歯冠修復学:CRインレー修復の特徴(計7問)【歯科医師国家試験】(2025年10月13日更新)



CRインレー修復の特徴

CRインレー修復の特徴(計4問)

98B34
コンポジットレジンインレー修復後の咬合面辺縁部のクレビス(溝)形成に直接関係するのはどれか。
a インレー体の温度膨縮
b インレー体の辺縁破折
c 合着材の剥離
d 合着材の溶解
e 合着材の摩耗

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100B17
間接法レジンインレー修復で正しいのはどれか。
a 上顎前歯部の4級窩洞が適応である。
b 隣接面の形態付与に優れている。
c アンダーカットの存在が許される。
d 歯肉側窩縁にベベルを付与する。
e グラスアイオノマーセメントで合着する。

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104C107
コンポジットレジンインレー修復で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 窩洞の深さは1.0mmを目安とする。
b スライスカットを行う。
c レジンコーティングは接着性を向上させる。
d 水硬性仮封材が用いられる。
e ポリカルボキシレートセメントで装着する。

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103D19
35歳の女性。下顎左側第二小臼歯が欠けたことを主訴として来院した。「5は4年前に治療し、良好に経過していたが、 3日前に一部が欠けたという。コンポジットレジンインレー修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.19A)とエックス写真(別冊No.19B)とを別に示す。

間接法を選択した利点はどれか。2つ選べ。
a 舌側歯質の強化
b 歯髄刺激の軽減
c 歯肉排除が不要
d 重合収縮の低減
e 隣接面部の形態回復

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CRインレー修復の適応症(計1問)

100C7
44歳の女性。下顎右側第二小臼歯のインレー脱離を主訴として来院した。自発痛と誘発痛とはなく、65┐は電気診に正常に反応する。6┐の近心隣接面の齲窩の着色は顕著であるが、実質欠損は浅く、軟化象牙質はない。初診時の口腔内写真(別冊No.7A )とエックス線写真(別冊No.7B )とを別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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CRインレー修復の窩洞(計2問)

102D13、14
次の文により13、14の問いに答えよ。
30歳の男性。下顎左側第一小臼歯の修復物脱落を主訴として来院した。自発痛はなく電気診に正常に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.11)を別に示す。コンポジットレジンインレーで修復することとした。

13
必要なのはどれか。2つ選べ。
a 舌側咬頭の削除
b 窩洞内合着材の除去
c 窩洞内線角の明瞭化
d 隣接面部のボックス形成
e 咬合面部へのベベル付与

14
デュアルキュア型レジンセメントを用いたインレー装着時の処置で適切なのはどれか。2つ選べ。
a ラバーダム防湿を行う。
b ウェッジで歯間分離を行う。
c 光照射は複数方向から行う。
d マトリックステープを歯間に挿入する。
e 余剰セメントの除去は重合硬化後に行う。

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110B18
50歳の女性。下顎右側第一小臼歯修復物の破折を主訴として来院した。2日前に硬いものを嚙んだときに破折したという。エアーで一過性の疼痛を認める。患者は同じ材料での修復を希望している。間接修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

窩洞形成で留意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 保持溝の付与
b 窩縁斜面の付与
c 舌側咬頭の削除
d 凸隅角部の曲面化
e アンダーカットの付与

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