根尖性歯周疾患に特有な検査(計7問)
97B62
あ60歳の女性。上顎左側小臼歯部の腫脹と疼痛とを主訴として来院した。3日前に腫脹に気付いたという。└5のプロービングデプスは1~2mm、病的動揺はない。ガッタパーチャポイント挿入時の口腔内写真(別冊No.22A )とエックス線写真(別冊No.22B )とを別に示す。
あ考えられる原因はどれか。
a 付着喪失
b 歯根破折
c 外傷性咬合
d 食片圧入
e 根尖病変
100C23
あ40歳の女性。上顎右側小臼歯部の頬側根尖相当部粘膜の腫脹を主訴として来院した。2週前に気付いたという。543┘に動揺はなく、歯周ポケットの深さは3mm以下である。初診時の口腔内写真(別冊No.23A )とエックス線写真(別冊No.23B )とを別に示す。
あ原因歯の特定に必要なのはどれか。2つ選べ。
a 打診
b 麻酔診
c 電気診
d 透照診
e インピーダンス測定検査
100C24
あ46歳の男性。上顎右側臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたが痛みがないため放置していたという。765┘は打診痛があるが動揺はなく、歯周ポケットの深さは3mm以下である。初診時の口腔内写真(別冊No.24A )とエックス線写真(別冊No.24B )とを別に示す。
あ腫脹の原因歯の特定に用いるのはどれか。
a 割り箸
b 咬合紙
c デンタルフロス
d ペーパーポイント
e ガッタパーチャポイント
101D12
あ38歳の女性。下顎左側第二小臼歯の慢性根尖性歯周炎と診断し、感染根管治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.12A)、エックス線写真(別冊No.12B)及び処置中の口腔内写真(別冊No.12C)を別に示す。
あ状況の把握に有用なのはどれか。2つ選べ。
a 直探針
b 有鉤探針
c ピンセット
d スムースブローチ
e スプーンエキスカベーター
102C24
あ56歳の女性。上顎右側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。7〜4┛は5〜10年前に治療を受けたが、原因となる歯がわからないまま鈍い痛みが持続しているという。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線写真(別冊No.21B)とを別に示す。
あ原因歯の特定に有用なのはどれか。2つ選べ。
a 温度診
b 電気診
c 根尖部の触診
d 顎下リンパ節の触診
e 瘻孔からポイントを挿入しエックス線撮影
102D52
あ50歳の男性。下顎右側第一大臼歯の精査のため紹介され来院した。10年前に治療したが、数年前から痛みと腫れとを繰り返しているという。ある処置時の口腔内写真(別冊No.47A)とエックス線写真(別冊No.47B)とを別に示す。
あこの処置の目的はどれか。1つ選べ。
a 排膿の促進
b 原因菌の採取
c 原因部位の確認
d 根管通過法の前準備
e 歯周ポケット深さの測定
109B4
あ60歳の女性。右側の上顎大臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。1か月前から腫脹と自潰を繰り返しているという。患者は心臓ペースメーカを装着している。初診時の口腔内写真(別冊No.00A)とエックス線写真(別冊No.00B)を別に示す。
あ原因歯の特定に用いる検査はどれか。1つ選べ。
a 透照診
b 麻酔診
c 動揺度検査
d 歯髄電気診
e 瘻管経路の探索


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