異所萌出(計12問)
103B36
あ6歳の男児。下顎左側第一大臼歯の萌出異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b ┌6の抜去
c ┌6の遠心移動
d ┌E遠心隣接面の削除
e ┌6遠心部の歯肉弁切除
106B13
あ10歳の女児。上顎左側乳犬歯部の異常を近医で指摘され来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b └Cの歯内療法
c └Cの抜歯
d └3部の開窓
e └3の抜歯
107A76
あ第一大臼歯の異所萌出によって、下顎に比べ上顎で第二乳臼歯の歯根吸収を生じやすい理由はどれか。1つ選べ。
a 歯冠頰舌径の差
b 萌出時期の違い
c 萌出経路の違い
d 歯肉の厚径の違い
e 歯冠近遠心幅径の差
109A82
あ7歳の男児。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。
あそのままにした場合に予測されるのはどれか。2つ選べ。
a D┘の早期脱落
b E┘の晩期残存
c 5┘の萌出余地不足
d 6┘の近心転位
e 7┘の萌出遅延
110B38
あ6歳の女児。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。1か月前に咬合面の変色に気付いたがそのままにしていたところ、3日前から食事時に痛みが生じ始めたという。上顎左側第二乳臼歯の動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。
あまず行うのはどれか。1つ選べ。
a └6の遠心移動
b └Eの遠心面削合
c └Eの生活断髄
d └Eの感染根管治療
e └Eの抜歯
111B81
あ11歳の女児。上顎両側犬歯部の空隙を主訴として来院した。前歯部の被蓋関係は正常である。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)、エックス線画像(別冊No.21B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.21C)を別に示す。
あまず行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 上顎中切歯間の空隙閉鎖
c 上顎両側犬歯の開窓牽引
d 上顎両側側切歯の歯内療法
e 上顎両側第一小臼歯の近心移動
112D86
あ3歳の女児。上顎左側乳中切歯部の精査を希望して来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線画像(別冊No.33B)を別に示す。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b └Aの開窓牽引
c └Aの再植
d └Aの抜歯後、保隙装置装着
e └Aの抜歯後、└1の牽引
115B68
あ10歳の男児の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。
あ埋伏歯の牽引にあたり、抜去すべき歯はどれか。1つ選べ。
a 6」
b 2」
c └E
d E┐
e 6┐
115D52
あ11歳の男児。上顎前歯の萌出遅延を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、エックス線画像(別冊No.14 B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.14C)を別に示す。
あまず行うべき処置はどれか。1つ選べ。
a C┘の抜歯
b 3┘の抜歯
c 4┘の抜歯
d E┘の抜歯後、5┘の牽引
e 1┘の抜歯後、3┘の牽引
116B83
あ8歳の女児。前歯の隙間を主訴として来院した。初診時の顔面写真(別冊No.35A)、口腔内写真(別冊No.35B)及びエックス線画像(別冊No.35C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

あまず行う処置はどれか。1つ選べ。
a 正中離開の閉鎖
b 下顎左側乳犬歯の抜去
c 上顎右側第一大臼歯の開窓
d 上顎右側第二乳臼歯の抜去
e 左側乳犬歯交叉咬合の改善
117B78
あ4歳の男児。上顎乳前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。1年前に同部を転倒により強打したという。└Aに対する治療方針として保護者に抜歯の必要性を説明したが、抜歯はしたくないという。初診時の口腔内写真(別冊No.29A)とエックス線画像(別冊No.29B)を別に示す。
あこのまま抜歯を行わない場合に起こりうる└1の異常はどれか。2つ選べ。
a 埋 伏
b 歯根吸収
c 歯髄壊死
d 歯髄腔狭窄
e 萌出位置異常
118C43
あ7歳の男児。左下の奥歯が生えてこないことを主訴として来院した。「Eは4歳ころに生え始めたが、完全には生えてこないという。初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No.11B)を別に示す。
あ「Eへの対応で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 牽引を行う。
b 自然萌出を待つ。
c 歯肉切除を行う。
d ただちに抜歯する。
e 「6萌出後に抜歯する。


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