
咬合採得時のゴシックアーチ
97C46
67歳の女性。上下顎全部床義歯の製作を希望して来院した。検査装置(別冊No.21A)と描かれた図形(別冊No.21B)とを別に示す。

図形から疑われるのはどれか。2つ選べ。
a 左側方運動の障害
b 左外側翼突筋の障害
c 左顎関節の障害
d 低位咬合
e 不安定な習慣性開閉口運動
98C20
上下顎無歯顎患者でゴシックアーチ描記を行った。アペックスの位置はタッピングポイントの位置とほぼ一致しており、咬合採得した位置から後方へ2mm、左側へ1mm偏位していた。
次に行うのはどれか。
a 側方位でのチェックバイト
b 前方位でのチェックバイト
c 下顎安静位での石膏コアの採得
d アペックスの位置での石膏コアの採得
e 描記板と描記針の取り替え
102D43
68歳の男性。上下顎全部床義歯を製作中である。下顎に装着した描記板上のゴシックアーチ描記路の写真(別冊No.38)を別に示す。

矢印で示す描記路の原因はどれか。1つ選べ。
a 右側下顎頭の運動制限
b 左側下顎頭の運動制限
c 両側下顎頭の運動制限
d 右側下顎頭の過剰運動
e 左側下顎頭の過剰運動
104C80
上下顎全部床義歯製作中のある過程の写真(別冊No.00)を別に示す。

この装置による操作の目的はどれか。2つ選べ。
a 咬合力の測定
b 安静空隙の測定
c 顆路傾斜の調節
d 矢状切歯路傾斜角の調節
e タッピングポイントの評価
107D18
70歳の女性。食事困難を主訴として来院した。全部床義歯を製作することとした。義歯製作中の写真(別冊No.00)を別に示す。

この操作で確認するのはどれか。1つ選べ。
a 咬合平面
b 顆頭点の位置
c 眼窩下点の位置
d 水平的顎間関係
e 垂直的顎間関係
108C110
半調節性咬合器を用いた全部床義歯製作過程のある操作の写真(別冊No.00A、B、C)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 人工歯排列
b 再咬合採得
c チェックバイト
d 下顎作業模型の咬合器再装着
e 上顎作業模型の咬合器再装着
108C130
下顎に描記板を設置し、ゴシックアーチを描記した図を示す。

運動制限を受けている下顎頭と開口路の偏位方向の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
運動制限を受けて 開口路の
いる下顎頭 偏位方向
a 左 側 ―――― 左 側
b 左 側 ―――― 右 側
c 右 側 ―――― 左 側
d 右 側 ―――― 右 側
e 両 側 ―――― 左 側
f 両 側 ―――― 右 側
110D17
72歳の男性。上下顎全部床義歯の製作を希望して来院した。全部床義歯製作中の検査結果の写真(別冊No.00A)を別に示す。検査後、矢印で示す位置における顎間関係記録を採得した。顎間関係記録採得時の写真(別冊No.00B)を別に示す。

この記録を用いて咬合器上で調節するのはどれか。1つ選べ。
a 矢状切歯路角
b 右側平衡側顆路
c 左側作業側顆路
d 左側平衡側顆路
e 右側側方切歯路角
111C47
ある検査結果の写真(別冊No.4)を別に示す。

開口時に下顎の左方偏位が考えられるのはどれか。すべて選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
112A63
2種類の顎間関係記録装置の写真(別冊No. 10A、B)を別に示す。


10Aと比較した10Bの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 装置の安定性が優れている。
b 側方運動路が拡大して描記される。
c 描記中に術者が運動軌跡を直視できる。
d タッピングポイントのばらつきが少ない。
e 描記後に下顎模型を再装着する必要がない。
コメントを残す