歯周炎
95B37
早期発症型歯周炎に関連する診査項目はどれか。
(1)発症年齢
(2)全身疾患の有無
(3)家族歴
(4)小帯の位置
(5)歯列の状態
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
97B35
早期発症型歯周炎の特徴はどれか。
(1)顕著な歯肉発赤
(2)多量の歯石沈着
(3)深い歯周ポケット
(4)重度の歯槽骨吸収
(5)著しい歯肉退縮
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
100B19
( )に入る語句で正しいのはどれか。
ポケットは(①)の位置によって、仮性ポケットと真性ポケットとに大別される。さらに後者は、(①)と(②)との位置関係によって、骨縁上ポケットと骨縁下ポケットとに分けられる。
① ②
a セメントエナメル境 ポケット底
b ポケット底 歯槽骨頂
c 歯槽骨頂 ポケット底
d セメントエナメル境 上皮性付着
e ポケット底 歯肉歯槽粘膜境
100B20
慢性歯周炎罹患時の歯肉結合組織に多いのはどれか。
a IgA産生細胞
b IgD産生細胞
c IgE産生細胞
d IgG産生細胞
e IgM産生細胞
101A75
慢性歯周炎の進行で活動期と推定するのに有効な指標はどれか。2つ選べ。
a 歯肉の退縮
b スティップリングの消失
c プロービング時の出血
d 歯肉へのメラニン色素沈着
e ポケット滲出液中のトリプシン様プロテアーゼ活性の上昇
102B35
歯周炎で正しいのはどれか。すべて選べ。
a 喫煙者の有病率は高い。
b 糖尿病患者の有病率は低い。
c 歯種による発生率に差はない。
d 永久歯喪失の主な原因である。
e 20歳以下の低年齢群には認められない。
103A92
小児期にみられる侵襲性歯周炎の特徴はどれか。 2つ選べ。
a 成長とともに改善する。
b 乳歯列期から発症する
c 口呼吸によって誘発される。
d 歯周組織の破壊が急速である。
e 切歯や第一大臼歯に生じやすい。
103C109
歯周炎でプロービングデプスが増加する理由はどれか。2つ選べ。
a 歯肉の腫脹増大
b 上皮付着の増大
c 生物学的幅径の減少
d アタッチメントロスの増大
e ポケット底部への穿通の減少
103C121
辺縁性歯周炎で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 歯槽骨吸収は部位特異的である。
b 歯肉出血部は歯槽骨の吸収が大きい。
c 深い歯周ポケットほど上皮付着の幅は狭い。
d 咬合性外傷によって組織破壊が加速される。
e アタッチメントロスと歯周ポケットの深さとは同値である。
104A71
慢性歯周炎と比較して侵襲性歯周炎に特徴的なのはどれか。2つ選べ。
a 咬合性外傷
b 若年での発症
c 歯石の多量沈着
d 水平性の骨吸収
e 急速なアタッチメントロス
105C116
喫煙関連歯周炎で歯周組織破壊に関連するのはどれか。2つ選べ。
a 酸素分圧の低下
b 毛細血管の拡張
c 上皮の角化亢進
d 嫌気性菌の増加
e メラニン色素の増加
105D17
31歳の女性。歯の動揺を主訴として来院した。数年前から自覚するようになったという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No. 00B)とを別に示す。


観察できるのはどれか。2つ選べ。
a 根分岐部病変
b 多発性歯肉膿瘍
c 限局性の歯槽骨吸収
d 全顎的な歯肉の発赤
e 上下顎前歯部の歯肉退縮
108C81
歯周炎によりセメント質に生じる変化はどれか。1つ選べ。
a LPSの浸透
b 好中球の浸潤
c セメント芽細胞の増加
d シャーピー線維の増加
e 有細胞セメント質の肥厚
108C124
喫煙関連歯周炎患者の歯肉の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 色素の沈着
b 乳頭部の壊死
c 出血傾向の増加
d 辺縁部の線維化
e 付着歯肉上皮の剥離
108D31
48歳の女性。上顎両側側切歯の冷水痛を主訴として来院した。2年前から自覚していたが放置していたという。現在、高血圧症の治療を受けている。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。


考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 口呼吸
b 歯周炎
c 降圧薬の服用
d 小帯の位置異常
e 不適切なブラッシング
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