歯冠修復学:象牙質齲蝕の特徴(計10問)【歯科医師国家試験】(2025年10月12日更新)



象牙質齲蝕の特徴

諸層における特徴(計7問)

97B26
齲蝕象牙質の透明層で正しいのはどれか。
(1)齲蝕検知液で染色される。
(2)細菌の侵入が認められる。
(3)齲蝕象牙質の最外層である。
(4)再石灰化現象が認められる。
(5)象牙細管の走向は規則的である。
a (1)、(2)  b (1)、(5)  c (2)、(3)  d (3)、(4)  e (4)、(5)

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104A105
齲蝕象牙質の内層〈第二層〉で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 混濁層を認める。
b 細菌が侵入している。
c 齲蝕検知液で濃染される。
d 無機質は顆粒状の結晶構造を有する。
e コラーゲン線維に横紋が残存している。

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105A69
有髄歯の齲蝕象牙質外層と内層とを識別する際に参考となるのはどれか。2つ選べ。
a 電気抵抗値
b 光線の透過性
c 齲蝕円錐の形態
d 小柱の走行方向
e 検知液による染色性

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105C120
齲蝕検知液で薄いピンクに染色される象牙質の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 細菌に感染している。
b 再石灰化が可能である。
c 刺激による痛みを生じる。
d 象牙細管が開口している。
e レジンとの接着が良好である。

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113A14
慢性齲蝕で象牙細管の閉鎖がみられるのはどれか。1つ選べ。
a 混濁層
b 多菌層
c 透明層
d 先駆菌層
e 生活反応層

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115B20
齲蝕象牙質の生活反応層で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 再石灰化不能
b 齲蝕検知液への可染性
c 象牙芽細胞突起の消失
d 細管内の顆粒状結晶の沈着
e コラーゲン線維の横紋構造の消失

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110C7
アシッドレッドに濃染される象牙質はどれか。1つ選べ。
a 寡菌層
b 混濁層
c 正常層
d 透明層
e 生活反応層

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急性・慢性の分類(計2問)

98B7
慢性齲蝕で正しいのはどれか。
a 穿通性である。
b 壮年者より若年者に多い。
c 象牙質の着色が著しい。
d エナメル質が白濁する。
e 軟化象牙質が多量に存在する。

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104A12
象牙質の慢性齲蝕で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 着色が少ない。
b 穿通性である。
c 硬化象牙質が多い。
d 表層下脱灰を認める。
e 第二象牙質を認めない。

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諸層における特徴(計1問)

106A129
象牙質齲蝕病巣の表層から深部への特徴で正しい組合せはどれか。1つ選べ。
あ 表 層           深 部
a 軟 化 ――― 細菌侵入 ―― 着 色
b 軟 化 ――― 着 色 ――― 細菌侵入
c 着 色 ――― 細菌侵入 ―― 軟 化
d 着 色 ――― 軟 化 ――― 細菌侵入
e 細菌侵入 ―― 軟 化 ――― 着 色
f 細菌侵入 ―― 着 色 ――― 軟 化

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