小児歯科学:骨形成不全症の対応(計3問)【歯科医師国家試験】(2025年11月4日更新)



骨形成不全症

骨形成不全症の対応(計3問)

101C28
4歳の男児。歯の変色を主訴として来院した。1年半前と半年前に転倒による腕の骨折で入院したという。初診時の口腔内写真(別冊No.26A、B、C)とエックス線写真(別冊No.26D)とを別に示す。

歯科的管理を行う上で優先すべき対応はどれか。2つ選べ。
a 齲蝕治療
b ブリーチング
c 舌癖除去装置の装着
d ブラッシング指導
e フッ化ジアンミン銀塗布

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103B12
4歳の女児。歯の変色と臼歯部の冷水痛とを主訴として来院した。骨変形と側彎症による低身長がみられる。乳臼歯部の咬耗が著しいため乳歯冠による修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.11)を別に示す。

治療に際し留意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 変色部はすべて切削する。
b 上下顎歯ともに修復する。
c 乳歯冠幅径は大きくする。
d 断髄法を行ってから修復する。
e 術野確保のため開口器を使用する。

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113B72
3歳の男児。上顎左側乳中切歯の齲蝕治療を希望して来院した。自覚症状はないという。強膜が青色にみえる。初診時の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。

この患者の治療に際し特に留意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 音刺激に注意する。
b 粘膜の損傷に注意する。
c 抑制具の使用を避ける。
d 診療室の温度に注意する。
e 観血処置時に抗菌薬を予防投与する。

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