運動・社会性の発達【成長発育】(2020年7月4日更新)



運動・社会性の発達

さて、今回は運動と社会性の発達です。

ゴロやイメージ力で対応していきたいです。

たまに、運動や社会性の発達の内容を出ないと割り切ってしまう方がいますが、直近の国家試験も出題されたのでなるべく対応できるようにしておきたいです。

運動の発達に関する戦略としては以下のような手順でしょうか。

攻略の手順

① 国家試験で出題された内容は最低限覚える

② 教科書や大学の講義資料に記載されているものを覚える

(卒業試験が厳しい大学の場合は、大学の講義資料を優先的に覚えてください)

もちろん、順序性や方向性といった発育の原則からイメージができなくもないです。

しかし、限界はあるのでゴロでもなんでもいいので、覚えてしまった方が割り切りがいいかと思います。

▼参考となる過去問はこちらから▼

小児の発達

成長発育: 原始反射、運動・情動・言語などの発達(計20問)【歯科医師国家試験】(2020年6月15日更新)

18/06/2020

運動の発達

運動の発達

運動の発達は順序性や方向性などの発育の原則に従っていきます。

中枢機能が発達していくに従って粗大運動から手指をつかう微細な運動へと移行していきます。

首が座って頭が自由に動かせるようになった後で、肩や腕を動かすなど。

体幹の近いところから末梢へ向かって発達します。

もちろん、小児の発育には個人差があるため、正常範囲内にあるかどうかも評価する必要もあります。

粗大運動

姿勢や移動などの全身を使う運動のことを粗大運動といいます。

頭から末端へ、さらに手足の運動へ広がっていきます。

ゴロでいけるところはゴロで行っちゃいましょう。

ゴロ
 

・し(4)っかり首が座る

・ゴロ(56)っと寝返り

・な(7)んとかお座り

・戸(10)につかまり立ち

・1(1 歳)人立つ

・スキップは4文字、4歳

・ボタンをはめる。ボタンは3文字、3歳

・紙飛行機をおる。紙飛行機4文字、4歳

微細運動

微細運動とは、手や指などで細かい動きに関する運動のことをいいます。

最初は手のひら全体でものを掴むことから、次第に指先でつまむなど順に細かい作業ができるようになります。

5歳の終わりころまでには、歩くことや走ること、ボタンかけなどの基礎ができあがります。

ここからは補足のお話です。

 

上の画像は2枚とも天才ピカソの絵です。左が9歳ころ、右が15歳くらいです。

やはり天才といえでも発達の原則に従わざるえないのがみてわかります。

右の模写のようなデッサンは、実は鉛筆を細かく動かす技術(タッチ)みたいなものが必要で、中枢神経がいくら発達しても、肉体的に運動の発達をしないとなかなかこの技術は得られません。

一方で、左の絵のタッチは荒く、筆を握って動かしている印象を受けます。(もちろん、馬の足の描き方とかうまいなとは思いますが。)

こういうところからも腕から指先を使った微細運動の発達の過程がみられます。

社会性の発達

社会性の発達

社会性の発達は、最初は⺟親などとの関係からはじまり、次第に対⼈関係を広げる中で、社会へと適応していきます。

社会性の発達は、食事や睡眠、排泄といった基本的な習慣社会への適応していくための対人関係の2つを考えていきます。

基本的習慣

年齢 特徴
6〜7か月 コップから飲むことができる
11か月〜1歳 スプーンで食べられる
1歳9か月〜2歳 排尿を予告する
3歳 上着を自分で脱げる
4歳6か月 1人で着衣ができる

乳幼児期になると、食器を用いて食事したり、自分の服を着るなど、基本的な生活の習慣が身についてきます。

著しい心身の発達とともに、生活リズムが形成されてきます。

コップ飲みも練習が必要

コップから「一人」で飲み物を飲むというのは、水がこぼれないように口唇を閉じ、唇に触れる水分の量を感知し、飲む量を腕の動きで調整するといった、乳児にとってはとても高度な動きです。

そのため、一人でコップから飲み物を飲むのは1歳〜1歳半あたりが目処になります。

1人でコップを持って飲めることと、母親がコップを支えて飲めることは違うことに注意したいです。

よく質問が多いところでしたので、念のため記載させていただきました。

対人関係

年齢 特徴
1〜4か月 あやされると声を出して笑う
10〜11か月 人見知り
1歳9か月〜2歳 親から離れて遊ぶ(1人遊び)
2歳9か月〜3歳 ままごと役を演じれる
4歳 合同で遊ぶ

泣く、笑うなど情緒的なものを表現するところから対人関係は始まります。

その後、人見知りや親への後追い、一人遊び、友達との遊びなど、一定の順序性をもって対人関係の発達がみられます。

まとめ

最後に、発達の検査はDenverの検査だけではありません。

小児の発達基準となる指標の中に、Denver発達試験が有名ですが、ほかにも遠城寺式幼児分析的発達検査などもあります。

なので、この分野の学習の際は、さまざまな基準があることを注意しておかれた方がいいかと思います。

それらの指標によってはいわゆる『この発達がみられるのは〇〇ヶ月』というのは変わってくるので。(というのも国試に一問だけDenverとは違う時期が出題されたので一応です。)

改めて、運動・社会性の発達に関する攻略手順です。

攻略の手順

① 国家試験で出題された内容は最低限覚える

② 教科書や大学の講義資料に記載されているものを覚える

(卒業試験が厳しい大学の場合は、大学の講義資料を優先的に覚えてください)

とはいえ、なるべく参考書ではなく大学の資料を使ってください。

大学の資料は卒業試験は網羅しているのはもちろんのこと、国試もカバーしているかとおもいます。

▼参考となる過去問はこちらから▼

小児の発達

成長発育: 原始反射、運動・情動・言語などの発達(計20問)【歯科医師国家試験】(2020年6月15日更新)

18/06/2020



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