採血(計1問)
107A9
あ静脈血採取法で正しいのはどれか。1つ選べ。
a 採血時には駆血帯を外す。
b 手袋の装着は不要である。
c 穿刺は消毒用アルコールが乾いてから行う。
d 血液の逆流が少ない場合は陰圧を強くかけて引く。
e 血管が出にくいときは穿刺部位を心臓より高くする。
輸液(計2問)
102B33
あ25歳の男性。左側顎下部の腫脹を主訴として来院した。体温は39.0℃で、強い疼痛と開口障害とがある。昨日から食事をとっていないという。特記すべき既往歴はない。抗菌薬の点滴とともに輸液を行うこととした。
あ投与すべき成分はどれか。2つ選べ。
a 電解質
b ブドウ糖
c アミノ酸
d ビタミン
e アルブミン
117C85
あ82歳の男性。下顎埋伏智歯の抜去に先立ち、静脈路を確保した。手術開始時の輸液製剤の写真(別冊No.38)を別に示す。そのときの輸液残量を矢印で示す。
あ成人輸液セット(1mL=20滴)で1分あたりの滴下数を60滴に調整した場合、手術開始1時間後の輸液残量はどれか。1つ選べ。
a 20mL
b 70mL
c 120mL
d 170mL
e 220mL
輸血(計2問)
114C54
あ血液製剤と使用目的の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。
a 赤血球液 ーーーーー 酸素運搬能の改善
b 血小板濃厚液 ーーー ビタミンKの補充
c 新鮮凍結血漿 ーーー 凝固能の改善
d アルブミン製剤 ーー 栄養補給
e トロンビン製剤 ーー 局所止血
117C31
あ輸血について正しいのはどれか。1つ選べ。
a 血小板濃厚液はHb上昇が期待できる。
b 新鮮凍結血漿は感染を避けることができる。
c 赤血球液の有効期間は採血後1年間である。
d 自己血輸血はGVHDを防止することができる。
e 赤血球輸血は不規則抗体のスクリーニングを省略できる。


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