歯周病学:歯内-歯周疾患の診断(計12問)【歯科医師国家試験】(2025年11月7日更新)



歯内-歯周疾患

歯内-歯周疾患の診断(計12問)

96B27
歯内─歯周疾患の診査項目で重要なのはどれか。
(1)咬合痛
(2)歯髄の生死
(3)歯周ポケット
(4)根尖部透過像
(5)歯肉の腫脹
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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98B68
48歳の男性。上顎右側中切歯部の違和感を主訴として来院した。5年前に補綴物を装着し、3か月前から疲労時に症状が現れるようになったという。初診時の口腔内写真(別冊No.31A )とエックス線写真(別冊No.31B )とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

診断名はどれか。2つ選べ。
a 慢性閉鎖性歯髄炎
b 慢性根尖性歯周炎
c 慢性剥離性歯肉炎
d 慢性歯周炎
e 歯根破折

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101D40
48歳の男性。下顎前歯部唇側歯肉の腫脹を主訴として来院した。3日前から自覚したという。初診時の口腔内写真(別冊No.40A、B)とエックス線写真(別冊No.40C)とを別に示す。

1┐の診断に必要なのはどれか。2つ選べ。
a 動揺度
b 歯肉退縮量
c 歯髄の生死
d 角化歯肉の幅
e 歯周ポケットの深さ

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102D40
60歳の女性。下顎右側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.37A)とエックス線写真(別冊No.37B)とを別に示す。

診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
a 打診
b 麻酔診
c 電気診
d 動揺度検査
e 歯周ポケット検査

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105D38
67歳の女性。下顎右側第一大臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。自発痛はないという。初診時の口腔内写真(別冊No.38A)とエックス線写真(別冊No.38B)とを別に示す。

行うべき検査はどれか。2つ選べ。
a 透照診
b 切削診
c 波動の触診
d 歯髄電気診
e 歯周ポケット検査

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106C53
歯内-歯周疾患の鑑別診断に重要なのはどれか。2つ選べ。
a 打診
b 歯髄電気診
c 動揺度検査
d 歯周ポケット検査
e インピーダンス検査

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111A86
60歳の男性。下顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。2年前に1の根管治療を受けたが、2日前に腫脹に気付いたという。現在、痛みはない。腫脹部に波動を触れる。初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。

診断に有用なのはどれか。1つ選べ。
a 歯間離開度検査
b O’LearyのPCR
c 角化歯肉幅の測定
d 歯周ポケット検査
e 歯肉溝滲出液誠の測定

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112C80
73歳の男性。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。1週前から自発痛があったがそのままにしていたところ、昨日から咬合痛が発現したという。プロービングデプスは遠心で7mm、その他は3mmであった。初診時の口腔内写真(別冊No.28A)とエックス線画像(別冊No.28B)を別に示す。

次に行うべきなのはどれか。1つ選べ。
a 透照診
b 麻酔診
c 楔応力検査
d 歯髄電気診
e レーザー蛍光強度測定

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116A28
71歳の男性。上顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。自発痛はないが、軽度の咬合痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線画像(別冊No.5B)を別に示す。

診断に必要なのはどれか。3つ選べ。
a 温度診
b 麻酔診
c 歯髄電気診
d プロービング
e レーザー蛍光強度測定

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117A44
48歳の女性。下顎右側大臼歯部の咀嚼時の違和感を主訴として来院した。半年前に修復処置を受けたという。自発痛はないが、6┐頰側歯肉に圧痛が認められる。初診時の口腔内写真(別冊No.16A)とエックス線画像(別冊No.16B)を別に示す。

治療方針を決めるにあたり必要な検査はどれか。3つ選べ。
a 温度診
b 麻酔診
c 歯髄電気診
d プロービング
e レーザー蛍光強度測定

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118B84
64歳の女性。下顎左側第二小臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。2週前に腫れに気付いていたが、痛みがないためそのままにしていたという。初診時の口腔内写真(別冊No.29A)とエックス線画像(別冊No.29B)を別に示す。

診断に必要なのはどれか。3つ選べ。
a 打 診
b 透照診
c 麻酔診
d 歯髄電気診
e 歯周ポケット検査

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118C76
61歳の女性。上顎右側犬歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。1か月前から自覚していたがそのままにしていたという。初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 歯根破折
b 根尖性歯周炎
c 歯肉縁下歯石
d 頬小帯付着異常
e 二次性咬合性外傷

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