこととした。外科治療前、外科治療中および外科治療後6か月の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

行った治療はどれか。1つ選べ。
a 小帯切除術
b 遊離歯肉移植術
c 両側乳頭弁移動術
d 歯肉弁側方移動術
e 歯肉結合組織移植術
f 歯肉弁歯冠側移動術
g 歯肉弁根尖側移動術
h 半月弁歯冠側移動術
110B17
49歳の女性。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行い、下顎右側第一大臼歯は予後不良と判断し抜去した。再評価の結果、下顎右側第二大臼歯に歯周外科治療を行うこととした。術中の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び器具の写真(別冊No.00C)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。



丸印で示す部分の処置に使用する器具はどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
110B49
28歳の女性。下顎右側中切歯部歯肉の審美不良を主訴として来院した。矯正治療の既往がある。まず歯周基本治療を行った。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な治療はどれか。1つ選べ。
a ENAP
b フラップ手術
c 歯周ポケット掻爬術
d 歯肉結合組織移植術
e 歯肉弁根尖側移動術
110C75
術後に創面が露出する歯周外科治療はどれか。2つ選べ。
a ENAP
b GTR法
c フラップ手術
d 遊離歯肉移植術
e 歯肉弁側方移動術
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