GTR法(計18問)
95B42
あフラップ手術とGTR法とに共通するのはどれか。
(1)ポケット底への内斜切開
(2)メンブレンによる骨欠損部の被覆
(3)歯周パックの使用
(4)ルートプレーニング
(5)歯肉弁の縫合
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
96B46
あGTR法で正しいのはどれか。
(1)結合組織性付着の獲得
(2)仮性ポケットの除去
(3)口腔前庭の拡張
(4)術野への骨細胞の侵入遮断
(5)術野への上皮細胞の侵入遮断
a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5)
97B56
あ62歳の男性。上顎右側臼歯の動揺を主訴として来院した。2年前に気付いたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.16A )とエックス線写真(別冊No.16B )とを別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。
あ654┘の治療計画に含まれるのはどれか。
(1)ENAP
(2)歯根切除法
(3)暫間固定
(4)GTR法
(5)歯槽骨切除術
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
97B60
あ29歳の女性。下顎左側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。┌6のプロービングデプスは頬側中央部6mmで、出血を伴う。他部位は3mm以内である。病的動揺はない。初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とプローブ挿入時のエックス線写真(別冊No.20B)とを別に示す。
あ歯周基本治療後に行う適切な処置はどれか。
a 新付着術
b 歯肉切除術
c ヘミセクション
d GTR法
e 遊離歯肉移植術
99B45
あ( )に入る語句で正しいのはどれか。
あGTR法は、保護膜を用いて歯肉上皮や歯肉結合組織の根尖側への侵入を阻止し、(➀)由来の細胞を歯冠側根面に誘導して(➁)性付着を得る方法である。
あ ① ②
a 歯 肉 上 皮
b 歯 肉 結合組織
c 歯根膜 上 皮
d 歯根膜 結合組織
e 歯槽骨 結合組織
99B67
あ45歳の女性。上顎前歯部の歯肉出血を主訴として来院した。歯周基本治療後の再評価で、1┘近心の歯周ポケットが7mmあったため、フラップ手術を行うことにした。初診時のエックス線写真(別冊No.25A )と手術時の口腔内写真(別冊No.25B、C )とを別に示す。
あ1┘近心部に行う処置はどれか。2つ選べ。
a 歯槽骨整形術
b 歯槽骨切除術
c 骨移植術
d GTR法
e ウェッジ法
100C13
あ40歳の女性。歯周基本治療後の再評価で、下顎右側第一大臼歯近心部に限局した深い歯周ポケットとプロービング時の出血とがみられたため、歯周外科治療を行うことにした。術中の写真(別冊No.13 )を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

あ次に行う適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 粘膜骨膜弁の根尖側移動
b GTR膜の設置
c 歯槽骨の整形
d 自家骨の移植
e ルートセパレーション
103C21
あGTR法で根面に誘導するのはどれか。1つ選べ。
a 歯肉上皮組織
b 歯肉結合組織
c 骨膜由来組織
d 歯根膜由来組織
e 歯槽粘膜結合組織
107B1
あ53歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯周基本治療後に上顎左側第一小臼歯の深い歯周ポケットに対し、GTR法を行うこととした。術前のエックス線写真(別冊No.00A)と術中、歯肉弁の剥離翻転を行った直後の口腔内写真(別冊No.00B)とを別に示す。
あ次に行う操作で使用するのはどれか。1つ選べ。
a カークランドメス
b コーンプライヤー
c ボーンスクレイパー
d クレンカプランピンセット
e キュレットタイプスケーラー
107D29
あ45歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合時違和感を主訴として来院した。1年前から自覚していたが放置していたという。歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。再評価時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
あ┌6に対する治療として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a GTR法
b フラップ手術
c 遊離歯肉移植術
d 歯周ポケット掻爬術
e ルートリセクション
108B17
あ39歳の男性。下顎左側臼歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療後に歯周外科治療を行うこととした。歯周外科治療時の口腔内写真(別冊No.00A)と再評価時のエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

あ⎾6に行う処置はどれか。1つ選べ。
a GTR法
b トンネリング
c へミセクション
d ルートリセクション
e ルートセパレーション
109C124
あGTR膜の具備すべき条件はどれか。2つ選べ。
a 骨結合性
b 細菌透過性
c 細胞遮断性
d 歯質接着性
e 組織液透過性
110C50
あ吸収性GTR膜の材料はどれか。2つ選べ。
a ポリエステル
b ポリエチレン
c アテロコラーゲン
d 乳酸-グリコール酸共重合体
e アクリル酸-イタコン酸共重合体
111A68
あ50歳の男性。上顎左側第一大臼歯部の過和感を主訴として来院した。1年前から自覚していたがそのままにしていたという。歯周基本治療後の再評価の結果、歯周外科治療を行うこととした。術前のエックス線画像(別冊No.13A)と術中のスケーリングルートプレーニング〈SRP〉中の口腔内写真(別冊No.13B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

あSRPに続いて行う処置として適切なのはどれか。1つ選べ。
a 歯槽骨切除
b トンネリング
c GTR膜の設置
d トライセクション
e ルートアンプテーション
111C46
あGTR法の術式の流れを図に示す。
あ①と③に入る組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
あ① ③
a 全層弁――歯槽骨整形
b 全層弁――保護膜の設置
c 部分層弁――根面処理
d 部分層弁――歯槽骨整形
e 部分層弁――保護膜の設置
114D45
あGTR法について正しいのはどれか。3つ選べ。
a 結合組織性付着により治癒する。
b 歯肉上皮細胞の侵入を阻止する。
c 水平性骨吸収部位が適応となる。
d 歯根膜由来細胞の増殖を促進する。
e LindheとNymanの根分岐部病変の分類1〜2度が適応となる。
116C71
あ43歳の女性。下顎左側第二大臼歯遠心歯肉の腫れを主訴として来院した。1年前から自覚していたがそのままにしていたという。歯周基本治療後の再評価の結果、GTR法を行うこととした。術中の口腔内写真(別冊No.28A)、エックス線画像(別冊No.28B)及び切開線の写真(別冊No.28C)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
あ写真に示す切開線で適切なのはどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
117C42
あ歯周組織再生療法でGTR膜の所要条件はどれか。3つ選べ。
a 骨形成能
b 細胞遮断性
c 生体親和性
d 幹細胞の増殖促進
e 歯肉線維との結合


コメントを残す