小児歯科学:小児の外傷 〜 総論 〜(計13問)【歯科医師国家試験】(2020年9月23日更新)



総論

95B8
乳歯が外傷を受けた直後の診査項目で有用でないのはどれか。
a 歯髄の生活反応
b 歯根膜腔の変化
c 歯冠歯質の色調
d 打診による反応
e 後継永久歯の位置

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96B4
乳歯の外傷で正しいのはどれか。
(1)破折が多い。
(2)女児に多い。
(3)4~5歳児に多い。
(4)転倒によるものが多い。
(5)上顎切歯部に多い。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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97B8
乳歯の外傷で正しいのはどれか。
a 受傷頻度は男児より女児に多い。
b 1~2歳児に多い。
c 部位は下顎に多い。
d 原因は転落が多い。
e 脱臼より破折が多い。

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97B9
抜歯に際し幼児と成人とで異なるのはどれか。
a 局所麻酔薬の総量
b 手術野の消毒
c 手術の手順
d 術後の止血処置
e 術後の注意事項

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100B7
乳歯抜去が適応となるのはどれか。
a 急性期にある顎骨炎症の原因歯
b 生理的歯根吸収が1/3の歯
c 生活断髄で止血困難となった歯
d 咬合平面より低位にある歯
e 後継歯の萌出障害となる歯

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103C87
乳歯外傷の特徴はどれか。1つ選べ。
a 下顎前歯に多い。
b 乳歯萌出期に多い。
c 脱臼よりも破折が多い。
d 歯髄電気診の信頼性が高い。
e 原因の50%以上が衝突である。

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104A69
小児の上顎前歯外傷で乳歯に比べて永久歯の方が多いのはどれか。1つ選べ。
a 陥 入
b 転 位
c 歯根破折
d 歯冠破折
e 完全脱臼

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104B46
4歳6か月の男児。上顎前歯部の打撲を主訴として来院した。1時間前に転倒したという。口腔以外に異常を認めない。口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

行うべき検査はどれか。すべて選べ。
a 透照診
b 動揺度検査
c 歯髄電気診
d 歯周ポケット検査
e 口内法エックス線検査

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106A56
乳前歯の根尖露出によって生じた根尖部周囲の発赤・腫脹の根治的治療法はどれか。1つ選べ。
a 抜 歯
b 切 開
c 露出部削除
d 抗菌薬投与
e 副腎皮質ステロイド軟膏塗布

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106B1
2歳の女児。下唇の損傷を主訴として来院した。1時間前に室内で転倒したという。全身状態に異常を認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

治療で重視するのはどれか。2つ選べ。
a MRIの撮像
b 止血剤の使用
c 細菌検査の実施
d 口唇腺への対応
e 口輪筋損傷の程度

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107C98
乳歯外傷における変化で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 歯の変色は改善しない。
b 歯髄壊死は根未完成歯で生じやすい。
c 変色と歯髄壊死とは80%以上で一致する。
d 歯髄狭窄は受傷後1か月以内に認められる。
e 受傷直後の歯の変色の原因は歯髄内出血である。

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110A26
歯根が1/2吸収された上顎右側乳中切歯を抜去することとした。術者が座位にて12時の位置で抜歯する際の手技の写真(別冊No.00)を別に示す。

適切なのはどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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110D32
4歳の男児。歯の陥入を主訴として来院した。2時間前に階段から転落し顔面を強打したという。歯冠の破折は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

後継永久歯に起こり得るのはどれか。2つ選べ。
a 歯内歯
b 歯根彎曲
c タウロドント
d Hutchinson歯
e エナメル質白斑

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