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病態
分類
① Le Fort I型骨折:小骨片は上顎歯槽部。梨状口下部から犬歯窩を通る。
② Le Fort Ⅱ型骨折(ピラミッド型骨折):小骨片がピラミッド型。鼻骨を横断し、眼窩下孔を通る。
③ Le FortⅢ型骨折:小骨片が中顔面全体。前頭鼻頭縫合から頬骨前頭突起を通る。
症状
症状 | Le Fort I型骨折 | Le Fort Ⅱ型骨折 | Le FortⅢ型骨折 |
顔貌 | 中顔面陥没 | ||
鼻出血 | ○ | ○ | ○ |
眼症状 | × | 複視 眼球運動障害 |
複視 眼球運動障害 |
知覚異常 | 少ない | 著しい知覚障害あり 眼窓下神経障害から上唇知覚麻痺まで |
○ |
咬合異常 | ○ | ○ | ○ |
治療
・整復し、金属プレートによる固定。
・Ⅱ型、Ⅰ型での知覚異常がみられる際は眼科の治療も必要。
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