小児歯科学:CR修復の特徴(計6問)【歯科医師国家試験】(2025年11月3日更新)



小児の歯冠修復の特徴

窩洞(計1問)

110D43
5歳の男児。下顎乳臼歯部の違和感を主訴として来院した。下顎右側第一乳臼歯と第二乳臼歯に動揺と打診痛は認められない。検査の結果、コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.00A)と術前の口腔内写真(別冊No.00B)を別に示す。

窩洞形成で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 頰舌面に保持溝を設ける。
b 隣接面形態はスライスカットとする。
c 隣接面歯肉側窩縁はナイフエッジとする。
d 咬合面窩洞にアンダーカットを付与する。
e 咬合面に便宜形態を付与する。

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術式(計1問)

111D90
5歳の男児。下顎右側第一乳臼歯の疼痛を主訴として来院した。3日前から一過性の冷水痛があるという。象牙質齲蝕と診断し、ワンステップ接着システムを用いたコンポジットレジン修復処置を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.35A)と術中の口腔内写真(別冊No.35B)を別に示す。

この後行う治療内容を実施の順番に並べよ。
解答: ①→光照射→②→光照射→③→④→⑤
a 咬合調整
b 歯面処理
c 隔壁の除去
d ウェッジの除去
e 光重合型コンポジットレジンの塡塞

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術式(計4問)

96B17
5歳の男児。上顎両側乳中切歯の齲蝕を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.2)を別に示す。

望ましい対応はどれか。
a 経過観察
b フッ化物歯面塗布
c コンポジットレジン修復
d アマルガム修復
e 既製乳歯冠修復

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105B25
4歳の男児。下顎乳臼歯部の一過性の冷水痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.25A)とエックス線写真(別冊No.25B)とを別に示す。

⎾Eの処置で適切なのはどれか。1つ選べ。
a フッ化物歯面塗布
b グラスアイオノマーセメント予防填塞
c コンポジットレジン修復
d 抜 髄
e 抜 歯

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110D20
4歳の女児。下顎右側第一乳臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。冷刺激に一過性に反応するが、自発痛は認められない。歯髄電気診で生活反応を示した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b コンポジットレジン修復
c 生活断髄
d 抜 髄
e 抜 歯

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111B88
15歳の男子。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。歯髄電気診に生活反応を示すが、打診痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.28A)とエックス線画像(別冊No.28B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b フッ化物歯面途布
c ボンディイング材によるコーティング
d 修復処置
e 抜 髄

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