歯冠修復学:GIC修復の術式(計6問)【歯科医師国家試験】(2025年10月13日更新)



GIC修復の術式

GIC修復の術式(計6問)

100C8
45歳の女性。上顎左側犬歯の疼痛を主訴として来院した。└3は2か月前から一過性の冷水痛を覚えるようになったという。自発痛はなく電気診に正常に反応する。レジン添加型グラスアイオノマーセメント修復を行うことにした。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、エックス線写真(別冊No.8B)及び齲蝕歯質除去後の口腔内写真(別冊No.8C)を別に示す。

適切な術式はどれか。
a 象牙質に保持形態を付与する。
b 窩縁にラウンドベベルを付与する。
c 水酸化カルシウム材で裏層する。
d ボンディング材を塗布する。
e 透明ストリップスで圧接する。

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107D10
58歳の女性。下顎左側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。10年前に修復処置を受けたが、最近になってしみるようになったという。従来型グラスアイオノマーセメント修復を行うこととした。初診時と修復操作中の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

この操作の目的で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 光沢付与
b 感水防止
c 接着力向上
d 体部破折防止
e 辺縁適合性向上

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116B59
58歳の女性。上顎右側第一小臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。検査の結果、グラスアイオノマーセメント修復を行うこととした。初診時(別冊No.20A)と窩洞形成後の口腔内写真(別冊No.20B)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 歯間分離
b ブロットドライ
c バーニッシュ塗布
d シェードテイキング
e サービカルマトリックス試適

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116D41
64歳の男性。上顎右側第一大臼歯の知覚過敏を主訴として来院した。ブラッシング時に一過性の痛みがあるという。検査の結果、グラスアイオノマーセメント修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.10A)と、ある器具を用いた修復操作中の口腔内写真(別冊No.10B)を別に示す。

この操作で向上するのはどれか。3つ選べ。
a 感水性
b 接着性
c 賦形性
d 辺縁封鎖性
e イオン徐放性

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117A53
58歳の女性。下顎左側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。従来型グラスアイオノマーセメントと光重合型バーニッシュを用いて修復を行うこととした。初診時と修復後の口腔内写真(別冊No.19A)と修復過程の写真(別冊No.19B)を別に示す。

修復操作の順序で正しいのはどれか。1つ選べ。
a ア → エ → ウ → イ → オ
b ア → オ → エ → イ → ウ
c エ → イ → ウ → ア → オ
d エ → ア → オ → イ → ウ
e エ → ウ → ア → オ → イ

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117C47
従来型グラスアイオノマーセメント修復の処置内容と目的の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a リン酸処理 ーーーーーーーーーー 歯質接着性向上
b バーニッシュの塗布 ーーーーーー 感水防止
c ラウンドベベルの付与 ーーーーー 辺縁厚み確保
d リバースカーブの付与 ーーーーー 予防拡大
e カプセルタイプの使用 ーーーーー 気泡混入低減

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