【歯科医師国家試験】小児歯科学:歯の発育異常 〜 エナメル質形成不全・変色歯 〜(計10問)



エナメル質形成不全

102D51
6歳の男児。下顎右側中切歯の着色を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 遺 伝
b 熱性疾患
c 栄養障害
d 先行乳歯の根尖病変
e 高濃度フッ化物の摂取

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103D26
12歳の男児。前歯部の審美障害を主訴として来院した。乳歯列期にはみられなかったが、永久歯萌出時から着色はみられたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

原因が生じた時期はどれか。1つ選べ。
a 生後3か月ころ
b 生後10か月ころ
c 1歳6か月ころ
d 3歳ころ
e 5歳ころ

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107A52
3歳の女児。上顎乳中切歯が残根状態であり、1年前から歯の痛みや歯肉の腫脹を繰り返していたという。
後継永久歯に生じる可能性のあるのはどれか。1つ選べ。
a 骨性癒着
b Turner歯
c Hutchinson歯
d 歯髄腔の狭窄
e 象牙質形成不全

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107B31
7歳の女児。上顎切歯の異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 習慣性開口
b 常染色体遺伝
c 先行乳歯の外傷
d ビタミンKの欠乏
e 高濃度フッ素の摂取

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108A78
永久歯エナメル質の形成不全の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 麦茶の常飲
b ビタミンKの欠乏
c フッ化物の長期過剰摂取
d ポルフィリンの代謝異常
e 血中ビリルビン濃度の増加

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108C45
8か月の乳児。心疾患、聴力障害および白内障の三徴候を有し、下顎乳中切歯にエナメル質減形成がみられる。
母親が妊娠中に罹患したと考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 腎 炎
b 風 疹
c 糖尿病
d B型肝炎
e 再生不良性貧血

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109D32
7歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 萌出嚢胞
b 抗菌薬の長期服用
c 先行乳歯の根尖病変
d フッ化物の過剰摂取
e エナメル質形成不全症

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110B20
9歳の男児。歯の審美不良を主訴として来院した。色調と粗造感は萌出時から変化していないという。軽度の冷温痛がみられるが、自発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 熱性疾患
b 遺伝性疾患
c ビタミンK欠乏
d フッ化物の過剰摂取
e 炭酸飲料水の頻回摂取

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103A125
乳歯根尖病巣が後継永久歯に与える影響はどれか。2つ選べ。
a 位置異常
b 歯髄腔狭窄
c 象牙質形成異常
d 歯根膜腔の石灰化
e エナメル質形成不全

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109C59
6歳の男児。右側の下顎乳臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

そのままにした場合、後継永久歯への影響で考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 歯髄壊死
b 位置異常
c 歯髄腔狭窄
d 象牙質形成不全
e エナメル質形成不全

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変色歯

95B16
4歳の女児。歯の着色を主訴として来院した。出生時の体重2,320g、身長45cmで、出生から4か月入院し紫外線治療を受けていたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

歯の着色の原因として考えられるのはどれか。
a 栄養不良
b 新生児メレナ
c 先天性ポルフィリン症
d 重症新生児黄疸
e 象牙質形成不全症

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102B117
歯の変色がみられるのはどれか。すべて選べ。
a 新生児メレナ
b ポルフィリン症
c 鎖骨頭蓋異骨症
d 無汗型外胚葉異形成症
e 遺伝性エナメル質形成不全症

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