小児歯科学: 過剰歯(計15問)【歯科医師国家試験】(2025年11月5日更新)



過剰歯

過剰歯(計15問)

103B28
6歳の男児。上顎左側中切歯が萌出してこないことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.26A)、エックス線写真(別冊No.26B、C)及びそのトレース図(別冊No.26D)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。
a アの抜歯
b イの抜歯
c ウの抜歯
d ウの開窓牽引
e ウの萌出観察

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105B2
8歳の男児。上顎前歯部の歯列不正を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.2A)とエックス線写真(別冊No.2B) とを別に示す。

原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯牙腫
b 正中過剰歯
c 側切歯の異所萌出
d 上唇小帯付着異常
e 先行乳歯の晩期残存

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105D45
7歳の男児。上顎左側中切歯の萌出異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.45A)とエックス線写真(別冊No.45B)とを別に示す。

まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a └Bの抜歯
b └1の抜歯
c 1┬1の圧下
d 上唇小帯の切除
e 正中埋伏過剰歯の抜去

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106B2
7歳の男児。上顎前歯部の異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯牙腫
b 過剰歯
c 異常結節
d 異常咬耗
e 上顎左側側切歯の異所萌出

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106B40
4歳の男児。上顎乳前歯の齲蝕治療を希望して来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。
a 正中埋伏過剰歯の存在
b 上唇小帯の付着位置異常
c A┘の瘻孔形成
d └Bの先天欠如
e A┴Aの歯根異常吸収

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107B39
6歳の男児。口蓋部の違和感を主訴として母親と来院した。2週前から気付いていたが、疼痛がないため放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

診断とその対応との組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 過剰歯————経過観察
b 過剰歯————咬合調整
c 過剰歯————抜去
d 切歯結節————経過観察
e 切歯結節————咬合調整

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108B4
7歳の男児。歯の萌出遅延と形の異常を主訴として来院した。3か月前に上顎左側前歯が生え代わったが、歯の大きさを心配している。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

上顎前歯部にみられる所見はどれか。2つ選べ。
a 過剰歯
b 左側側切歯の欠如
c 右側中切歯の埋伏
d 左側中切歯の早期萌出
e 右側中切歯、側切歯の癒合

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109D37
6歳の男児。上顎前歯の形態の異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

矢印で示す歯に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 近心移動
c 捻転修正
d 形態修正
e 抜 歯

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110A87
乳歯列後期にエックス線検査で上顎正中部に埋伏過剰歯を認めた。そのままにしていた場合に上顎中切歯に生じる可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
a 骨性癒着
b 歯冠の形態異常
c 歯冠の色調異常
d 歯根の形成障害
e 萌出方向の異常

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110C90
9歳の女児。上顎正中埋伏過剰歯を抜去することとした。唇舌的位置を把握するための検査はどれか。2つ選べ。
a 咬合法
b 咬翼法
c 二等分法
d 歯科用コーンビームCT
e パノラマエックス線検査

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112A79
5歳の男児。口蓋の膨隆を主訴として来院した。1か月前に母親が気付いたがそのままにしていたところ、最近になって徐々に大きくなってきたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 25A)とエックス線画像(別冊No.25B)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 過剰歯
b 歯牙腫
c エプーリス
d 上顎左側中切歯の位置異常
e 上顎左側乳中切歯の歯肉膿瘍

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114D36
8歳の男児。片方の前歯が生えてこないことを主訴として来院した。診察の結果、└Aの抜歯後に経過観察をしたが、└1は萌出しなかった。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、エックス線画像(別冊No.8B)及び└Aの抜歯後のエックス線画像(別冊No.8C)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 上唇小帯の切除
b └1の開窓牽引
c └2の開窓牽引
d 1」の近心移動
e 上顎正中埋伏過剰歯の抜去

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115B50
8歳の女児。上顎前歯部の精査を希望して来院した。半年前に└Aが脱落し後継永久歯が萌出してきた。1か月前にA」が脱落し萌出してきた歯の形態の異常に気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊No. 21B)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。
a アの抜歯
b アの形態修正
c イの近心移動
d ウの抜歯
e エの抜歯

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115C64
7歳の男児。上顎左側乳中切歯が生え代わらないことを主訴として来院した。A┘は6か月前に脱落し、後継永久歯が萌出してきたという。└Aの動揺度は0度である。初診時の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B、C)を別に示す。

抜歯を要するのはどれか。1つ選べ。
a ア、イ
b イ、ウ
c ア、イ、ウ
d ア、ウ、エ
e ア、イ、ウ、エ

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116C66
9歳の男児。かかりつけ歯科医で過剰歯を指摘され来院した。全顎的に精査するためパノラマエックス線とCTを撮影した。診断の結果、過剰歯を抜去することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.25A)、エックス線画像(別冊No.25B)及びCT(別冊No.25C)を別に示す。

抜歯の根拠はどれか。1つ選べ。
a 正中離開がある。
b 鼻腔を貫通する可能性がある。
c 上顎左側中切歯の歯根が未完成である。
d 上顎左側中切歯の歯根吸収の可能性がある。
e 上顎左側中切歯が交叉咬合になる可能性がある。

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