歯内療法学:髄室開拡(計9問)【歯科医師国家試験】(2025年10月12日更新)



髄室開拡

髄室開拡(計9問)

99B77
48歳の男性。上顎右側第一大臼歯の再根管治療を開始したが、3根管の拡大形成終了後も打診痛が消退しないため、未発見の根管を探索することにした。初診時のエックス線写真(別冊No.35A )と3根管の拡大形成終了時の実体顕微鏡写真(別冊No.35B )とを別に示す。

探索する部位はどれか。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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105D42
55歳の男性。下顎左側第一大臼歯の疼痛を主訴として来院した。不可逆性の歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.42A)と処置中の口腔内写真(別冊No.42B)とを別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 天蓋の除去
b 作業長の測定
c 根部歯髄の除去
d 根管消毒剤の貼薬
e 根管口のロート状拡大

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110D5
67歳の男性。下顎右側第一大臼歯の激痛を主訴として来院した。疼痛は1週前から続いているという。抜髄を行うこととした。術中の口腔内写真(別冊No.00)を別に示す。

次に行う処置はどれか。1つ選べ。
a 止血
b 天蓋の除去
c 根管長の測定
d 根管の拡大形成
e 髄床底穿孔部の閉鎖

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111D81
35歳の女性。下顎右側第二大臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.27A)と術中の口腔内写真(別冊No.27B)を別に示す。

次に用いるのはどれか。1つ選べ。
a 有鉤探針
b Hファイル
c クレンザー
d ゲーツグリデンドリル
e スプーンエキスカベーター

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113B66
55歳の男性。上顎左側第一大臼歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。1週前に脱離したがそのままにしていたという。診察の結果、感染根管治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。一連の治療過程を図に示す。

③に入るのはどれか。1つ選べ。
ただし、①~⑤はa〜eのいずれかに該当する。
a 髄室開拡
b 隔壁形成
c 根管長測定
d 根管口明示
e ラバーダム防湿

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114C45
80歳の男性。上顎左側第一大臼歯の痛みを主訴として来院した。2週前から冷水痛があり、昨日から拍動性の自発痛を自覚しているという。打診痛を認める。診断をした結果、抜髄処置を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.14A)と処置中のある操作時のマイクロスコープ写真(別冊No.14B)を別に示す。

続いて行う操作で留意するのはどれか。2つ選べ。
a 歯髄の感染
b 髄床底の損傷
c 歯髄結石の残存
d 髄角部歯髄の残存
e 歯冠部感染歯質の残存

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114D58
75歳の男性。上顎右側第二大臼歯の抜髄治療中のマイクロスコープ写真(別冊No.16)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 齲蝕除去
b 根管拡大
c 髄室開拡
d 根管口明示
e 根管長測定

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115A68
62歳の女性。上顎右側第二大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。6か月前に治療を受けていたが、途中で放置していたところ、2日前から自覚するようになったという。診断をした結果、感染根管治療を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No.24A)と治療中の口腔内写真(別冊No.24B)を別に示す。

根管口を明示するのに切削すべき部位はどれか。2つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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115D27
根尖病変を有した上顎左側第一大臼歯の初診時のエックス線画像(別冊No.4A)、歯科用コーンビームCT(別冊No.4B)及び金属ポスト除去後のマイクロスコープ写真(別冊No.4C)を別に示す。

未処置の根管口の位置はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

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