小児歯科学：先天性表皮水疱症（計5問）【歯科医師国家試験】（2025年11月4日更新）

先天性表皮水疱症（計5問）

95B3
あ先天性表皮水疱症にみられるのはどれか。
ａ　歯髄腔の閉塞
ｂ　エナメル質の形成不全
ｃ　象牙細管の走向異常
ｄ　歯冠の短小
ｅ　歯根の彎曲

 

97B13
あ正しい組合せはどれか。
ａ　無汗型外胚葉性異形成症───歯の咬耗
ｂ　くる病───────────歯肉の肥大
ｃ　甲状腺機能亢進症──────歯列の狭窄
ｄ　先天性表皮水疱症──────歯の形成不全
ｅ　ネフローゼ症候群──────歯の着色

 

104B3
あ6歳の男児。齲蝕と口腔粘膜の異常とを主訴として来院した。出生時から皮膚や爪などに異常がみられるという。初診時の口腔内写真（別冊No.3A）と手足の写真（別冊No.3B）とを別に示す。

あ疑われるのはどれか。1つ選べ。
ａ　川崎病
ｂ　手足口病
ｃ　アトピー性皮膚炎
ｄ　先天性表皮水疱症
ｅ　Sturge-Weber症候群

 

115B48
あ疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。
ａ　骨形成不全症 ーーーーーー 易骨折性
ｂ　軟骨無形成症 ーーーーーー 巨　舌
ｃ　外胚葉異形成症 ーーーーー 皮膚乾燥
ｄ　先天性表皮水疱症 ーーーー 開口障害
ｅ　鎖骨頭蓋骨異形成症 ーーー 体温調節困難

 

116D52
あ6歳の男児。多数歯齲蝕を主訴として来院した。出生時から皮膚や爪に異常がみられ、足には合指症を認める。初診時の口腔内写真（別冊No.16A）と手の写真（別冊No.16B）を別に示す。

あ歯科治療に際して留意すべき事項はどれか。2つ選べ。
ａ　局所麻酔は使用しない。
ｂ　全身麻酔が推奨される。
ｃ　術野の確保が困難である。
ｄ　ハンドオーバーマウス法で対応する。
ｅ　歯ブラシでの口腔粘膜の刷掃は避ける。