【歯科医師国家試験】歯冠修復学:診査・診断(計20問)



診査・診断

96A81
隣接面齲蝕の検査で適切なのはどれか。
(1)触 診
(2)電気診
(3)温度診
(4)透照診
(5)エックス線検査
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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96B35
歯間分離法で正しいのはどれか。
(1)前歯にウェッジ型のセパレーターを用いる。
(2)填塞や研磨の操作性が向上する。
(3)隔壁用バンドの装着が容易になる。
(4)隣接面齲蝕の診査が容易になる。
(5)前歯では緩徐分離法を行うことが多い。
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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96B41
齲蝕検知液で正しいのはどれか。
(1)10秒間染色し、水洗後に判定する。
(2)齲蝕象牙質第二層の透明層は赤染する。
(3)エナメル質齲蝕の診断に有効である。
(4)不染部でも黒褐色の着色層は除去する。
(5)淡いピンク色に染色した層は除去しない。
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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96B68
50歳の女性。上顎左側第二大臼歯の疼痛を主訴として来院した。3日前の夕食時に咬合痛を覚え、昨日から自発痛も発現したという。└7は冷温刺激に強く反応する。歯周ポケットの深さは、頬側近心5mm、中央3mm、遠心7mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

疼痛の原因はどれか。
a 齲 蝕
b 知覚過敏症
c 歯周膿瘍
d 咬耗症
e 歯の破折

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96C44
58歳の男性。インレーの脱落を主訴として来院した。18年前に装着し、2週前に脱落したという。来院時の口腔内写真(別冊No.00A、B)を別に示す。

歯冠修復を行うにあたり必要のない検査はどれか。
a 打 診
b 咬合力検査
c 電気診
d エックス線検査
e 電気抵抗値測定

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98A44
象牙質知覚過敏症の患歯の特定に有効なのはどれか。
(1)エックス線診査
(2)打 診
(3)動揺度診査
(4)温度診
(5)擦過診
a (1)、(2)、(3)  b (1)、(2)、(5)  c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4)  e (3)、(4)、(5)

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98B66
51歳の男性。上顎右側第一大臼歯の痛みを主訴として来院した。1週前から咬合痛と一過性の冷水痛とがあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

考えられる原因はどれか。2つ選べ。
a 象牙質知覚過敏
b 修復物の破折
c 歯の亀裂
d 二次齲蝕
e 咬合性外傷

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100A104
臼歯部隣接面接触点下の齲蝕の有無の判定に有効なのはどれか。
a エックス線検査
b レーザー光による診査
c 探針による触診
d 齲蝕検知液による染色
e 電気抵抗値の測定

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100C1
7 3歳の女性。下顎左側大臼歯部の違和感を主訴として来院した。数か月前から┌67間に食べ物が挟まるという。┌67間には50μmのコンタクトゲージをわずかな抵抗感とともに挿入できる。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うのはどれか。
a 歯間ブラシによる清掃指導
b 咬合調整
c 歯冠形態修正
d コンポジットレジンの除去
e 全部鋳造冠の除去

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103C127
齲蝕部位と検査法との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 前歯隣接面 ―― 透照診
b 臼歯隣接面 ―― 歯髄電気診
c 咬合面 ―――― 咬翼法エックス線検査
d 咬合面 ―――― レーザー光による検査
e 歯頸部 ―――― 咬合法エックス線検査

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104B2
24歳の男性。上顎右側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)、 エックス線写真(別冊No.00B)及び器具の写真(別冊No.00C)を別に示す。

検査に使用するのはどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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104B9
35歳の男性。上顎右側臼歯部の咀嚼痛を主訴として来院した。痛みは不規則に発症し鋭痛で一過性であるという。同部に打診痛はなく冷水に軽度に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

原因歯の特定に有効なのはどれか。1つ選べ。
a 麻酔診
b 切削診
c 歯髄電気診
d 割箸による楔応力検査
e 咬翼法エックス線検査

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104D45
73歳の男性。歯の動揺を主訴として来院した。ブラキシズムの疑いがあると診断した。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

診断の根拠となる所見はどれか。2つ選べ。
a 咬頭の破折
b くさび状欠損
c 仮性ポケット
d 水平性骨吸収
e 根分岐部病変

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105C74
齲蝕検査に用いるのはどれか。1つ選べ。
a CO2レーザー
b 半導体レーザー
c He-Neレーザー
d Er : YAGレーザー
e アルゴンレーザー

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105D19
54歳の男性。下顎臼歯部の一過性の冷水痛を主訴として来院した。数年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

習慣的過剰摂取が疑われるのはどれか。2つ選べ。
a 牛 乳
b 緑 茶
c 黒 酢
d コーヒー
e 炭酸飲料

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108A72
齲窩が形成されていない咬合面齲蝕の検出法で感度が最も高いのはどれか。1つ選べ。
a 視 診
b レーザー蛍光法
c 視診と探針の使用
d 視診と拡大鏡の使用
e 視診と咬翼法エックス線写真の使用

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108A82
疾患と検査法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 咬 耗--------打 診
b 歯髄死--------インピーダンス測定検査
c 酸蝕症--------視 診
d 隣接面齲蝕------透照診
e くさび状欠損一一一一一QLF法

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109A85
歯間分離で牽引の原理を利用するのはどれか。1つ選べ。
a 弾性ゴム
b ウッドウェッジ
c エリオットのセパレーター
d フェリアーのセパレーター
e アイボリーのセパレーター

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109A109
唇側面で齲窩のない初期エナメル質齲蝕の検査で適切なのはどれか。1つ選べ。
a エックス線検査
b 電気抵抗値の測定
c 鋭利な探針の圧入
d 乾燥状態での視診
e 齲蝕検知液による染色

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109B25
21歳の男性。歯科検診で上顎左側第二大臼歯の咬合面の齲蝕を指摘され来院した。自覚症状はないという。齲蝕検査を行うこととした。初診時と検査中の口腔内写真(別冊No.00A)と検査機器の写真(別冊No.00B)を別に示す。

測定しているのはどれか。1つ選べ。
a 色 調
b 硬 度
c 弾 性
d 蛍光強度
e 電気抵抗

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