小児歯科学:動的咬合誘導 (計6問)【歯科医師国家試験】(2025年11月5日更新)



動的咬合誘導 (計6問)

95B17
7歳の女児。下顎切歯部の歯列不正を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.2)を別に示す。

考えられる対応はどれか。
a 経過観察
b B┬Bの抜歯
c CB┬BCの抜歯
d C┬Cのトリミング
e 正中離開の閉鎖

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96B22
7歳の男児。学校歯科健診で下顎前歯部の歯列不正を指摘され来院した。口腔習癖の既往はないという。オーバーバイト、オーバージェットは正常範囲内で、後継永久歯の排列余地は左側+2mm、右側+1mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

まず行うべき処置はどれか。
a C┬Cのトリミング
b C┬Cの抜歯
c 歯列弓の側方拡大
d 2┬2の唇側移動
e 6┬6の遠心移動

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98B18
7歳の女児。下顎切歯の萌出の異常を主訴として来院した。同部のエックス線写真で異常は認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.1)を別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b ┌ABの抜歯
c BA┬Aの抜歯
d A┬Aの抜歯
e BA┬ABの抜歯

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99B24
7歳の男児。口腔診査を希望して来院した。齲蝕や歯周疾患は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B)とエックス線写真(別冊No.00C)とを別に示す。

咬合誘導の観点から留意すべき所見はどれか。2つ選べ。
a ターミナルプレーンは遠心階段型である。
b 乳歯の先天欠如がみられる。
c 閉鎖型歯列弓である。
d 乳犬歯の対咬は下顎近心位である。
e 永久歯歯胚の成長が遅い。

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100C37
11歳の女児。下顎左側第一小臼歯の萌出困難を主訴として来院した。左右第一大臼歯咬合は正常である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A、B、C)とエックス線写真(別冊No.00D)とを別に示す。

適切な対応はどれか。
a 経過観察
b 可撤保隙装置の装着
c ┌3のディスキング
d ┌Eのディスキング
e ┌Eの抜歯

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101C52
6歳の男児。下顎前歯部に「余分な歯が生えてきた」と来院した。A┬Aに軽度の動揺がみられる。治療方針としてA┬Aを抜歯し、経過観察することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.50A、B、C)とエックス線写真(別冊No.50D)とを別に示す。

 

治療方針の根拠はどれか。2つ選べ。
a 発育空隙が認められる。
b 霊長空隙が認められる。
c 上下歯列正中線が一致している。
d 犬歯間幅径の増大が見込める。
e リーウェイスペースが認められる。

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