麻酔抜髄法(計12問)
97B57
あ59歳の男性。上顎右側第二大臼歯の疼痛を主訴として来院した。2日前から冷水痛と自発痛とがあるという。初診時の口腔内写真(別冊No.17A )とエックス線写真(別冊No.17B )とを別に示す。
あ適切な処置はどれか。
a 生活歯髄切断法
b 抜髄法
c 感染根管治療
d ルートセパレーション
e 抜歯
97B67
あ63歳の男性。上顎左側中切歯の歯冠破折を主訴として来院した。2週前に破折したという。└1に自発痛はなく、接触痛がみられる。初診時の口腔内写真(別冊No.27A )とエックス線写真(別冊No.27B )とを別に示す。
あ適切な処置はどれか。
a 直接覆髄法
b 生活断髄法
c 抜髄法
d 感染根管治療
e 外科的排膿路の確保
97B69
あ61歳の男性。上顎右側犬歯の自発痛を主訴として来院した。3┘の動揺度は1度である。初診時の口腔内写真(別冊No.29A )とエックス線写真(別冊No.29B )とを別に示す。
あまず行うべき処置はどれか。
a 覆髄法
b 断髄法
c 抜髄法
d 感染根管治療
e 外科的歯内療法
98B53
あ45歳の女性。上顎左側第二小臼歯の疼痛を主訴として来院した。1週前から冷温刺激に過敏になったという。齲窩の電気抵抗値は15kΩである。初診時の口腔内写真(別冊No.16A )とエックス線写真(別冊No.16B )とを別に示す。
あまず行うべき処置はどれか。
a コンポジットレジン修復
b 光硬化型グラスアイオノマー修復
c 間接覆髄
d 直接覆髄
e 麻酔抜髄
99B72
あ28歳の女性。下顎右側第二大臼歯の疼痛を主訴として来院した。3か月前から鈍痛があるという。7┐の齲窩は探針による擦過痛があり、電気抵抗値は13kΩである。初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線写真(別冊No.30B)とを別に示す。
あ適切な処置はどれか。
a IPC法
b 直接覆髄法
c 生活断髄法
d 麻酔抜髄法
e 感染根管治療
100C22
あ23歳の男性。上顎右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。3か月前に歯質の破折とともに冷水痛が生じ、2週前から温水痛も感じるようになったという。打診痛と冷温刺激に対する持続性の疼痛とを認める。初診時の口腔内写真(別冊No.22A )とエックス線写真(別冊No.22B )とを別に示す。
あ7┘の治療で適切な組合せはどれか。
a 歯髄鎮痛消炎療法 ―― セラミックインレー
b 生活断髄法 ――――― 金合金インレー
c 生活断髄法 ――――― 金合金アンレー
d 麻酔抜髄法 ――――― レジンインレー
e 麻酔抜髄法 ――――― 全部鋳造冠
101C7
あ41歳の女性。上顎左側第一小臼歯の疼痛を主訴として来院した。昨夜から拍動性の自発痛があるという。電気診で閾値が上昇している。初診時の口腔内写真(別冊No.6A)とエックス線写真(別冊No.6B)とを別に示す。
あ処置に際して正しいのはどれか。2つ選べ。
a 隔壁を形成する。
b 髄室開拡は扇状に行う。
c 単根管であることを考慮する。
d 抜髄即時根管充填法を選択する。
e 次亜塩素酸ナトリウム剤を使用する。
102A58
あ抜髄を行う理由で正しいのはどれか。すべて選べ。
a 疼痛の緩解
b 瘻孔の閉鎖
c 内部吸収の停止
d 歯根破折の防止
e 根尖性歯周炎の防止
103C70
あ抜髄の適応症はどれか。すべて選べ。
a 内部吸収
b 上行性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 急性全部性単純性歯髄炎
e 急性全部性化膿性歯髄炎
105C13
あ齲蝕による急性化膿性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。
あ最初に行うのはどれか。1つ選べ。
a 天蓋の除去
b 髄角部の除去
c 窩洞外形の修正
d 歯髄腔への穿孔
e 感染象牙質の除去
117B60
あ59歳の女性。下顎左側第一大臼歯の歯冠修復物脱離を主訴として来院した。2か月前に脱離したが痛みがないためそのままにしていたという。プロービング深さは全周3mm以下で歯髄電気診に生活反応を示した。初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。
あまず行うのはどれか。1つ選べ。
a 抜 髄
b 裏 層
c 間接覆髄法
d 感染根管治療
e 暫間的間接覆髄法
118C31
あ歯髄生活反応を示す歯根完成歯で、抜髄が適応となるのはどれか。2つ選べ。
a 一過性の冷水痛
b 持続性の温熱痛
c 象牙質の擦過痛
d 咀嚼時の電撃痛
e 拍動性の自発痛


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