【歯科医師国家試験】歯冠修復学:初期齲蝕・非齲蝕性硬組織疾患への処置(計18問)



初期齲蝕への処置

106B8
48歳の男性。上顎犬歯の着色を主訴として来院した。齲窩に探針を挿入できなかった。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

この齲蝕病巣の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 自浄域に生じる。
b 歯肉退縮に伴う。
c 表層下脱灰を認める。
d 齲蝕円錐が明瞭である。
e 再石灰化が期待できる。

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110C126
20歳の女性。上顎右側前歯歯頸部の変色を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

まず行うべき処置はどれか。1つ選べ。
a オフィスブリーチ
b フッ化物歯面塗布
c 陶材焼付金属冠修復
d ラミネートベニア修復
e コンポジットレジン修復

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非齲蝕性硬組織疾患への処置

105C111
象牙質知覚過敏症に用いるのはどれか。1つ選べ。
a 亜ヒ酸
b 塩化第二鉄
c ユージノール
d 硝酸カリウム
e 水酸化カルシウム

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96B70
54歳の男性。上顎左側犬歯のブラッシング時の疼痛を主訴として来院した。冷水にも時々反応するという。└3の歯頸部に擦過痛が認められるが、その他の異常は認められない。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。
a イオン導入
b フッ化ジアンミン銀塗布
c コンポジットレジン修復
d アマルガム修復
e メタルインレー修復

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100C2
68歳の男性。下顎右側小臼歯部の食片圧入を主訴として来院した。5か月前から気付いていたという。電気診に正常に反応し、歯周ボケットの深さは全周3mm以内である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

4┐に対する適切な処置はどれか。2つ選べ。
a アマルガム修復
b コンポジットレジン修復
c 従来型グラスアイオノマーセメント修復
d レジン添加型グラスアイオノマーセメント修復
e 陶材焼付鋳造冠

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101C47
33歳の女性。上顎右側第一小臼歯のブラッシング時の疼痛を主訴として来院した。1年前に気付き、最近では一過性の冷水痛もあるという。自発痛はなく、4┘は電気診に正常に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な修復はどれか。2つ選べ。
a ラミネートベニア
b レジン添加型グラスアイオノマーセメント
c フロアブルコンポジットレジン
d コンポジットレジンインレー
e レジンジャケットクラウン

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101C51
55歳の男性。上顎左側第二大臼歯の舌感不良を主訴として来院した。5年前にメタルインレー処置を受け症状なく経過していたが、1週前から舌感が不良となり、一過性の冷水痛も生じるようになったという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

舌感不良の原因として考えられるのはどれか。
a 摩 耗
b 侵 蝕
c 二次齲蝕
d 舌側咬頭の破折
e メタルインレーの不適合

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102C45
38歳の女性。臼歯部の実質欠損を主訴として来院した。数年前から気付いていたが、徐々に大きくなってきたという。炭酸飲料を日常的に摂取している。一過性の冷水痛が認められるが、電気診は正常である。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 抜髄
b フッ化物塗布
c 食生活習慣の指導
d コンポジットレジン修復
e グラスアイオノマーセメン卜修復

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102C51
27歳の女性。下顎右側中切歯と側切歯の変色を主訴として来院した。小学生のころから気付いていたという。変色部表面は粗糙である。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 歯面研磨
b フッ化物塗布
c ホームブリーチ
d コンポジットレジン修復
e ウォーキングブリーチ

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103B42
32歳の女性。下顎左側小臼歯部の舌感不良を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 打 撲
b 修復物の脱離
c 硬固物の習慣的摂取
d 不適切なブラッシング
e 酸性食品の習慣的摂取

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103D27
49歳の女性。上顎前歯部の歯根露出による審美障害を主訴として来院した。口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な治療法はどれか。2つ選べ。
a 補綴装置の再製作
b ホームブリーチ法による漂白
c 超音波スケーラーによる歯面清掃
d コンポジットレジンによる充填処置
e 噴射式歯面清掃装置による着色除去

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103D31
47歳の男性。下顎左側融合歯の疼痛を主訴として来院した。半年前から冷気に痛みを覚えるという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)とを別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。
a 抜 髄
b 咬合調整
c 薬物歯面塗布
d 歯冠の形態修正
e コンポジットレジン修復

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106B18
68歳の男性。下顎前歯の舌感不良を主訴として来院した。数年前から気になっていたが、痛みがないので放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b レジンコーティング
c ラミネートベニア修復
d コンポジットレジン修復
e グラスアイオノマーセメント修復

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106D24
31歳の女性。臼歯部咬合面の舌感不良を主訴として来院した。2年前から気付いていたが、痛みがないため放置していたという。5年前から就寝前に黒酢を毎日摂取している。歯髄電気診に反応する。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 食事指導
c 全部鋳造冠修復
d セラミックインレー修復
e コンポジットレジン修復

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107D40
60歳の男性。下顎左側小臼歯の一過性の擦過痛を主訴として来院した。5年前に歯頸部の修復を受けたという。歯髄電気診に反応した。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な対応はどれか。2つ選べ。
a IPC法
b 補修修復
c 咬合調整
d ブラッシング指導
e レジンインプレグネーション

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109B18
50歳の男性。上顎中切歯の舌感不良を主訴として来院した。5年前に気付いていたが、最近特に気になってきたという。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

原因となり得るのはどれか。2つ選べ。
a 破 折
b 齲 蝕
c 酸 蝕
d 咬 耗
e 着 色

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109D33
68歳の男性。右側の下顎小臼歯付近の痛みを主訴として来院した。3か月前から咬合時の一過性の鋭い痛みを自覚しているという。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

原因歯の特定に有用なのはどれか。1つ選べ。
a 擦過診
b 根尖部触診
c 咬合力検査
d レーザー蛍光法
e 歯周ポケット検査

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110B22
75歳の男性。上顎右側中切歯と側切歯の審美不良を主訴として来院した。6か月前から気付いていたが強い痛みがないのでそのままにしていたという。エアーで一過性の疼痛を認めるが、他に症状はない。検査の結果、修復処置を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

適切な修復材料はどれか。2つ選べ。
a コンポジットレジン
b リン酸亜鉛セメント
c グラスアイオノマーセメント
d 酸化亜鉛ユージノールセメント
e タンニン・フッ化物合剤配合ポリカルボキシレートセメント

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