妊婦の麻酔(計7問)
96A67
あ抜歯時にリスクが高いのはどれか。
(1)妊娠4週
(2)心室性期外収縮10回/分
(3)血小板数15×104/μl
(4)収縮期血圧140mmHg
(5)心筋梗塞発症後1か月
a (1)、(2)、(3) b (1)、(2)、(5) c (1)、(4)、(5)
d (2)、(3)、(4) e (3)、(4)、(5)
104A55
あ32歳の女性。上顎第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。妊娠8か月であるという。診察のため水平位にしたところ、気分不快を訴え、冷汗と血圧低下とがみられた。
あ適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 身体を起こす。
b 水を飲ませる。
c 左側臥位にする。
d 下肢を挙上する。
e 口腔内吸引を行う。
106A76
あ妊婦の歯科治療で合併症のリスクが低い時期はどれか。1つ選べ。
a 妊娠 5~10週
b 妊娠11~15週
c 妊娠16~27週
d 妊娠28~34週
e 妊娠35~40週
110A103
あ妊娠35週の女性。歯科治療のため水平位にしたところ気分不快を訴えた。
あとるべき体位はどれか。1つ選べ。
a 腹臥位
b 左側臥位
c ファウラー体位
d ジャックナイフ体位
e トレンデレンブルグ体位
112A41
あ歯科治療時の偶発症で、妊娠後期の妊婦が起こしやすいのはどれか。1つ選べ。
a 過換気症候群
b ホルネル症候群
c 口腔ジスキネジア
d 神経原性ショック
e 仰臥位低血圧症候群
117A74
あ仰臥位低血圧症候群で正しいのはどれか。3つ選べ。
a 静脈還流が増加する。
b 心拍出量が減少する。
c 子宮血流量が減少する。
d 上大静脈が圧迫される。
e 妊娠後期に認められる。
117C71
あ妊婦の歯科的対応で正しいのはどれか。3つ選べ。
a 浸潤麻酔の使用は禁忌である。
b 定期的な歯科検診が必要である。
c フッ化物配合歯磨剤を推奨する。
d 治療はできる限り妊娠中期に行う。
e 抗菌薬はニューキノロン系を第一選択とする。


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