高齢者歯科学:舌接触補助床など(計7問)【歯科医師国家試験】(2025年12月4日更新)



舌接触補助床など(計7問)

103B41
36歳の女性。食物が飲み込めないことを主訴として来院した。製作した装置の写真(別冊No.39)を別に示す。

この装置によって改善する嚥下の時期はどれか。1つ選べ。
a 先行期
b 準備期
c 口腔期
d 咽頭期
e 食道期

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104C121
舌接触補助床で改善できるのはどれか。2つ選べ。
a 睡眠障害
b 構音障害
c 開口障害
d 関節円板障害
e 摂食嚥下障害

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107C93
舌接触補助床を用いたリハビリテーションが有効なのはどれか。2つ選べ。
a 舌亜全摘術後の構音障害
b 下顎区域切除術による咬合異常
c 口蓋穿孔による摂食嚥下障害
d 脳血管障害による摂食嚥下障害
e 上顎歯列の部分欠損による咬合咀嚼障害

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112A78
68歳の男性。食事中にむせることを主訴として来院した。6か月前から脳梗塞後の後遺症に対するリハビリテーションを受けているという。検査の結果、装置を用いて治療を行うこととした。治療に用いた装置の写真(別冊No. 24A)と装置装着時の口腔内写真(別冊No. 24B)を別に示す。

この装置によって改善するのはどれか。2つ選べ。
a 嚥下圧
b 咬合力
c 口唇閉鎖力
d 食塊形成能
e 鼻咽腔閉鎖機能

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115A86
81歳の女性。口腔内に食物が残留することを主訴として来院した。3か月前に脳梗塞で救急搬送され、2週前に退院したという。後遺障害として、右手にしびれ感があり、カ行の発音が不明瞭であるが、開鼻声は認めない。咬頭嵌合位での咬合接触状態を印記した義歯の写真(別冊No.32A)と食物の残留部位を示す写真(別冊No.32B)を別に示す。

主訴を改善するために適用するのはどれか。1つ選べ。
a 金属床義歯
b 舌接触補助床
c スピーチエイド
d 軟口蓋挙上装置
e オブチュレーター

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116C58
舌圧が低下した摂食嚥下障害患者に対して、舌接触補助床を用いて嚥下時の食塊移送を改善するのはどれか。1つ選べ。
a 経済的アプローチ
b 心理的アプローチ
c 代償的アプローチ
d 治療的アプローチ
e 環境改善アプローチ

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118D55
食べ物が飲み込みにくいことを自覚している上顎部分床義歯装着者が来院した。修正前の義歯の写真(別冊No.21A)とチェアサイドである修正を行った義歯の写真(別冊No.21)を別に示す。

改善が期待されるのはどれか。3つ選べ。
a 先行期
b 準備期
c 口腔期
d 咽頭期
e 食道期

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