小児歯科学:小児の歯内療法 〜 抜歯 〜(計7問)【歯科医師国家試験】(2020年9月15日更新)



抜歯

95B21
4歳2か月の男児。下顎左側乳臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。3か月前に┌DEの齲蝕に気づき治療を受けたが、3日前から┌D部頬側歯肉に小豆大の腫脹を生じたという。初診時の口腔内写真(別冊No.6A)とエックス線写真(別冊No.6B)とを別に示す。

┌Dに対する適切な処置はどれか。
a 断 髄
b 抜 髄
c 感染根管治療
d ヘミセクション
e 抜 歯

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97B51
8歳の女児。下顎左側第一乳臼歯の齲蝕を主訴として来院した。昨日、下顎左側乳犬歯が自然脱落したという。初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線写真(別冊No.11B)とを別に示す。

適切な処置はどれか。
a アマルガム修復
b グラスアイオノマーセメント修復
c コンポジットレジン修復
d インレー修復
e 抜 歯

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103B30
9歳の男児。下顎右側第二乳臼歯歯肉の腫脹を主訴として来院した。自発痛はなく、繰り返し膿瘍を形成するという。E┐の動揺度は2度で打診痛を認める。初診時の口腔内写真(別冊No.28A)とエックス線写真(別冊No.28B)とを別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 乳歯冠の除去
b 歯肉腫脹部の切除
c E┐の抜去
d E┐の根尖切除
e E┐の根管開放

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104D31
3歳の女児。下顎右側乳臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。 3か月前からD┐の齲蝕に気付いていたが放置していたという。咬合痛がある。D┐を抜歯することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線写真(別冊No.31B)とを別に示す。

治療方針の根拠はどれか。1つ選べ。
a 歯根の破折
b 歯冠の崩壊度
c 歯根吸収の程度
d 歯肉膿瘍の大きさ
e 歯槽骨の吸収範囲

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109B7
5歳の女児。右側の下顎乳臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。D┐の動揺は2度で打診痛があり、歯髄電気診に反応しなかった。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。

消炎処置後の処置として適切なのはどれか。1つ選べ。
a 直接覆髄
b 生活断髄
c 麻酔抜髄
d 失活抜髄
e 抜 歯

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111D78
5歳の女児。下顎右側第一乳臼歯部歯肉の発赤と腫脹を主訴として来院した。自発痛はないが、D┐頬側歯肉の圧痛を認める。初診時の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 副腎皮質ステロイド軟膏途布
c 歯周ポケット掻爬
d 辺縁部歯肉の切除
e 抜 歯

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113A48
8歳の女児。下顎左側乳臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。「Eは1 年前に治療を受けたという。軽度の動揺があるが、自発痛と打診痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線画像(別冊No.9B)を別に示す。

「Eに対する適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 生活歯髄切断
c 抜 髄
d 感染根管治療
e 抜 歯

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