
以前は急性壊死性潰瘍性歯肉炎(ANUG)と呼ばれていたが、急性期でなくとも発症することから壊死性潰瘍性歯肉炎(NUG)ともよばれている。
特 徴
原 因
・Spirochete(スピロヘータ)やPrevotellaなどの混合感染
・全身的因子としてはストレスや疲労、喫煙など
・全身の衰弱や局所の不潔が関与する。
症 状
・辺縁歯肉の壊死や潰瘍、偽膜形成
・出血、接触痛
・独特の口臭
・発熱やリンパ節腫脹
処 置
急性症状がある場合
・安静、栄養補給
・抗菌薬の全身投与や消毒薬による含嗽
・ガーゼによる清掃
接触痛が著しいためブラッシングなどの機械的刺激は与えない
急性症状が治まった後
・プラークコントロール
・スケーリング、ルートプレーニング
・LDDS による薬物療法
・不適合修復や補綴物の改善
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