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病態
骨芽細胞機能不全による遺伝性の先天性疾患。常染色体優性あるいは劣性遺伝によるⅠ型コラーゲン産生能の低下ないし欠損。
症状
全身所見
・長管骨の皮質が薄く、脆弱 → 骨折しやすい。
・骨の形成不全 → 身長が低い。
・青色強膜、伝音性難聴などがみられる。
・脊椎変形
口腔所見
・象牙質形成不全症(乳歯80%、永久歯35%)
・咬耗、磨耗によりエナメル質の剥離を生じやすい。
・歯根の短小化。
・歯髄腔の狭窄。
好発年齢・好発部位
・非常にまれ
治療
・歯の変色に対しては歯冠修復処置。
・骨変形や骨折に対しては整復固定。
・薬物療法(カルシトニン、ビスホスホネート)。
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