Le Fort型骨折(2019年11月25日更新)【口腔外科学】



Le Fort型骨折

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病態

分類

① Le Fort I型骨折:小骨片は上顎歯槽部。梨状口下部から犬歯窩を通る。

② Le Fort Ⅱ型骨折(ピラミッド型骨折):小骨片がピラミッド型。鼻骨を横断し、眼窩下孔を通る。

③ Le FortⅢ型骨折:小骨片が中顔面全体。前頭鼻頭縫合から頬骨前頭突起を通る。

症状

症状 Le Fort I型骨折 Le Fort Ⅱ型骨折 Le FortⅢ型骨折
顔貌 中顔面陥没
鼻出血
眼症状 × 複視
眼球運動障害
複視
眼球運動障害
知覚異常 少ない 著しい知覚障害あり
眼窓下神経障害から上唇知覚麻痺まで
咬合異常

治療

・整復し、金属プレートによる固定。

・Ⅱ型、Ⅰ型での知覚異常がみられる際は眼科の治療も必要。

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