歯周組織再生療法
96B46
GTR法で正しいのはどれか。
(1)結合組織性付着の獲得
(2)仮性ポケットの除去
(3)口腔前庭の拡張
(4)術野への骨細胞の侵入遮断
(5)術野への上皮細胞の侵入遮断
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
97B56
62歳の男性。上顎右側臼歯の動揺を主訴として来院した。2年前に気付いたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


654┘の治療計画に含まれるのはどれか。
(1)ENAP
(2)歯根切除法
(3)暫間固定
(4)GTR法
(5)歯槽骨切除術
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
97B60
29歳の女性。下顎左側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。┌6のプロービングデプスは頬側中央部6mmで、出血を伴う。他部位は3mm以内である。病的動揺はない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とプローブ挿入時のエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

歯周基本治療後に行う適切な処置はどれか。
a 新付着術
b 歯肉切除術
c ヘミセクション
d GTR法
e 遊離歯肉移植術
98B38
歯周外科手術で術後にアンキローシスを生じる可能性があるのはどれか。
a ヘミセクション
b GTR法
c 歯槽骨整形術
d 歯槽骨切除術
e 骨移植術
98B40
下顎第一大臼歯頬側に2級の根分岐部病変(Glickmanの分類)があり、歯周ポケットは6mmである。
適切な処置はどれか。
a ルートセパレーション
b ヘミセクション
c トンネリング
d 歯周ポケット掻爬術
e GTR法
99B46
37歳の男性。下顎右側第一大臼歯頬側中央部の歯肉の腫脹を主訴として来院した。動揺度0、歯周ポケットの深さは頬側根分岐部7mm、他の部位は3mmであった。歯周基本治療後に歯肉腫脹は消退したが、頬側根分岐部に5mmの歯周ポケットが残存する。
適切な処置はどれか。
(1)歯周ポケット掻爬術
(2)トンネル形成術
(3)ルートセパレーション
(4)フラップ手術
(5)GTR法
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
99B67
45歳の女性。上顎前歯部の歯肉出血を主訴として来院した。歯周基本治療後の再評価で、1┘近心の歯周ポケットが7mmあったため、フラップ手術を行うことにした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と手術時の口腔内写真(別冊No.00B、C)とを別に示す。

1┘近心部に行う処置はどれか。2つ選べ。
a 歯槽骨整形術
b 歯槽骨切除術
c 骨移植術
d GTR法
e ウェッジ法
100C11
30歳の女性。下顎左側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。歯周基本治療後の再評価検査で、┌6は動揺が認められず、歯周ポケットの深さは頬舌側とも中央から遠心にかけて4~5mmである。分岐部では、頬側から水平方向にポケット探針が5mm入るが舌側には貫通しない。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a ファルカプラスティ
b トンネル形成術
c ルートセパレーション
d GTR法
e ルートリセクション
100C13
40歳の女性。歯周基本治療後の再評価で、下顎右側第一大臼歯近心部に限局した深い歯周ポケットとプロービング時の出血とがみられたため、歯周外科治療を行うことにした。術中の写真(別冊No.00)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


次に行う適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 粘膜骨膜弁の根尖側移動
b GTR膜の設置
c 歯槽骨の整形
d 自家骨の移植
e ルートセパレーション
101D44
31歳の女性。上顎右側側切歯の歯肉の腫脹を主訴として来院した。2┘は電気診に反応する。歯周基本治療後に遠心の歯周ポケットが改善しないため歯周外科手術を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と手術時の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられる処置はどれか。2つ選べ。
a 歯槽骨整形術
b 歯槽骨切除術
c GTR法
d エナメルマトリックスタンパク質の適用
e 歯肉結合組織移植術
102D45
46歳の男性。上顎右側側切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。歯周基本治療後に2⏌に歯周外科治療を行うこととした。術前のエックス線写真(別冊No.00A)と術中の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


続けて行う処置として選択できるのはどれか。2つ選べ。
a 歯槽骨整形
b 歯槽骨切除
c 遮蔽膜の設置
d 歯肉弁根尖側移動
e エナメルマトリックスタンパク質の適用
103C94
歯周基本治療後の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周基本治療後の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な処置法はどれか。1つ選べ。
a GTR法
b ファルカプラスティ
c トンネル形成術
d ルートセパレーション
e ヘミセクション
103D5
50歳の男性。下顎左側臼歯部の歯肉の腫れを主訴として来院した。歯周基本治療後、「4の遠心に歯周ポケットが残存したため歯周組織再生療法を行うこととした。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)、エックス線写真(別冊No.00B)及び術中の口腔内写真(別冊No.00C)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


術式選択の根拠となるのはどれか。1つ選べ。
a 生活歯である。
b 付着歯肉幅が少ない。
c 動揺度は1度である。
d 骨縁上ポケットである。
e 2壁性・3壁性の混合型骨欠損である。
104D3
65歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯周基本治療後に上顎左側中切歯の深い歯周ポケットに対し、歯周組織再生療法を行った。術前の口腔内写真(別冊No.00A)、術中の口腔内写真(別冊No.00B)及び縫合直前の術中写真(別冊No.00C)を別に示す。

縫合直前の術中写真で根面に塗布されているのはどれか。1つ選べ。
a EDTA
b β-TCP
c クエン酸
d エナメルタンパク質
e 次亜塩素酸ナトリウム
104D20
53歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯周基本治療後に下顎右側第一大臼歯部に歯周外科手術を行った。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)、術直前の口腔内写真(別冊No.00B)及び術中の口腔内写真(別冊No.00C)とを別に示す。


術中の口腔内写真アからイの間に行った処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 角化歯肉幅の増大
b 歯槽骨再生の促進
c ポケット深さの減少
d 頬側歯肉の退縮防止
e 長い上皮性付着の形成
105A53
歯周組織再生療法に用いる材料で生体由来のものはどれか。2つ選べ。
a ePTFE膜
b アテロコラーゲン膜
c エナメルタンパク質
d TCP〈リン酸三カルシウム〉
e 乳酸-グリコール酸共重合体膜
105B50
55歳の男性。歯肉出血を主訴として来院した。歯周基本治療後に歯周組織再生療法を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と歯周組織再生療法の術中の写真(別冊No.00B)とを別に示す。術前の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


治療方針の根拠はどれか。1つ選べ。
a 根面の陥凹
b 水平性骨欠損
c 根分岐部2級病変
d プロービング時の出血
e 2-3壁性の垂直性骨欠損
105D16
65歳の男性。歯周病の治療を希望して来院した。歯周基本治療後の再評価の結果、外科治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


┌6の治療で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 歯根分割術
b フラップ手術
c トンネリング
d 近心根分割抜去
e エナメルタンパク質の応用
106A89
歯周組織再生誘導能があるのはどれか。2つ選べ。
a IL-6〈Interleukin-6〉
b PGE2〈Prostaglandin E2〉
c TNF-α〈Tumor necrosis factor-α〉
d FGF-2〈Fibroblast growth factor-2〉
e PDGF〈Platelet derived growth factor〉
106C115
骨移植材料で皮質骨と比較した海綿骨の特徴はどれか。2つ選べ。
a 可塑性が高い。
b 骨形成能が高い。
c 物理的強度が高い。
d 経時的な吸収が少ない。
e 形態保持が容易である。
106D28
65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部の歯肉の違和感を主訴として来院した。2年前に近医で6┐の近心根を分割抜去したという。歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

フラップ手術とともに行うのはどれか。2つ選べ。
a 骨移植
b 根尖切除
c 歯槽骨切除
d 結合組織移植
e オドントプラスティー
106D36
28歳の女性。下顎左側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。歯周基本治療後の再評価検査の結果、「6にエナメルマトリックスタンパク質を応用した歯周組織再生療法を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と術中の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。歯周基本治療後の再評価検査結果の一部を表に示す。


┌6に歯周組織再生療法を選択した理由はどれか。1つ選べ。
a 水平性骨欠損
b 1壁性骨欠損
c 2壁性骨欠損
d 1壁・2壁混合性骨欠損
e 2壁・3壁混合性骨欠損
107B1
53歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯周基本治療後に上顎左側第一小臼歯の深い歯周ポケットに対し、GTR法を行うこととした。術前のエックス線写真(別冊No.00A)と術中、歯肉弁の剥離・翻転を行った直後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。

次に行う操作で使用するのはどれか。1つ選べ。
a カークランドメス
b コーンプライヤー
c ボーンスクレイパー
d クレンカプランピンセット
e キュレットタイプスケーラー
107B35
49歳の男性。上顎左側小臼歯部の違和感を主訴として来院した。歯周基本治療終了後に歯周外科治療を行うこととした。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


適切な治療法はどれか。2つ選べ。
a 新付着術
b 骨移植術
c 歯肉切除術
d 歯肉弁根尖側移動術
e エナメルマトリックスタンパク質の適用
107D29
45歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合時違和感を主訴として来院した。1年前から自覚していたが放置していたという。歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


┌6に対する治療として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a GTR法
b フラップ手術
c 遊離歯肉移植術
d 歯周ポケット掻爬術
e ルートリセクション
108B17
39歳の男性。下顎左側臼歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。歯周外科治療時の口腔内写真(別冊No.00A)と再評価時のエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


⎾6に行う処置はどれか。1つ選べ。
a GTR法
b トンネリング
c へミセクション
d ルートリセクション
e ルートセパレーション
109B26
44歳の男性。下顎右側第一大臼歯の歯肉出血を主訴として来院した。1年前から気付いていたがそのままにしていたという。歯周基本治療後、再評価を行った。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


6┐に行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a フラップ手術
b 遊離歯肉移植術
c 歯周ポケット掻爬術
d ルートセパレーション
e エナメルマトリックスタンパク質の応用
109C105
エナメルマトリックスタンパク質を用いた歯周組織再生療法で行うのはどれか。すべて選べ。
a 縫合
b 歯肉溝切開
c 遮断膜の設置
d スミヤー層の除去
e スケーリング・ルートプレーニング
109D44
52歳の女性。左側の下顎臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。┌6に根分岐部病変は認めない。慢性歯周炎と診断し歯周基本治療を行った。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 新付着術
b 歯根分離
c 歯根切除
d 骨移植術
e 歯肉切除術
110C87
歯周組織再生療法におけるスキャフォールド(足場)はどれか。2つ選べ。
a GTR膜
b 骨補塡材
c サイトカイン
d 歯根膜由来幹細胞
e エナメルマトリックスタンパク質
110D16
52歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。慢性歯周炎の診断のもと歯周基本治療を行った。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。


次に下顎左側第一大臼歯に行う処置として適切なのはどれか。1つ選べ。
a トンネリング
b ヘミセクション
c 歯肉弁側方移動術
d 歯周ポケット掻爬術
e エナメルマトリックスタンパク質の応用
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